ブレインクリニックの松尾医師が、アメリカで開催された第13回CTMSS(臨床TMS学会)年次総会で、「発達障害特性による生きづらさに対するTMSの治療効果」について研究成果を発表。
ブレインクリニック新宿院院長(総括院長兼任)の松尾佳司医師は、2025年6月12日~14日の日程でアメリカ・カリフォルニア州・サンディエゴで開催されたCTMSS(臨床TMS学会)年次総会で、「発達障害特性による生きづらさに対するTMSの治療効果」について学術発表したことをお知らせいたします。

学会名:Clinical TMS Society's 13th Annual Meeting(第13回臨床TMS学会年次総会)
https://ctmss.joynconference.com/v2/
主催:Clinical TMS Society(臨床TMS学会)
日程:2025年6月12日(木)~14日(土)
会場:シェラトン サンディエゴ ホテル&マリーナ(アメリカ・カリフォルニア州サンディエゴ)

世界中から多くの医療従事者や研究者、TMSプロバイダーが一堂に会するCTMSS(臨床TMS学会)年次総会。そのポスターセッションにおいてブレインクリニックの松尾医師は、優位半球DLPFC(背外側前頭前野)への低頻度刺激と、非優位半球DLPFCへの高頻度刺激を適切に組み合わせることで、発達障害特性による生きづらさが改善されることを明らかにする研究成果を発表しました。会場では、たくさんの精神医学や児童精神医学に関わる医療従事者や研究者、TMSプロバイダーの興味や関心を集めました。

ポスター発表の概要
発達障害特性による生きづらさを抱え困っているおよそ5,000名の患者様に対し、優位半球DLPFC(背外側前頭前野)への低頻度刺激(r-TMS)と、非優位半球DLPFCへの高頻度刺激(i-TBS)を適切に組み合わせて治療を行った結果、およそ8~9割の患者様において、反芻思考や気分の切り替え不良など発達障害特性の改善が見られ、生きづらさの解消に繋がりました。副作用の頻度も少なく、あっても頭痛やめまいなど軽度なものであり、全身性けいれんなど重大な副作用は認めませんでした。今回、発達障害特性により生きづらさを抱える人々に対し、我々の方式でTMS(反復経頭蓋磁気刺激治療)を実施することの有効性と安全性が検証されました。



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