パルミジャーノ・レッジャーノの魅力とおいしいレシピを訴求
「ベターホームのお料理教室」との共催オンラインセミナー開催
パルミジャーノ・レッジャーノ・チーズ協会(CFPR:イタリア、レッジョ・エミリア市)は、9月10日(金)、日本でのプロモーション活動の一環として、全国で料理教室を展開するベターホーム協会との共催にて、「パルミジャーノ・レッジャーノ・チーズの魅力とおいしいレシピ」と題したオンライン料理セミナーを60名対象に開催しました。
講師は日本チーズアートフロマジェ協会、副理事長、村瀬美幸氏。世界最優秀フロマジェコンクールでの優勝経験があり、各種セミナーやメディアを通じ、チーズの普及活動に力を注いでいます。
「イタリアチーズの王様」と称されるパルミジャーノ・レッジャーノは、北イタリアの限られた地域のみで、約1,000年の伝統を守り、添加物を一切使わずに職人の手により作られているチーズ。通常、約2年という長い熟成の間に育まれる深い旨味と独特な食感が特長で、パルミジャーノ・レッジャーノ・チーズ協会の厳しい審査を合格したものだけがその名を名乗ることができます。また、限定生産地域外で作られるチーズとは全くの別物です。
セミナーでは、このチーズの生産地域や製法について村瀬氏が詳しく 説明した後、専用のチーズナイフにて「割って」食べるテイスティング方法を伝授し、パルミジャーノ・レッジャーノのおつまみプレート2種の盛り付けを実演しました。次に、スライスする、粉におろす、皮を活用、と様々なスタイルで楽しむパルミジャーノ・レッジャーノの料理3品を紹介しました。
さつま芋やカボチャなどの蒸し野菜とソテーしたきのこ類や水菜を自家製フレンチドレッシングで和え、スライサーでスライスしたパルミジャーノ・レッジャーノ、ピンクペッパー、黒胡椒をトッピングしたボリューミーなサラダ。
旨味たっぷりのパルミジャーノ・レッジャーノを使うことで、生クリームなしで濃厚なコクが味わえるパスタ。全卵と卵黄を混ぜて使い、「炭焼き職人」というレシピ名通り黒胡椒をたっぷり振りかけるのがポイント。
添加物やワックスを一切使っていないパルミジャーノ・レッジャーノの皮の部分の活用法。一口大にカットし電子レンジで約1分加熱すると、膨らんで美味しいおつまみになります。
また合わせる飲み物として、パルミジャーノ・レッジャーノの地元の赤のスパークリングワイン、「ランブルスコ」やアイスティーが紹介されました。
パルミジャーノ・レッジャーノ・チーズ協会は、1934年に設立されたこのチーズの全産者が所属している非営利団体です。チーズの品質審査および本物の証としての押印を行い、世界中に広く出回る模倣品から本物を守り、正しい知識や認知度、そして消費量を向上させるための活動も行っています。
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