LIVING TECH カンファレンスにて「parks」が次世代のネットワーキングを演出
活用の背景
現代社会で重要性が高まるネットワーキングは、ビジネスや専門分野における人脈構築や新たな機会の創出、問題解決のために不可欠ですが、従来のネットワーキングにはいくつかの課題がありました。
イベント内交流の限界
イベントや会議に参加する際、全ての参加者と個々に名刺交換を行い、深い対話を通じて関係を築くことは、しばしば難しいとされています。限られた時間の中で、一人一人の専門知識やスキルを十分に理解することはより一層困難です。これにより、有意義な連携が生まれる機会も逃しがちになってしまいます。
実際に寄せられた声:
・名刺交換が一部の人に限られ、全員と交換することができない。
・参加した目的にそぐわない人ばかりと話してしまうことがある。
・何度も自己紹介から始まることが多い。
継続的な関係性構築の難しさ
多くのネットワーキングイベントでは、参加者間の交流が一度限りのものとなりがちです。イベント終了後に関係を継続的に深める機会が不足しているため、新たな共創へとつながる可能性も多くの場合不確かなものとなっています。
実際に寄せられた声:
・その日だけの出会いで終わってしまい、関係が継続しない。
・繋がりたい人と繋がれなかった。
このような現代における課題を踏まえ、参加者同士が深く交流し、持続可能な関係性を築くために、ネットワーキングの質を向上させる必要性が高まっています。
カンファレンスの共創促進を目的にparksを活用
LIVING TECHカンファレンスを主催するLIVING TECH協会は、業界特化型の社団法人ではなく、多岐にわたる業界の企業が集まる団体、かつBtoB、BtoCのビジネスが混在、また各社の担当者も新規事業開発やマーケティング、研究開発、広報担当など多岐にわたるため、それぞれの課題や目的の達成に向けたマネジメントが難しく、ネットワーキングにおける現代的な課題に対処し、その質を向上させるために事務局のアイデアを元に、トライ&エラーをしながらさまざまな解決策を試みてきました。
その活動を通じて、2023年10月に会員企業約50社を対象としたアンケートで、NPS14.0という成果が出ましたが、さらに企業間連携を加速して、参画企業各社のメリット創出を実現させるために、LIVING TECH協会は新しいネットワーキング手法として「parks」を採用しました。
parksは、効率的な人脈構築をサポートし、参加者同士の継続的な交流を促進することで、共創の機会を広げます。parksを利用することで、参加者は誰とでもスムーズに繋がり、価値ある関係を築くことが可能になります。
parksとは、経験、スキル、個性を示す「キューブ」をメンバー同士が共有しあうことで、互いの知識と能力を可視化するチームコラボレーションツールです。トランザクティブ・メモリーの概念と最新テクノロジーのAIを活用して、効率的にメンバー間のコミュニケーションを促進します。
手法
事前登録:
参加者および登壇者に対し、事前にparksに情報登録を依頼します。これにより、参加者のプロフィールや興味・関心を事前に把握し、効率的なマッチングが可能になります。
登壇者登録案内:
登壇者に登壇依頼を行う際にも、parksへの登録を案内し、より多くの情報を提供することで、参加者と登壇者の間の交流を促進します。
parksの活用によるメリット
・ターゲットマッチング:参加者が本当に話したい属性の人と出会えるようになり、効率的にネットワーキングの時間を活用することができます。
・対話の情報量の増加:parksには事前に情報が登録されているため、都度の自己紹介の必要もなく、興味がある話題の会話がスムーズに進みます。
・継続的な関係性の構築:parksを通じて得たつながりを、イベント終了後もparks上で継続させることが可能です。
parksを活用することで、カンファレンスのネットワーキング体験が大きく向上し、参加者同士の共創が促進されることを期待しています。
ご担当者様のコメント
(一般社団法人LIVING TECH協会 事務局長/リノベる CVC本部部長 長島功 様)
仕事柄、住宅関連やIT関連の展示会などに行く機会があったり、ネットワーキングに参加する機会がありますが、目当ての方がいろいろな方とご挨拶されていてタイミングが合わなかったり、声をかけられてご挨拶したものの、限られた時間での情報交換で、共創の糸口が見つからなかったり、自分自身が引っ込み思案な性格もありで、なかなか自分から声をかけにくかったりと、ネットワーキングできる場にいても効果的なつながりができないジレンマを感じていました。
また、名刺交換できたとしても、所属や肩書はわかるものの、具体的にどんなことに取り組まれているか、どんな実績があるか、どんな得意分野があるか、どんな人脈があるかなどは、会話しないとわからないことが多くあります。
当協会は「業界横断で共創機会を提供」、「実践的アライアンスの場を提供」を提供価値の一つとしているので、参画企業の担当者とのつながりを持てることが非常に重要になってきます。名刺交換だけでは得られない情報や、時間がなくて挨拶したい方につながれなかった機会損失は、参加していただく皆様にとってはデメリットでしかないので、今回の企画のMeetUpでは、その課題を解決し、関わる皆様を効率的・有機的につなげる一助になればと思っています。
カンファレンス・協会・会社情報について
LIVING TECH協会について
「人々の暮らしを、テクノロジーで豊かにする。」をミッションに、ユーザーのより良い暮らしを実現すべく、住宅、メーカー、サービス等の業界、大手・スタートアップ問わず様々な企業が集まり業界の垣根を超えてSociety5.0の実現に寄与すべく2020年に設立されたLIVING TECH協会は、2024年5月現在で参画企業が63社となり、スマートホーム業界のみならず、住宅・サービス・情報通信・百貨店など、参画企業の業界の幅も、連携団体の幅も広がってきました。
LIVING TECH Conference #6について
今年で6回目を迎える「LIVING TECH カンファレンス」は
『業界横断の共創でつくる、環境にも人にもやさしい、well-beingな暮らし』をテーマに、エネルギー、ライフスタイル、まちづくり、家事、見守り(介護・ペット)など暮らしと住まいを取り巻く最新トレンドに関するテクノロジーを活用した最新の住宅事例や、業種を超えた有識者のディスカッションから、これからの住宅のスタンダードを紐解きます。また、国内外のスマートホーム産業がわかる「スマートホームカオスマップ最新版」も発表予定。更に、テーマでもある「業界横断の共創」を加速させるため、ネットワーキングの場を強化し、共創のきっかけが生まれる場となることを目指します。
日時:2024年6月5日(水)
場所:東京ミッドタウン日比谷とオンラインで同時開催
公式サイト:https://livingtech.ltajapan.com/ltc006/
LIVING TECH協会オープンコミュニティの事前登録について
カンファレンステーマでもある「業界横断の新たな共創」によるシナジーを効果的かつ持続可能に創出するため、カンファレンス参加者・視聴者は、当協会のオープンコミュニティに参加が可能です。当協会のオープンコミュニティは、チームコラボレーションサービス「parks」の活用により、参加者が持つ多様なスキル、経験、ノウハウ、そして個性を可視化し、共創を望むキーワードを入力することで、AIが最適な協力者を推薦し連携を促進するサービスです。 登録することで、連携を望むコミュニティメンバーからのアプローチを受けることが期待できるほか、積極的にPoCや協業連携を求める相手を見つけることも可能です。
参加登録はこちら (登録無料)
https://xparks.jp/member/registration?workspaceInvitationToken=bILRb2pHUtOEmAEJncAQyV4mVlPzWyqj
LIVING TECH協会 団体概要
名称:一般社団法人LIVING TECH協会
所在地:東京都港区南青山5丁目‐4‐35 たつむら青山ビル
公式HP:https://www.ltajapan.com/
代表理事:山下 智弘(リノベる株式会社 代表取締役)
代表理事:澤田 大輔(アマゾンジャパン合同会社 Alexa インターナショナル 事業開発本部 本部長)
株式会社Rond 会社概要
会社名:株式会社Rond
所在地:東京都港区南青山2丁目2番15号Win AoyamaビルUCF6階
代表者:代表取締役 豊永 悠馬
事業内容:「みんなが能力を発揮するインフラになる」をビジョンに掲げ、チームコラボレーションサービス「parks」の開発・提供
parks公式サイト:https://lp.xparks.jp
コーポレートサイト:https://rond.co.jp
本件に関するお問い合わせ:https://rond.co.jp/contact
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