UTEC、パーキンソン病治療のための装着型医療機器の開発を行う英国スタートアップCharco Neurotech, Inc.へ出資

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 株式会社東京大学エッジキャピタルパートナーズ(本社:東京都文京区/代表取締役社長:郷治 友孝/以下、UTEC)は、英国の局所的振動刺激を利用したパーキンソン病治療を目指す医療機器ベンチャーCharco Neurotech(シャルコー ニューロテック), Inc. (本社:英国ケンブリッジ/ Chief Executive and Co-founder:Lucy Jung/以下、Charco)に対して2021年9月に出資を行いました。Charcoにとってシードラウンドとなる今回のラウンドには、UTECに加え、Amadeus Capital Partners Ltd、Parkwalk Advisors Ltd、MINT Venture Partners Co., Ltd 、Crista Galli Ventures Ltdが参画しました。本ラウンドの調達総額は約1000万USドルとなります。本調達資金は、同社の臨床試験実施、商業展開開始、サプライチェーンの構築を加速させるための成長資金に充当される予定です。


 パーキンソン病は、手の震え・動作や歩行の困難などの運動障害を示す進行性の神経変性疾患で、患者数は世界で1000万人を超えると考えられています。パーキンソン病の根本的な治療法はまだ存在しないものの、対症療法として、1960年代から始まったレボドパ(L-dopa)補充療法と脳に電極を埋め込む脳深部刺激療法(Deep Brain Stimulation  以下、 DBS)が一般的とされています。しかし、レポドバの効果は次第に薄れていくことが多く、また、時には重度の副作用があることが知られております。DBSにおいては、その侵襲性や危険性から、認知障害や著しい精神症状がある場合には適応除外となることが多くあります。Charcoが開発した局所的振動刺激を利用した非侵襲的装着型医療機器「CUE1」は、非侵襲的かつ副作用のないパーキンソン病の革新的な治療法になる可能性があると判断し、投資を実行しました。

 Charcoは、パーキンソン病治療を持続的に行える非侵襲的装着型医療機器”CUE1”を開発しているケンブリッジ大発ベンチャーです。創業者であるLucy Jungは、Imperial College 在学中に、パーキンソン病の症状の一つである小字症用のペンとして刺激治療機器"Arc Pen"を開発しました。パーキンソン病に対し、局所振動刺激とキューイングの組み合わせた治療に大きな可能性を感じたLucyは、2019年6月に英国・ケンブリッジでCharcoを創業しました。医学的にパーキンソン病の治療効果が証明されているキューイングと局所振動刺激を同時に行う医療機器を開発することにより、パーキンソン病の様々な運動症状、特に最も患者のクオリティ・オブ・ライフを低下させる症状の一つである薬物治療抵抗性のすくみ足への効果が期待されています。FDA承認の取得後に、英国、韓国での臨床試験を経て、日本市場への進出を計画しており、少子高齢化が進みパーキンソン病患者の増加が予測される日本での展開を期待しております。

 この度の、CharcoのシードラウンドへのAmadeus Capital Partnersとの共同投資は、2021年8月に開始した、英国、欧州、日本において、ディープテックスタートアップのグローバル化の加速を目指す新たな協働プログラム「AUGMENT」による初号案件となります。UTECとAmadeus Capital Partnersは、Charcoのグローバル展開、日本市場への進出をハンズオンで支援していきます。
 
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