インドネシア共和国労働省と「特定技能外国人と技能実習生の募集・教育・人材能力向上」を目的とする協力覚書締結

日本国・一般社団法人ワールドフォレストとインドネシア共和国・インドネシア送出し機関連盟との協定に関して、インドネシア共和国労働省のサポート体制を構築しました。

外国人技能実習生の受入れ監理団体、特定技能外国人の紹介・支援事業者、特定技能外国人の内製化受入れ企業等のプロフェッショナルエージェント46法人が加盟する一般社団法人ワールドフォレスト(東京都千代田区、代表理事:鈴木淳司、以下「WF」)は、2022年6月29日にインドネシア共和国労働省と「インドネシア共和国労働省の職業訓練・生産性向上総局の力量に基づく特定技能人材教育訓練及び技能実習生人材能力を高めるための協力覚書」を締結し、インドネシアからの特定技能外国人と技能実習生の募集から教育・人材能力向上まで一貫としたプログラムを、インドネシア送出し機関連盟(Asosiasi Penyelenggara Pemagangan Indonesia、ジャカルタ、会長:YADI SURYADI、以下「APPI」)と共同で実施していくことが決定しました。

(右端から、インドネシア共和国労働省・Budi総局長、APPI・Yoyok事務局長、APPI・Yadi会長、WF・菊池専務理事、WF・國弘理事、WF・鈴木代表理事)(右端から、インドネシア共和国労働省・Budi総局長、APPI・Yoyok事務局長、APPI・Yadi会長、WF・菊池専務理事、WF・國弘理事、WF・鈴木代表理事)

 

【WFとAPPIの関係】

2022年4月、WFとAPPIは、「インドネシア共和国との特定技能外国人と技能実習生に係る基本的枠組みに関する協定」を締結しました。

(協定の目的)

  • WFとインドネシア共和国労働省の間の協力覚書の締結を実現させることを担保に、インドネシア共和国からの特定技能外国人・技能実習生の受入れ市場の拡大、並びに情報連携の基本的仕組みを構築することで、両国の送出しと受入れにおいて、計画されたプログラムを実現するための具体的実施の基礎として、その実施が確実に履行される環境の中で、インドネシア共和国からの特定技能外国人・技能実習生を保護します。

(WFの役割)

  1. 日本市場向けの人材募集・教育の基準の提供・公表
  2. 日本国内の受入れ企業の募集・求人者の提供
  3. インドネシア国内の特定技能外国人・技能実習生の募集、試験、面接の企画・協力
  4. 日本国内の受入れ企業と特定技能外国人・技能実習生の間で問題が発生する場合の解決の協力
  5. WFメンバーとAPPIパートナーの間で問題が発生する場合の解決の協力
  6. 日本国内の受入れ企業等がインドネシアに訪問、試験、面接を行う場合の立会いの協力
  7. その他の本業務を遂行するために必要な協力

(APPIの役割)

  1. 日本市場向けの人材募集・教育の基準の実施・報告
  2. インドネシア国内の特定技能外国人・技能実習生候補者の募集・求職者の提供
  3. 日本国内の職業紹介事業者、特定技能所属機関、監理団体、実習実施者の紹介の協力
  4. 日本国内の受入れ企業と特定技能外国人・技能実習生の間で問題が発生する場合の解決の協力
  5. WFメンバーとAPPIパートナーの間で問題が発生する場合の解決の協力
  6. 日本国内の受入れ企業等がインドネシアに訪問、試験、面接を行う場合の立会いの協力
  7. その他の本業務を遂行するために必要な協力

WFとAPPIの「インドネシア共和国での特定技能外国人と技能実習生に係る基本的枠組みに関する協定」締結(2022年4月東京都内にて)WFとAPPIの「インドネシア共和国での特定技能外国人と技能実習生に係る基本的枠組みに関する協定」締結(2022年4月東京都内にて)


【WFとインドネシア共和国労働省の関係】

2022年6月29日、WFとインドネシア共和国労働省は、「インドネシア共和国労働省の職業訓練・生産性向上総局の力量に基づく特定技能人材教育訓練及び技能実習生人材能力を高めるための協力覚書」を締結しました。
(協力覚書の目的)

  • 特定技能人材、並びに技能実習人材を育成するための職業訓練プログラム及び教育訓練プログラムの実施を通じて、労働、実習人材の力量を向上させるための両者の協力を基盤として実行され、日本での介護、ビルクリーニング、農業、畜産、溶接、製造、電気・電子、建設、造船、自動車整備、航空、外食、宿泊、食品加工等を代表とする分野・職種の特定技能職業訓練プログラム、技能実習教育訓練プログラムで人材の能力・力量・生産性を向上させることを目的とします。

(インドネシア共和国労働省の協力範囲)

  • 教育訓練に必要なものを整理し準備
  • 作業能力の基準を整理・作成
  • 教育訓練プログラム、カリキュラム、教材を作成し準備
  • 教育訓練施設と設備の提供
  • 教師の能力の向上
  • 専門家・教師の提供
  • 技能・力量・能力に基づいて教育訓練の実施
  • 日本国内の監理団体、実習実施者、職業紹介事業者、特定技能所属機関等との交流・協業推進事業及びビジネスマッチングセミナーの実施

(双方の義務)

  • 教育訓練ニーズの分析を行い整理しまとめる。
  • 作業能力の基準を作成し整理しまとめる。
  • 教育アプリやプログラム、カリキュラム、及び教材を開発する。
  • 教育訓練の参加者を募集し選定を行う。
  • 教育・訓練を実施する。
  • インドネシア共和国内・日本国内でのビジネスマッチングを行う。

WFとインドネシア共和国労働省の「インドネシア共和国労働省の職業訓練・生産性向上総局の力量に基づく特定技能人材教育訓練及び技能実習生人材能力を高めるための協力覚書」締結(2022年6月29日東京都内にて)WFとインドネシア共和国労働省の「インドネシア共和国労働省の職業訓練・生産性向上総局の力量に基づく特定技能人材教育訓練及び技能実習生人材能力を高めるための協力覚書」締結(2022年6月29日東京都内にて)


【WF・APPI共同プロジェクト概要】

今後日本で求められる海外人材の受入れニーズを担保するために、インドネシア共和国労働省の協力の下、以下の事項を実行していきます。

  1. 人材の募集に関しては、インドネシア共和国全土の送出し機関、地方自治体、並びに大学などの教育機関が募集告知に連携・協力し、特定技能及び技能実習希望者を募集します。
  2. 日本語教育に関しては、日本語教育アプリケーション「Pera Pera」を無償提供し、同アプリケーションを利用して一定の水準に達した者を対象に、日本語教育センター「ISO JEPANG」への入学許可を付与することで、日本語習得力の意欲が高い人材を確保します。
  3. 「ISO JEPANG」にて約4ヶ月間の日本語教育を実施し、特定技能の在留資格で出国を希望する人材には、合わせて特定技能分野についての専門教育を実施します。特定技能人材についてはAPPIを通じてWFメンバーの職業紹介事業者、内製化企業に対して情報が開示され、一定の日本語レベルに達した人材の面接が可能となります。技能実習の在留資格での出国を希望する技能実習人材については「ISO JEPANG」の候補者情報が、APPI送出し機関パートナーに共有され、APPIを通じてWFメンバーの監理団体に開示され、同様に面接可能となります。
  4. 適正な受入れを担保するため、APPIは送出し機関パートナーにおいて徴収される教育費やサービス手数料を一定額とし、一切のブローカーを排除し、一般的な初期費用(教育費やサービス手数料等)と比較して安価なコストで送り出すことを担保し、「ISO JEPANG」にて銀行金融機関と特別な救済金プログラムを提供します。また、WFはエージェントメンバーにおいて適正な受入れができる団体・法人であることを審査し、本プログラムに賛同する優良なWFメンバーをAPPIパートナーに紹介します。
  5. 入国後についても、様々な問題の抑止、並びに成功事例の共有を目的として、WFとAPPIは「JAWINAコンソーシアム」を共同組成し、定期的な情報交換会、勉強会を企画、実施し、問題発生時にも適宜迅速に対応し、WFメンバーとAPPIパートナー全体に水平展開できる体制を構築します。


【ISO JEPANG組織概要】
代表者 :GEGI HARTOYO
本部事務所:Gedung STC Senayan Lt. 2, No 35 Jl. Asia-Afrika Pintu IX Gelora Senayan Jakarta
設立:2021年2月
公式ホームページ:https://isojepang.com/

  • 「ISO JEPANG」は、日本で希望する分野・職種に合わせて必要な専門知識や就労マインド、スキルを教育し、その能力を取得できるように指導し、日本企業への就労を可能にするための日本語教育センターのブランド屋号になります。
  • 「ISO JEPANG」は、日本で働くための準備に重点を置いたトレーニングとカリキュラムを提供する日本語教育センターで、インドネシア全国の送出し機関と連携しています。
  • 「ISO JEPANG」は、日本で働くことを希望する方に日本語及び文化、習慣を教育し、就労チャンスを与えます。スタッフはインドネシアと日本の政府、及び民間団体で15年以上の関係と経験を持つ専門家チームにより管理されています。
  • 「ISO JEPANG」は、日本とインドネシアの政府、ビジネス、貿易、及び社会活動プログラム間の良好な関係の構築と維持において経験と実績を積み上げております。これにより、「ISO JEPANG」の指導通りに教育が進めば、日本語能力試験(JLPT)や日本語基礎テスト(JFT-BASIC)、NATテスト等、また特定技能分野の技能評価試験を取得し、採用を希望する日本企業とのマッチングを容易に行うことができます。
  • 「ISO JEPANG」は、銀行金融機関(MANDIRI銀行・BNI銀行・BRI銀行などの国営銀行)等と協力して、日本で働きたいインドネシアの方に対して、初期費用(教育費やサービス手数料)の救済金プログラムを提供しています。
  • 「ISO JEPANG」は、『(日本に)一緒に行こう、(日本で)一緒に頑張ろう』の合言葉でインドネシア全域で積極的に活動しています。

ISO JEPANGで学習する候補生たち①ISO JEPANGで学習する候補生たち①

ISO JEPANGで学習する候補生たち②ISO JEPANGで学習する候補生たち②

「ISO JEPANG」公式プロフィール動画:

 

「ISO JEPANG」活動概要動画:

 

【一般社団法人ワールドフォレスト(WF)組織概要】
代表者 :鈴木淳司
本部事務所:東京都千代田区内幸町一丁目3番1号 幸ビルディング9階
設立:2011年2月
公式ホームページ:https://world-forest.jp/
日本生活文化検定(ニチブン検定)公式ホームページ:https://jlc-test.jp/
メンバー募集中/問合せページ:https://world-forest.jp/mail/

  • ワールドフォレストは、『外国人雇用サポート』の実績豊富なエージェントが集まるプロフェッショナル集団です。2022年11月現在、監理団体、有料職業紹介事業者、一般労働者派遣事業者、業界団体、登録支援機関、送出し機関、特定技能内製化企業、業界団体、サプライヤーの46法人のエージェントメンバーが協力して、現在約3,000社、20,000人の外国人労働者等を支援中です。
  • 『世界の人財に多様な就労機会を創出し、世界に羽ばたく人材育成支援・企業成長支援を通じて、労働市場のグローバルスタンダード化と、労使の相互が成長できる環境設定を確立することで、日本の真の外国人共生社会の樹立を目指し、今後益々拡大されることが予想される外国人労働者の受入れに向けて、総合的な外国人労働者採用支援を実施する』ことをミッションに2011年2月に設立された団体です。
  • 日本で暮らす(日本を目指す)留学生、特定技能外国人、技能実習生、インターンシップ等の外国人が、日本の生活や文化を理解し、日本の社会や会社にスムーズに馴染めるようにするための検定『日本生活文化検定(通称:ニチブン検定)』を企画・運営中。
  • 2019年4月1日に施行された特定技能制度における団体の運営方針の1つとして『特定技能企業内製化推進』を掲げ、特定技能内製化企業もメンバーとして参画中。
  • 『世界各国から来日する若者たち、志と希望を胸に秘めた「世界の森」、その1本1本の木が光り輝くために我々はその太陽となり、水になりたい。』という経営理念が団体名に込められています。

【インドネシア送出し機関連盟(APPI)組織概要】
代表者:YADI SURYADI
本部事務所:Jl. Pedurenan Depok No.7A, Cisalak Ps., Kec. Cimanggis, Kota Depok, Jawa Barat, 16452.
設立:2019年4月
公式ホームページ:http://appi-indonesia.org/

  • APPIは、2022年11月現在、25社の特定技能外国人、並びに技能実習生送出し機関パートナーから構成されているインドネシア送出し機関連盟で、特定技能外国人や技能実習生の人材能力向上と出国プロセス、管理・保護の透明性を重視しています。
  • APPIは、派遣先国の産業界の意向に沿うように、特定技能外国人と技能実習生派遣を最良化・最適化するための教育プログラムをパートナー間で共有、標準化しています。
  • APPI は、高い語学力、技術力、並びに信頼性を有する、質の高い人材育成と派遣を最優先することにより日本の労働市場で信頼を獲得し、インドネシアが受入国産業の重要な担い手になるよう努めています。
  • APPIは、定められた標準化を遂行する能力を有する送出し機関を厳正に選別し組織化しています。
  • APPI は、インドネシアからの特定技能外国人と技能実習生の人的能力の向上と保護に共感し、積極的に取組まれている日本企業との協力を最優先しています。
  • APPIは、インドネシアからの特定技能外国人と技能実習生が、日本へ出国する前に、日本語レベルN4以上の語学力と分野・職種に対応した専門スキルをあらかじめ習得していることを指導し推進しています。

【本件に関するお問合せ先】
一般社団法人ワールドフォレスト 代表理事:鈴木淳司
メール問合せ:info@world-forest.jp
ホームページ問合せ:https://world-forest.jp/mail/

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会社概要

URL
http://world-forest.jp/
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
東京都千代田区内幸町1-3-1 幸ビルディング9階
電話番号
03-4321-0010
代表者名
鈴木淳司
上場
未上場
資本金
-
設立
2011年02月