20世紀演劇屈指の改革者 ポーランドの「グロトフスキ」の研究所、初の国際共同制作となる「コスモス」公演を空間演出家 小池博史が演出

2月17日、18日ポーランドにて初演、東京公演は2024年3月

演劇・舞踊・美術を融合させた空間演出により、舞台・映像制作事業を展開する小池博史ブリッジプロジェクト(株式会社サイ、本社:東京都中野区、代表取締役:小池博史、以下「ブリッジプロジェクト」)は、2月17日(金)、18日(土)ポーランドを代表する作家ヴィトルド・ゴンブローヴィッチの小説「コスモス」を、小池独自の表現で再構築した舞台作品のプレミア公演を行います。本公演は、文化庁戦略的芸術文化創造推進事業の採択企画であり、小池博史ブリッジプロジェクトとポーランドのグロトフスキ研究所※が2023年1月から2月にかけて国際共同制作を行う作品です。
本作品の東京公演は、2024年3月東京芸術劇場シアターイーストにて予定しています。

Photo by Tobiasz PapuczysPhoto by Tobiasz Papuczys

 ※グロトフスキ研究所:ポーランドの中心都市ヴロツワフにある研究所。グロトフスキという著名な演出家の理念を引き継ぐ世界的に著名なオーガニゼーション。本事業はグロトフスキ初の国際共同制作となる。

 

■本プロジェクトの経緯
2021年9月、ポーランド3都市で実施予定だったインランダィメンション・国際芸術祭に小池博史演出の「新・三人姉妹」が招聘されましたが、コロナウィルス感染拡大のため、オンライン上映に切り替わり、「新・三人姉妹」の公演収録映像と幣団体の他2作品が紹介されました。そこで、フェスティバルの共同主催者であったグロトフスキ研究所が、小池の演出作品に興味を持ったことから、フェスティバルのプロデューサー、ニコデム・カロラクとの間で本企画が持ち上がりました。カロラクは、小池がパパ・タラフマラ時代に演出したポーランドの代表作家、ヴィトルド・ゴンブロヴィッチとブルーノ・シュルツの作品を題材とした舞台を映像で鑑賞していたため、小池の演出によってゴンブロヴィッチの「コスモス」を日本人とポーランド人のバイリンガル公演として制作するアイデアを提案しました。

2022年9月、企画が実現に向かい、本公演の出演者オーディションをグロトフスキ研究所主催で行いました。オーディションには90名の応募があり、書類選考で20名に絞られ、最終選考者は5名。日本からは小池が選考した3名のパフォーマーが参加。音楽家には、ポーランドの現代ジャズシーンで著名なアルトクラリネット奏者のヴァツワフ・ジンペルが選ばれ、照明チームはグロトフスキ研究所のディレクターでもある演出家、ヤロスワフ・フレットが率います。

■作品内容
「コスモス」はゴンブロヴィッチの1965年の小説。主人公の青年が、友人と共に行き当たりばったりで借りたアパートの部屋の周辺で、不可解と思い込めば思えなくもない出来事が次々と起こります。しかし、それらは妄想によって勝手に関連付けられた出来事とも言えるのですが、青年はそれらをなんらかの事件の予兆だと考え、観察をはじめるのですが…
小池が演出する「コスモス」では、方向性を失い、惑い、次第に混迷を深め、不可解な殺人まで犯してしまう人々と、氾濫する情報によって視野が狭くなってしまう現代社会を、1960年代のポーランドで書かれた小説に仮託して描きます。様々な現象やオブジェ、偶然に置かれているもの全てが矢印に見え、それに対して偏執的ともいえるほどの探究心を見せる人々。偏執的思考はさらなる狭隘を生み、薄気味悪さが広がり、殺人へと発展し、どこにも正義がない状態が残るだけとなります。

■公演概要
【演目】「Cosmos-コスモス」(原作:ヴィトルド・ゴンブロヴィッチ「コスモス」)
【公演日】
 2023年2月17日(金)19:00開演

 

 2023年2月18日(土)19:00開演
【公演場所】
 Piekarnia Wrocław – Art Center(ヴロツワフ/ポーランド)
 住所:Księcia Witolda 62-67, 50-203 Wrocław, Poland
















【チケットのご予約】
 http://en.grotowski-institute.pl/wydarzenia/cosmos/
【その他詳細】
 *日本語版(小池博史ブリッジプロジェクト公式HP): https://wp.me/pcYA9C-n7
 *英語版(グロトフスキ研究所公式HP): http://en.grotowski-institute.pl/wydarzenia/cosmos/

■スタッフ・出演者
【演出・脚本・振付】小池博史
【音楽】Waclaw Zimpel
【出演】松島誠(日本/パフォーマー)、今井尋也(日本/能役者、小鼓演奏家)、福島梓(日本/俳優、ダンサー)、Davit Baroyan(ポーランド)、Alicja Czerniewicz(ポーランド)、Kaśka Dudek(ポーランド)、Marek Gluziński(ポーランド)、Sylwia Hefczyńska-Lewandowska(ポーランド)
【主催】文化庁・株式会社サイ・グロトフスキ研究所

■ご取材について
以下のご対応や取材が可能です。制作 穂坂(090-4674-1697/sai@kikh.com)へご連絡ください。
・公演の撮影/プレス席のご用意/演出家・キャスト・グロトフスキ研究所所長へのインタビュー

■小池博史ブリッジプロジェクトとは
創造力を核に据え、創作、教育、発信を三本柱に各々の連携を生み出そうとするプロジェクト。
舞台作品制作だけでなく映像・写真・インスタレーション・文章などあらゆるメディアを活用した多角的な発信を行なう。またイベント・講演会・ワークショップ・教育プログラムの実施など、“からだを使って考える”事の出来る人材の育成も含め、包括的な視野で世界と時代と文化の架け橋を創り出す為のアートプロジェクトとして日本国内世界各国を舞台に活動する。25作品を7ヶ国にて創作。13カ国で公演。シアターオリンピック・ベストパフォーマンス賞等を受賞。

■代表取締役・空間演出家 小池 博史(こいけ ひろし)プロフィール

Photo by Tobiasz PapuczysPhoto by Tobiasz Papuczys

空間演出家・作家・振付家・映画監督、「舞台芸術の学校」代表、武蔵野美術大学教授
1982年〜2012年、パフォーミングアーツグループ「パパ・タラフマラ」主宰。全55作品を創作。
2012年〜2022年、小池博史ブリッジプロジェクト(HKBP)主宰。25作品を創作。
現在までに演劇・舞踊・美術・音楽等のジャンルを超えた空間芸術作品を16カ国で制作、北南米、欧州、アジアオセアニアの41カ国で公演。2021年、9年に渡るプロジェクト「完全版マハーバーラタ」を上演。2020年より映画制作を開始。2022年11月より初の長編劇映画「銀河 2072」が吉祥寺アップリンクにて公開。2023年1〜2月、ポーランド、グロトフスキ研究所にて「コスモス」制作&公演。

著書:「ロング グッドバイーパパ・タラフマラとその時代」(2011年、青幻舎刊)
   「からだのこえをきく」(2013年、新潮社刊)
   「新・舞台芸術論ー21世紀風姿花伝」(2017年、水声社刊)
   「夜と言葉と世界の果てへの旅:小池博史作品集」(2018年、水声社刊)

■株式会社サイ 会社概要
当社は舞台作品やイベントの企画制作会社として1990年に設立しました。舞台芸術団体パパ・タラフマラのマネジメント業務をはじめ、ワークショップ事業や展示、グッズ製作事業などを展開しています。2012年パパ・タラフマラの解散に伴い、空間演出家小池博史のプロデュース公演やワークショップ等教育事業、制作業務を請け負っています。
社名   :株式会社サイ
設立   :1990年3月
代表者  :代表取締役 小池 博史
本社   :東京都中野区
事業内容 :舞台作品、文化芸術イベントの企画制作

 

 
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