69.2%が、部下のマネジメントを「勘・経験だより」で実施 マネジメントの課題、3割が「マイクロマネジメント」をしてしまう結果に
〜【大企業の中間管理職107名にアンケート】テレワークが進む中約6割が部下のマネジメント方法に「苦戦」〜
経営・組織コンサルティング及びHR-Tech・プラットフォーム事業を手がけるエッグフォワード株式会社の関連会社である株式会社みんなのエージェント(本社:東京都港区、代表取締役社長:徳谷 智史)は、大企業(従業員数500名以上)の中間管理職107名を対象に、「Withコロナのマネジメント」に関する実態調査を実施しましたので、発表いたします。
- サマリー
- 調査概要
調査方法:インターネット調査
調査期間:2021年12月15日〜同年12月17日
有効回答:大企業(従業員数500名以上)の中間管理職107名
- コロナ禍で、63.6%が「部下の適切なマネジメント方法が変化した」と回答
・かなりそう思う:18.7%
・ややそう思う:44.9%・あまりそう思わない:27.1%
・全くそう思わない:8.4%
・わからない:0.9%
- 部下のマネジメント方法で変化した点、「少ない人員での効率重視のマネジメントを求められる」や「日頃の行動より成果を見るようになった」など
<自由回答・一部抜粋>
・49歳:より少ない人員での効率重視のマネジメントを求められるようになった。
・54歳:日頃の行動より成果を見るようになった。
・53歳:仕事の進み具合が見えにくい場合がある。
・51歳:タイムマネジメントとコミュニケーション方法。
・46歳:こまめな状況確認が必要。
・54歳:対面で指導や意見交換出来ていたが、web などでのやり方や伝わり方が異なる。
・40歳:精神面だけでなく、身体面も調子を聞くようになった。
・34歳:全てを指示するのではなく、自発的に考えて行動するように促す。
・46歳:モチベーションの維持が難しくなった。
・49歳:テレワークが増え、飲み会が減り、コミュニケーションが図りづらくなった。
・53歳:コミュニケーションを取る頻度とタイミングを計るようになった。
・54歳:基礎疾患の有無など、部下の体調も管理するようになった。
・47歳:評価基準の見直しが行われたこと。
- 中間管理職の60.8%が、コロナ禍における「部下のマネジメント」に苦戦
・かなりにそう感じる:15.0%
・ややそう感じる:45.8%
・あまりそう感じない:29.9%
・全くそう感じない:9.3%
- マネジメントの課題、「部下とのコミュニケーション量が減少している」が75.4%で最多
・部下とのコミュニケーション量が減少している:75.4%
・リモートではコロナ前のマネジメントでは通用しない:35.4%
・マネジメント方法の再現性がない:30.8%
・マイクロマネジメントをしてしまう:29.2%
・目標設定方法がわからない:21.5%
・その他:3.1%
・わからない/答えられない:3.1%
- 約7割の中間管理職が、部下のマネジメントの際「勘や経験だよりになってしまう」と回答
・かなりある:16.9%
・ややある:52.3%
・あまりない:25.2%
・全くない:5.6%
- 「勘や経験だより」のマネジメントを実施する中間管理職の85.1%は、現状のマネジメントを改善希望
・かなりそう思う:21.6%
・ややそう思う:63.5%
・あまりそう思わない:14.9%
・全くそう思わない:0.0%
- マネジメントが勘や経験だよりになってしまう場面、「新入社員に対する、営業活動のOJT」や「コロナ禍によって経験したことがない環境」
<自由回答・一部抜粋>
・54歳:自分の過去の経験を基準にしてしまう。
・49歳:コロナ禍によって経験したことがない環境。
・54歳:新しいアクションだと流用できるデータが少なくて、数字で説明できない。
・48歳:咄嗟の判断。
・54歳:アドバイスをする際に、個人個人に合った伝え方に配慮する場合。
・51歳:顧客との折衝や開拓について。
・42歳:日常的な人との関わり方。
・46歳:繁忙期のタスク割、昇進時の面談など。
・54歳:情報を上手く生かしきれない。
・40歳:表情などで勝手に調子をみてしまう。
・34歳:新入社員に対する、営業活動のOJT。
・48歳:自分が経験したことで説明できるので、そういった指導方法に胡坐をかいてしまう。
・52歳:他に方法が浮かばない
- 今の時代の働き方にあったマネジメントを学ぶことができる「リモート研修型育成プログラム」に、約6割が興味
・非常に興味がある:17.7%
・やや興味がある:40.2%
・あまり興味がない:24.3%
・全く興味がない:17.8%
- 「業務状況の可視化、ダッシュボードによる分析ができるサービス」に63.5%が興味
・非常に興味がある:18.6%
・やや興味がある:44.9%
・あまり興味がない:21.5%
・全く興味がない:15.0%
- まとめ
まず、コロナ禍による働き方の変化で、中間管理職の63.6%が、「部下の適切なマネジメント方法が変化した」と実感しており、変化した点として、「より少ない人員での効率重視のマネジメントを求められる」や、「日頃の行動より成果を見るようになった」など、行動が目に見えないことによる評価基準が変わった点などが挙げられました。
次に、中間管理職の60.8%が、コロナ禍における「部下のマネジメント」に苦戦していることが判明しました。具体的には、「部下とのコミュニケーション量が減少している」が75.4%で最多の意見となり、コミュニケーション不足を深刻な課題として捉えていることがわかりました。
また、「部下のマネジメントを行う際に、勘や経験だよりになってしまう」と約7割の中間管理職が実感しており、そのうち約9割は、「勘や経験だより」のマネジメントを改善したいと考えていることがわかりました。マネジメントが勘や経験だよりになってしまう場面については、「新入社員に対する、営業活動のOJT」の場面や、「コロナ禍によって経験したことがない環境」などが挙げられました。
今回の調査では、年々働き方が進化していく中で、我流のマネジメントに限界を感じている役職者が多いことが判明しました。また、このような課題を抱えている管理職の約6割が、時代に合ったマネジメントを学ぶことができる「リモート研修型育成プログラム」に興味を示していることがわかりました。マネジメントにおいて、オンラインで通用する組織や業務状況の可視化などについても高い関心が寄せられていることから、「新しい時代のマネジメント力」を身につけることが、今まさに役職者に求められていると言えるでしょう。
- リモート時代に体系的な知識を得るオンラインマネジメント育成プログラム「MANAGEMENT COMPASS」
マネジメントコンパスとは、関連会社のエッグフォワードが提供する、通算2万人以上を超える数多くのエクセレントカンパニーやスタートアップに対し、包括的な組織・人材コンサルティングを手がけてきたエッグフォワード社が開発した、リモート研修型のマネジメント育成プログラムです。
動画による体系的なマネジメント知識のインプットから、目標管理などマネジメントに必要なフォーマットを提供し、マネジメントの課題を解決するサービスです。
URL:https://management-compass.jp/
- 会社概要
設立 :2020年7月15日
代表者 :代表取締役社長 徳谷智史
所在地 :東京都港区北青山3-3-11 ルネ青山ビル7階
URL :https://all-agent.com/
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