イムノセンス、NEDO STS採択により独自の高性能POCT機器の開発を加速
2021年10月11日
阪大発ベンチャー「株式会社イムノセンス」がNEDOの研究開発型スタートアップ支援事業(STS)に採択
このたび株式会社イムノセンス(本社:大阪府大阪市、代表取締役:杉原宏和、以下 イムノセンス)国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下NEDO)の「研究開発型スタートアップ支援事業/シード期の研究開発型スタートアップに対する事業化支援(以下STS) 」に採択されました。
NEDO STSは、将来の大型スタートアップとなるシード期の研究開発型スタートアップの創出・育成を目的に、
NEDOとVC等が協調して当該スタートアップを支援する事業です。
今回採択された助成事業および助成内容は以下のとおりです。
・助成事業の名称:独自の電気化学免疫測定法による高性能POCT機器の研究開発
・事業期間:2021年10月1日~2023年3月末日
・最大助成額:7,000万円
・認定VC:JMTCキャピタル合同会社 ※1
本採択を契機に、イムノセンスが開発するPOCT機器(臨床現場等で用いる迅速検査機器)の高性能化と実用化をさらに加速させてまいります。
イムノセンスは、独自の技術「GLEIA(Gold-Linked Electrochemical Immunoassay)※2」によって、小型・簡便・高精度な新しいPOCT製品を実現し、「いつでも・だれでも・どこでも医療グレードの迅速検査」を享受できる世界を目指しています。
※1 JMTCキャピタル合同会社について
ファブレス機能材料メーカーである日本材料技研が運営するベンチャーキャピタル。
化学・素材企業を共同出資者とする複数のファンドを通じて、ハードテック/マテリアルテックスタートアップの成長を支援する。
※2 イムノセンスの独自技術「GLEIA」について
イムノセンス創業者でもある国立大学法人大阪大学産業科学研究所特任教授 民谷栄一氏によって開発された、全く新たな免疫測定法。サンドイッチ免疫測定において抗体標識に金ナノ粒子を用い、その量を電極とポテンショスタットにて電気化学的に定量することで、簡便なシステム構成で高い検出感度を実現することができる。
イムノセンスの概要
会社設立 2020年1 月
事業内容 POCT向け免疫センサデバイスの開発
所在地 本社:大阪府大阪市中央区備後町四丁目1番3号
事業所:大阪府吹田市山田丘2-1 大阪大学フォトニクスセンター319号
代表取締役 杉原 宏和
URL https://immunosens.com/
以上
【お問い合わせ先】
株式会社イムノセンス
〒565-0871 大阪府吹田市山田丘2—1 大阪大学フォトニクスセンター319号
TEL:06-6105-6224 FAX:06-6105-6224
E-mail:immunosens@immunosens.com