4月9日は「子宮頸がんを予防する日(子宮の日)」「子宮頸がんは、予防できる。」をテーマに、HPVを正しく理解するための情報を発信
「みんパピ!」公式YouTubeチャンネルでのライブ配信イベントなどを展開
HPV(ヒトパピローマウイルス)感染症の予防方法について学んでいく仕組みを作ることを目指す「みんパピ!みんなで知ろうHPVプロジェクト」(運営:一般社団法人HPVについての情報を広く発信する会、代表理事: 稲葉 可奈子、以下「みんパピ!」)は、本日の「子宮頸がんを予防する日(子宮の日)」に合わせて、『子宮頸がんは、予防できる。』をテーマに、より多くの皆様にHPV(ヒトパピローマウイルス)について正しく知っていただくための取り組みを展開します。
■HPVについて正しく知るための「みんパピ!子宮の日 スペシャルトークライブ」を開催
「みんパピ!」の公式YouTubeチャンネルにて、HPVについて理解を深めてもらうことを目的としたライブ配信イベント「みんパピ!子宮の日 スペシャルトークライブ」を、本日、4月9日(金)19時より開催します。スペシャルトークライブには、感染症専門医の忽那賢志先生、産婦人科医の宋美玄先生にご参加いただきます。忽那先生、宋先生には、日本における子宮頸がんをはじめとしたHPV感染症を取り巻く現状や、HPVワクチンが果たすことのできる役割についてお話いただきます。
また、スペシャルトークライブには、タレントの麻美ゆまさんにもご参加いただきます。麻美さんには、2013年に「境界悪性卵巣腫瘍」のため両卵巣・子宮を全摘出したご自身の経験を踏まえて、HPVについて正しく知った上で、HPV感染症の予防について、自らの意思で判断し行動を決めることの大切さについて語っていただきます。
さらに、HPV感染症は主に性交渉により男女問わず感染します。男性にとっては、のどや肛門のがんに影響することから、海外では男性でもHPVワクチンの接種が進んでいます。このような現状を踏まえて、男性にとっても他人事ではないHPV感染症について、正しく知ることの大切さについて学んでいただく機会にできればと考えております。
<「みんパピ!子宮の日 スペシャルトークライブ」開催概要>
形式 :「みんパピ!」公式YouTubeチャンネルからの生配信
URL :https://youtu.be/BVXPj65ks3E
内容 :若年女性に起こる婦人科悪性腫瘍が、女性のキャリア
に与える影響や、生殖機能が失われることについて社会が
どう考えるべきか
参加者 :忽那賢志先生(感染症専門医)
宋美玄先生(産婦人科医)
麻美ゆまさん(タレント)
稲葉加奈子(一般社団法人HPVについての情報を広く発信する会 代表理事)
■HPVの正確な知識を伝える「メッセージ広告」展開
昨年8月の団体設立以来、「みんパピ!」は、HPV感染症について正確な知識を伝えること、そして、科学的な根拠に基づきHPVワクチンの有効性と安全性について情報発信していくことをミッションに活動を展開してきました。
そして本日、「子宮頸がんを予防する日」に合わせて、「子宮頸がんは、予防できる。」をテーマにしたメッセージ広告を朝日新聞に掲載します。
メッセージ広告では、毎年約2,800人もの方々が亡くなっている日本の子宮頸がんの現状※1と、その現状を打開するための手段の1つとして「HPVワクチン」の接種が子宮頸がんの予防につながること、そして「HPVワクチン」は、世界では約8億回にわたり接種されており、WHO(世界保健機構)も極めて安全性が高いと述べていること※2を伝えています。さらに、HPVワクチンの接種については、小学校6年生から高校1年生までの期間は女子が無料で接種できることについても触れています。HPVワクチンについて、正しい知識を得て頂いた上で判断をしてほしい、という「みんパピ!」の想いを『もう「知らなかった」という理由で、死なないでほしい。』というメッセージに込めています。
その他、HPVワクチン、HPV感染症について「正しく知ってもらい、意思決定をする」ことの大切さを伝えるために、「みんパピ!」の公式YouTubeチャンネルでは、パートナーを子宮頸がんで失ってしまった男性が、HPVとの向き合い方について語るドキュメンタリー動画(https://youtu.be/rsX0we98wMU)を本日より公開します。
「みんパピ!」では、子宮頸がんを予防する日(子宮の日)を機に展開する様々な取り組みを通じて、1人でも多くの方にHPVについて、正確な知識を深めて頂くきっかけを作っていきたいと考えています。
HPV(ヒトパピローマウイルス)は、子宮頸がんなど様々な病気を引き起こすウイルスです。子宮頸がんは、その名の通り女性の子宮にできる「がん」で、日本では毎年約1万人が新たに診断され、子宮頸がん患者の9割近くで子宮の摘出など、侵襲の大きな治療が必要になります※3。そして、日本では1年間で約2,800人の方々が子宮頸がんで亡くなっており、これは毎日8人もの人が子宮頸がんによって命を落としていることになります。※1
子宮頸がんは、全体の95%以上がHPVの感染によって発症することがわかっています※2。がんの中では珍しく、主な原因がウイルス感染であるため「HPVに対するワクチン(HPVワクチン)の接種で防ぐことができる」、いわば予防できるガンと考えられています。(2価ワクチン・4価ワクチンで約6~7割、9価ワクチンなら約9割のHPV感染を予防することが期待できます。※3
【海外との「HPVワクチン」接種率の違い】
ところが、日本では公費助成がされているにもかかわらず、(図1)に示しているように、2018年現在、わずか0.6%の接種率にとどまっています。
この低接種率の背景には、HPVワクチンの接種による重い副反応が心配されたことが要因です。そして、2013年に厚生労働省がワクチン接種の積極的勧奨を中止して以来、接種率が極端に低下し、現在に至っています。
しかし、その一方で、海外から「HPVワクチンがもたらす効果」についての様々なエビデンスがもたらされてきました。そして、2020年10月には、厚生労働省から自治体に対して、HPVワクチンの定期接種対象者への周知徹底を促す通達を行うなど、少しずつ「HPVワクチン」を正しく知ってもらう機会が増えてきています。
【「みんパピ!」(一般社団法人HPVについての情報を広く発信する会)(https://minpapi.jp)について】
「全ての日本国民にヒトパピローマウイルス(HPV)感染症に関する正確な知識を伝えること。」、「科学的な根拠に基づきHPV ワクチンの有効性と安全性について啓発することで、日本国民の健康増進に寄与すること。」の2つを活動のミッションとして掲げ、2020年8月に設立。そして、「HPV 感染症およびHPV ワクチンに関して、市民にとってわかりやすい情報を提供すること。」、「最新の医学研究を元に、科学的根拠に基づいた正確な情報を提供すること。」、「HPV ワクチン接種者が感じる副反応に対する不安に寄り添い、有効性と安全性を十分に理解した上で接種を決めていただくためのサポートをすること。」を活動の理念とし、産婦人科医や小児科医などの医療従事者、自治体の方々、学校の先生、そして市民のみなさまと、「みんなで知ろう」を合言葉に、HPVのことを学んでいく仕組み作りをしています。
2020年8月31日より行った45日間のクラウドファンディング『「がん」を予防するワクチンがあることを、みんなの当たり前に!』では、2,792名もの方々にご支援いただき、その総額は25,957,000円となりました。
【代表理事 稲葉可奈子プロフィール】
<直近のメディア出演実績>
・3月4日(木)NHK「おはよう日本」
・4月7日(水)ABEMA Prime「変わる報道番組#アベプラ②子宮頸がんとHPVを正しく知る」
https://abema.tv/channels/abema-news/slots/BGND1GGqz3XDno
※2021年4月13日(火)23:59まで無料でご視聴いただくことができます。
・4月8日(木)J-WAVE「STEP ONE」
※1国立がん研究センター 最新がん統計(https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/summary.html)
※2日本産科婦人科学会(https://www.jsog.or.jp/uploads/files/jsogpolicy/HPV_Part1_3.1.pdf)
※3日本産科婦人科学会(http://www.jsog.or.jp/modules/jsogpolicy/index.php?content_id=4)
※4WHO(https://www.who.int/vaccine_safety/committee/topics/hpv/June_2017/en/)
<報道関係者からのお問い合わせ先>
みんパピ!みんなで知ろうHPVプロジェクト PR事務局 担当:木村・牛原
E-Mail:minpapi@sustainable.co.jp
TEL:03-6276-2181 FAX:03-3376-6663
携帯:080-6769-3821(木村)090-4740-2361(牛原)
「みんパピ!」の公式YouTubeチャンネルにて、HPVについて理解を深めてもらうことを目的としたライブ配信イベント「みんパピ!子宮の日 スペシャルトークライブ」を、本日、4月9日(金)19時より開催します。スペシャルトークライブには、感染症専門医の忽那賢志先生、産婦人科医の宋美玄先生にご参加いただきます。忽那先生、宋先生には、日本における子宮頸がんをはじめとしたHPV感染症を取り巻く現状や、HPVワクチンが果たすことのできる役割についてお話いただきます。
また、スペシャルトークライブには、タレントの麻美ゆまさんにもご参加いただきます。麻美さんには、2013年に「境界悪性卵巣腫瘍」のため両卵巣・子宮を全摘出したご自身の経験を踏まえて、HPVについて正しく知った上で、HPV感染症の予防について、自らの意思で判断し行動を決めることの大切さについて語っていただきます。
さらに、HPV感染症は主に性交渉により男女問わず感染します。男性にとっては、のどや肛門のがんに影響することから、海外では男性でもHPVワクチンの接種が進んでいます。このような現状を踏まえて、男性にとっても他人事ではないHPV感染症について、正しく知ることの大切さについて学んでいただく機会にできればと考えております。
<「みんパピ!子宮の日 スペシャルトークライブ」開催概要>
日程 :2021年4月9日(金)
時間 :19:00~20:30形式 :「みんパピ!」公式YouTubeチャンネルからの生配信
URL :https://youtu.be/BVXPj65ks3E
内容 :若年女性に起こる婦人科悪性腫瘍が、女性のキャリア
に与える影響や、生殖機能が失われることについて社会が
どう考えるべきか
参加者 :忽那賢志先生(感染症専門医)
宋美玄先生(産婦人科医)
麻美ゆまさん(タレント)
稲葉加奈子(一般社団法人HPVについての情報を広く発信する会 代表理事)
■HPVの正確な知識を伝える「メッセージ広告」展開
昨年8月の団体設立以来、「みんパピ!」は、HPV感染症について正確な知識を伝えること、そして、科学的な根拠に基づきHPVワクチンの有効性と安全性について情報発信していくことをミッションに活動を展開してきました。
そして本日、「子宮頸がんを予防する日」に合わせて、「子宮頸がんは、予防できる。」をテーマにしたメッセージ広告を朝日新聞に掲載します。
メッセージ広告では、毎年約2,800人もの方々が亡くなっている日本の子宮頸がんの現状※1と、その現状を打開するための手段の1つとして「HPVワクチン」の接種が子宮頸がんの予防につながること、そして「HPVワクチン」は、世界では約8億回にわたり接種されており、WHO(世界保健機構)も極めて安全性が高いと述べていること※2を伝えています。さらに、HPVワクチンの接種については、小学校6年生から高校1年生までの期間は女子が無料で接種できることについても触れています。HPVワクチンについて、正しい知識を得て頂いた上で判断をしてほしい、という「みんパピ!」の想いを『もう「知らなかった」という理由で、死なないでほしい。』というメッセージに込めています。
その他、HPVワクチン、HPV感染症について「正しく知ってもらい、意思決定をする」ことの大切さを伝えるために、「みんパピ!」の公式YouTubeチャンネルでは、パートナーを子宮頸がんで失ってしまった男性が、HPVとの向き合い方について語るドキュメンタリー動画(https://youtu.be/rsX0we98wMU)を本日より公開します。
「みんパピ!」では、子宮頸がんを予防する日(子宮の日)を機に展開する様々な取り組みを通じて、1人でも多くの方にHPVについて、正確な知識を深めて頂くきっかけを作っていきたいと考えています。
【「HPV(ヒトパピローマウイルス)」について】
HPV(ヒトパピローマウイルス)は、子宮頸がんなど様々な病気を引き起こすウイルスです。子宮頸がんは、その名の通り女性の子宮にできる「がん」で、日本では毎年約1万人が新たに診断され、子宮頸がん患者の9割近くで子宮の摘出など、侵襲の大きな治療が必要になります※3。そして、日本では1年間で約2,800人の方々が子宮頸がんで亡くなっており、これは毎日8人もの人が子宮頸がんによって命を落としていることになります。※1
子宮頸がんは、全体の95%以上がHPVの感染によって発症することがわかっています※2。がんの中では珍しく、主な原因がウイルス感染であるため「HPVに対するワクチン(HPVワクチン)の接種で防ぐことができる」、いわば予防できるガンと考えられています。(2価ワクチン・4価ワクチンで約6~7割、9価ワクチンなら約9割のHPV感染を予防することが期待できます。※3
【海外との「HPVワクチン」接種率の違い】
現在、世界の80カ国以上において、HPVワクチンの接種を広く提供すべく、国の公費助成が実施されています。そして、世界のほとんどの国では60%以上の高い接種率が実現されており、80~90%の接種率の国も少なくありません。2006年の接種開始以来、世界では約8億回にわたり接種されており、WHO(世界保健機構)も極めて安全性が高いとしています。※4
ところが、日本では公費助成がされているにもかかわらず、(図1)に示しているように、2018年現在、わずか0.6%の接種率にとどまっています。
この低接種率の背景には、HPVワクチンの接種による重い副反応が心配されたことが要因です。そして、2013年に厚生労働省がワクチン接種の積極的勧奨を中止して以来、接種率が極端に低下し、現在に至っています。
しかし、その一方で、海外から「HPVワクチンがもたらす効果」についての様々なエビデンスがもたらされてきました。そして、2020年10月には、厚生労働省から自治体に対して、HPVワクチンの定期接種対象者への周知徹底を促す通達を行うなど、少しずつ「HPVワクチン」を正しく知ってもらう機会が増えてきています。
【「みんパピ!」(一般社団法人HPVについての情報を広く発信する会)(https://minpapi.jp)について】
「全ての日本国民にヒトパピローマウイルス(HPV)感染症に関する正確な知識を伝えること。」、「科学的な根拠に基づきHPV ワクチンの有効性と安全性について啓発することで、日本国民の健康増進に寄与すること。」の2つを活動のミッションとして掲げ、2020年8月に設立。そして、「HPV 感染症およびHPV ワクチンに関して、市民にとってわかりやすい情報を提供すること。」、「最新の医学研究を元に、科学的根拠に基づいた正確な情報を提供すること。」、「HPV ワクチン接種者が感じる副反応に対する不安に寄り添い、有効性と安全性を十分に理解した上で接種を決めていただくためのサポートをすること。」を活動の理念とし、産婦人科医や小児科医などの医療従事者、自治体の方々、学校の先生、そして市民のみなさまと、「みんなで知ろう」を合言葉に、HPVのことを学んでいく仕組み作りをしています。
2020年8月31日より行った45日間のクラウドファンディング『「がん」を予防するワクチンがあることを、みんなの当たり前に!』では、2,792名もの方々にご支援いただき、その総額は25,957,000円となりました。
【代表理事 稲葉可奈子プロフィール】
産婦人科専門医。京都大学医学部卒業、東京大学大学院にて医学博士号を取得。現在は関東中央病院産婦人科勤務。医師としての診療業務と、4児の母として育児も楽しむ生活を両立。子宮頸がん予防や性教育など、「生きていく上で必要な知識」の発信に幅広く取り組んでおり、様々なメディアに出演している。
<直近のメディア出演実績>
・3月4日(木)NHK「おはよう日本」
・4月7日(水)ABEMA Prime「変わる報道番組#アベプラ②子宮頸がんとHPVを正しく知る」
https://abema.tv/channels/abema-news/slots/BGND1GGqz3XDno
※2021年4月13日(火)23:59まで無料でご視聴いただくことができます。
・4月8日(木)J-WAVE「STEP ONE」
※1国立がん研究センター 最新がん統計(https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/summary.html)
※2日本産科婦人科学会(https://www.jsog.or.jp/uploads/files/jsogpolicy/HPV_Part1_3.1.pdf)
※3日本産科婦人科学会(http://www.jsog.or.jp/modules/jsogpolicy/index.php?content_id=4)
※4WHO(https://www.who.int/vaccine_safety/committee/topics/hpv/June_2017/en/)
<報道関係者からのお問い合わせ先>
みんパピ!みんなで知ろうHPVプロジェクト PR事務局 担当:木村・牛原
E-Mail:minpapi@sustainable.co.jp
TEL:03-6276-2181 FAX:03-3376-6663
携帯:080-6769-3821(木村)090-4740-2361(牛原)
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