子ども向け金融教育ベンチャーMEMEがMUFG Digital アクセラレータ」にて準グランプリを受賞
三菱UFJ銀行と共同で教育機関へのサービス検討を開始
併せて、三菱UFJ銀行とMEMEが提供する親子でお金の大切さを知るアプリ「manimo(マニモ)」での提携と、「manimo(マニモ)」の機能を活用した教育機関向けサービスにおける協業・事業開発の検証を開始することをお知らせいたします。
MEMEは、「manimo」のユーザービリティの向上やユーザーの獲得、トラクションデータの蓄積を行い、子育て世帯と子どもを対象とする「manimo」を活用した新しい金融サービスの提供や、市場拡大への可能性について検証してまいります。
近年、デジタル技術の革新に伴う決済手段の多様化や、高等学校の家庭科の学習内容に資産形成が加わるなど、子どもに対する「金融教育」への注目度が高まっています。特に、キャッシュレス決済の普及により、現金に触れる機会が減っていることで、子どもから「お金の流れ」や「お金の価値」などが見えにくくなっていることが課題となっています。
MEMEでは、現在の生活様式に合わせたお金の価値や適切なお金の使い方を学習することで、将来のお金のトラブルを防ぎ、人生100年時代に必要なお金を「貯める」「使う」「増やす」といった金融リテラシーを身につけることにつながると考え、子ども向け金融教育サービスの提供と子育て世帯への金融サービス事業を拡大してまいります。
■MUFG Digital アクセラレータ 第6期プログラムでの準グランプリ受賞について
「MUFG Digital アクセラレータ」は、MUFGが2015年に設立した邦銀初のスタートアップアクセラレータ・プログラム。決済、融資、資産運用などのフィンテック領域や、AI、ブロックチェーン、IoTなどの先端技術を活用した事業領域を主な対象として、MUFGが総力をあげて事業プランのブラッシュアップ、プロトタイプの構築支援、事業プランの方向性に合わせたパートナー選定、アライアンスなど、事業化に向けたステップを全面的に支援する約4ヶ月間のアクセラレータプログラムです。実際に、本プログラムを起点としてスタートアップの新事業や、MUFGとの様々な協業が生まれています。
最終日のDEMO DAYでは「MUFG Digital アクセラレータ」第6期プログラム採択企業5社が、事業と新たな挑戦を発表しました。MEMEは、「準グランプリ」を受賞いたしました。
■MEMEと三菱UFJ銀行の協業について
MEMEが提供する「manimo」は、お金の価値・大切さを学べる親子向けアプリです。親子で「使う」・「貯める」・「稼ぐ」を通じてお金について実践的に学んでいきます。今まで紙とペンだけでは親子間で習得することが難しかった習慣化を、キャッシュレス決済をツールとして取り入れ、自動入力を活用することで親子で身に着けることができます。キャッシュレス化により、子どもがお金は無限だと思ってしまうのではないかという懸念に対しては、お手伝いやミッションのタスクを設けることで、こどもにお金の入り口を意識させる仕組みとなっております。
協業・事業開発の検証を行う具体的な内容は、2つあります。1つは、超若年層向けのキャッシュレス決済ツールの開発とアップデートです。現状、指定の銀行口座を用いてデビットカードを発行しているモデルに対して、親の好きな口座からお小遣いの受け渡しがアプリケーション上でできる仕組みを構築いたします。2つめは、主に小中学校の集金業務の課題解決を中心とした学校向けの新たな決済ソリューションの構築です。小中学校の集金業務は未だに集金袋を用いて資金を回収していることが多く、子どもの親や教職員にとって負担となっています。三菱UFJ銀行と資金回収業務において協業することにより、学校は親のスマホアプリに集金のお知らせを送り、親はアプリに予め登録した銀行口座(複数銀行から選択可能)からリアルタイムに支払いをするサービスを実現します。本サービスを通じて、キャッシュレス化が進んでいない領域の1つである学校領域でもキャッシュレス化を促進してまいります。
■株式会社MEMEについて
所在地:東京都中央区日本橋浜町2丁目29−1NSK日本橋浜町ビル2階
代表取締役:齋藤 舞
事業内容:子供向け金融教育/キャッシュレス事業
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