阪神大震災を乗り越え、30年にむけて大規模改修 あの煉瓦造りの建物をふたたび「サザンモール六甲B612」は、生まれ変わります
【工期】≪北棟:2024年1月中旬~2024年 4月末≫ ≪南棟:2024年5月中旬~2024年12月中旬≫
大規模改修の背景
小泉製麻グループの株式会社サザンモール六甲(所在地:神戸市灘区 代表取締役社長:植村浩史)が運営する商業施設「サザンモール六甲B612」の前身「ROKKO23(ヴァントワァ)」は、1995年1月17日の「阪神淡路大震災」によってすべての建物が全壊しました。
震災当時、地域の方々は「新在家のシンボルである『アクタス』が倒壊したと悲しんでおられました。地域を元気にするためには『アクタス』復活が最優先である。」と当時の植村武雄社長は言っております。
想いを引き継いだ現植村浩史社長も、「新在家という街を元気にしたい!地域の方々に喜んでもらえるような意匠性の高い商業施設にしたい!煉瓦造りを復元させたい!」と奮起。ALC造の建物でも煉瓦造りに最大限に近づけるための塗材や、高度な技術を要する職人探しに奔走し、神戸を拠点とする職人との出会いが、今回の大規模改修を具体的にすすめることできました。
煉瓦造りへの想い
震災前の『ROKKO23(ヴァントワァ)』は、1992年に建設省(現:国土交通省)主催の「都市景観大賞」や、「神戸市建築文化賞」、「神戸建築100選」に選ばれるなど、注目を集めた施設の再来を『サザンモール六甲B612』で実現したいと考えています。
当施設がある新在家南町地区は、酒蔵のまち・歴史のまちとしての街並みを守るため、神戸市長と新在家まちづくり委員会の間で「新在家南地区まちづくり協定(*1)」を締結し、景観ルールを定め「色彩景観誘導指針」を策定されました。指針には意匠と色彩の基準があり、今回の大規模改修で使用するカラーは、色彩景観誘導指針から少し外れていましたが、煉瓦と土と企業ロゴであるオリーブなど、当時の面影と自然を想起させるカラーは、委員会の方々に快く受け入れられました。
「歴史と新しい風景が融合しながら、未来へ受け継げられるような『まちづくり』の一翼を担えたい」という思いから外壁リニューアル工事に着手します。
かつての煉瓦倉庫の外観を復元し、地域の方々に喜んでいただける施設を目指します。
工 期
北棟:2024年1月中旬~2024年 4月末
南棟:2024年5月中旬~2024年12月中旬
会社概要
社 名 : 株式会社 サザンモール六甲
代表者 : 代表取締役社長 植村 浩史
所在地 : 〒657-0864 兵庫県神戸市灘区新在家南町1丁目2番1号
創 業 : 1993年(平成5年) 11月10日
事業内容: プロパティマネジメント事業
不動産事業
店舗開発・運営事業
URL : https://southern-mall-rokko.co.jp
商業施設の概要
商業施設名 : サザンモール六甲B612
代表者 : 代表取締役社長 植村 浩史
所在地 : 〒657-0864 兵庫県神戸市灘区新在家南町1丁目2番1号
創 業 : 2000年(平成12年) 12月16日
URL : https://www.southern-mall.com
商業施設の歴史
サザンモール六甲B612のある場所はかつて、
~1981年 小泉製麻株式会社の麻紡績工場
1982年~ パインモール(旧六甲イケアタウン)
1991年~ ROKKO23(ヴァントワァ)と呼ばれる施設でした。
2000年に震災から復興しサザンモール六甲B612が誕生。
URL :https://www.southern-mall.com/history/
*1)「新在家南地区まちづくり協定」は、1993年(平成5年)7月に提案された新在家南地区まちづくり構想に基づき、清潔で住み良く働き良い街への再生に向けて建替えなどの際のルールを決めたものです。
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