英国政府観光庁 ( VisitBritain ) がインバウンド観光促進を目的とした数百万ポンド規模のグローバルキャンペーンを開始

英国政府観光庁（VisitBritain）は、英国で歴史に残るさまざまなイベントが開催される年を迎えるにあたり、インバウンド観光を推進するために新しいグローバルキャンペーンを開始しました。

1,000万ポンドを投入する、世界に向けたGREAT Britainマーケティングキャンペーン ‘Welcome to Another Side of Britain’ 『あなたの知らない英国へようこそ』は、海外からの観光客不足により大きく打撃を受けた英国の都市にスポットライトを当て、歓迎の言葉と旅行者が安心して滞在できることを約束するメッセージを送ります。エリザベス女王在位70周年の記念式典プラチナ・ジュビリー、バーミンガム2022年コモンウェルスゲームズ、英国各地で行われるクリエイティブの祭典『Unboxed』など今年のおもなイベントを紹介し、グローバルで魅力的な観光業に焦点を当てます。

 

 

英国政府観光庁（VisitBritain） CEO サリー・バルコムからのメッセージ

“私たちは、旅行に対する潜在的な需要があることを理解しております。私たちが現在もっとも優先することは、より多くの観光客が英国に訪れ、消費動向をいち早く持ち直すことであり、数十億ポンドの経済効果をもたらす海外からの観光客を英国に誘致することです。

 

“安心して旅行ができることを伝える歓迎メッセージとともに、活気ある多様性に満ちた各都市にスポットライトを当てました。有名な遺産や英国を代表する街のアトラクションを新しい視点から紹介し、熱気あふれるコンテンポラリーカルチャー、革新的なフード＆ドリンク業界など、新鮮でエキサイティングな体験が堪能できる英国の最新情報をお伝えします。

“今年はエリザベス女王在位70周年記念式典プラチナ・ジュビリー、バーミンガム2022年コモンウェルスゲームズ、英国各地の画期的なクリエイティブ祭典『Unboxed』が開催されます。これらは英国でしか体験できない一生に一度のイベントを観光客に提供する最高のチャンスであり、そして心からの歓迎とクリエイティビティを英国から世界にお届けする好機でもあります。

Welcome to Another Side of Britain

英国政府観光庁は世界の広告キャンペーンとして短編動画と主要都市に焦点を当てたコンテンツ発信をSNSとデジタル広告、紙媒体を組み合わせ2月中旬から開始しました。さらにコンテンツからオンラインアクセスをホームページへ誘導し、ハッシュタグ#lovegreatbritainを活用して、英国各都市での観光スポットやアクティビティそして体験型旅行など『 あなたの知らない英国』を紹介します。そこではリヴァプールの屋上テラスで楽しむアフタヌーンティーやエディンバラ・フェスティバル・フリンジ、ロンドンのテムズ川に浮かぶホットタブ、カーディフのジン蒸留所でテイスティングなどの情報を発信しています。

短編動画URL: https://www.youtube.com/watch?app=desktop&v=EetGa7AyrN4

ホームページ（日本語）：https://www.visitbritain.com/jp/ja

 

ペイドメディア（有料広告）によるキャンペーンは、フランス、ドイツ、イタリア、オランダ、スペインなどの英国の主要な短距離ヨーロッパ線市場と、英国インバウンド顧客マーケットでもっとも貴重なアメリカで実施されています。キャンペーン活動はさらに、ビジネスと消費者双方のグローバルおよび国内のソーシャルチャンネルを幅広く駆使し、旅行業界と協力して世界中の英国政府観光庁(VisitBritain)マーケットへ向けても行なわれています。

英国政府観光庁はまた、マーケティングやブランドキャンペーン向けの資料をウェブサイトから無料でダウンロード出来るようにしました。英国各地の観光事業、観光アトラクションや観光地にキャンペーン販促物を利用するよう呼びかけています。

資料ダウンロードURL：https://www.visitbritain.org/be-part-our-international-marketing-campaign-welcome-another-side-britain

キャンペーンでは、英国政府観光庁の消費者意識調査による、2022年に海外旅行をする意向が最も高いグループにターゲットを絞り、消費喚起を図ります。英国政府観光庁が13の市場で調査した、今後12ヶ月以内に海外旅行を予定している人々の半数以上は、まだ予約も行き先も決めておらず、行き先の選択と予約に影響を与える貴重な機会となっています。

英国政府観光庁は、2020年〜2021年の間に英国における海外からの観光客の消費額の損失は480億ポンド以上になると試算しています。

英国政府観光庁の ‘Welcome to Another Side of Britain’『あなたの知らない英国へようこそ』キャンペーンは、英国政府の「GREAT」キャンペーンの一環として実施されています。

インバウンド観光は、2019年の英国経済にとって280億ポンド以上の価値があり、3番目に重要な輸出分野です。

ENDS

• 編集者への注釈

■このキャンペーンは日本では2022年3月12日にローンチしました。

■キャンペーン用の画像ダウンロードはこちらから https://www.visitbritain.org/visitbritain-launches-multi-million-pound-global-campaign-drive-inbound-tourism

■英国政府観光庁の国際マーケティングキャンペーン用に動画と関連画像に取り上げた都市と体験は以下です。バース、バーミンガム、ブライトン、ブリストル、ケンブリッジ、カーディフ、グラスゴー、エディンバラ、ロンドン、リヴァプール、オックスフォード、マンチェスター、ヨーク

■キャンペーンの各都市ごとの情報は英国政府観光庁独自調査によりターゲット顧客の現在旅行に対する興味や意欲をもとに作成されています。『街の食べ物』『今話題の街の見どころ』『街でアウトドア』といったテーマを『責任ある旅行』『再びつながる旅行』『自由な探検』などと合わせています。

■世界の消費者心理調査に基づいて選出した英国政府観光庁キャンペーンのターゲット顧客は、今年中に意欲的に旅行を計画している人たちです。「バズシーカー」と呼ばれるこのオーディエンスは、普段からアクティブで、ホリデー中は予定をたくさん組む、刺激的で新しい体験とアイディアを求める、とても貴重な「体験探求型」旅行者たちです。

■アメリカは英国のインバウンド顧客マーケットでもっとも貴重でもっとも旅行者消費支出が多い市場です。2019年には42億ポンドの旅行消費があり、これはインバウンド総消費額の15％に当たります。 2019年、アメリカから総旅行者数の11％に当たる延べ450万人が訪英しました。また、英国のインバウンド市場3番目と4番目であるドイツとフランスからは、 2019年、それぞれ16億ポンドと14億ポンドの経済価値がありました。

■日本は英国のインバウンド顧客マーケットで成長している市場です。パンデミック前、2019年までの5年間で12％増加し延べ38万9千人が日本から訪英しました。日本人観光客による英国での消費総額は3億6900万ポンドです。

■英国政府観光庁はコロナ禍での世界の消費者心理調査を随時追っており、最新の調査によるとこの先12ヶ月で全体的に海外旅行需要が高くなることを示しています。日本人を対象にしたアンケート調査の38％はこの先12ヶ月以内におそらくまたはかならず海外旅行に行くと回答し、英国は望ましい旅行先としてヨーロッパ圏内で4位にランクインしています。

■エリザベス女王在位70周年の記念式典プラチナ・ジュビリー、UNBOXED: Creativity in the UK’ 2022、バーミンガム2022年コモンウェルスゲームズの詳細はそれぞれのリンクをご利用ください。また英国政府公式サイトにも専用ページがございます。https://www.gov.uk/government/topical-events/2022-events-platinum-jubilee-commonwealth-games-unboxed

 

• リンク

エリザベス女王の在位70周年を祝うプラチナ・ジュビリー

https://www.royal.uk/platinumjubilee

バーミンガム2022年 コモンウェルスゲームズ
https://www.birmingham2022.com/

UNBOXED: Creativity in the UK2022
https://unboxed2022.uk/what-is-unboxed

 

2022年に英国で開催される他のイベント
https://www.visitbritain.com/gb/en/reasons-why-britains-brilliant-2022

 

英国政府GREATキャンペーンの詳細は以下をご参照ください
https://www.greatcampaign.com/


【本キャンペーンに関するお問い合わせ】
英国政府観光庁

久木智子
URL: https://www.visitbritain.com/jp/ja
E-mail: [e-mail]