【社会の第一線で活躍する大人と全教研生徒との対話】編集者 佐渡島庸平氏と小中学生8人の座談会
我慢することは必要なのか、座談会の模様をYoutubeで公開/サーキュラーエコノミーを学ぶ”遊園“野菜販売会も実施
◆これまでの“当たり前” とは?
「何で今日は制服を着てきたの?」という佐渡島さんの意外な問いからスタートした座談会。「きちんとした格好をしていないと、佐渡島さんに失礼かなと思った」と答える生徒に対して佐渡島氏は心理学の実験結果を用い、体型や顔の雰囲気に合わせてスタイリストが選んだ服を着て撮った写真と、その人が自分の好きな服を着て撮った写真の2枚を用意して色んな人に見せた結果、魅力的だと思われたのは“自分の好きな服”を着たほうが自然と表情もいきいきして、魅力的に見えたと話す。社会が決めた“当たり前”に対し、我慢して自分の気持ちを合わせにいくべきなのか、我慢せずに自分の意見を持つべきか。対話は進んでいきます。
我慢をしないという佐渡島氏は「努力しているつもりになるけど、我慢するということは、一番楽な方法を取っているということ。楽しくないけど楽なんだよ。我慢しない方がずっと難しい。」と子どもたちに語りかけました。人とのコミュニケーションは脳が活発に働く、その分ストレスもかかるため、それを避けるために我慢をしがちになる。殻に閉じこもるのは一番楽な方法だが、自分の好きなことや周りの人と仲良くなれる方法を見つけてほしいと伝え、子どもたちは今まで考えたことのない佐渡島氏の話を聞き、それぞれの考えを巡らせていた。
◆佐渡島氏×全教研 堀口社長 のアフタートークも公開
2時間以上に及んだ子どもたちとの対話を終えた後、別室で様子を見ていた全教研代表取締役社長の堀口とのアフタートークも実施。今回の感想や、今後の教育について語っていただきました。本企画のポイントである“講演会のように一方向にお話しいただくのではなく、少人数で向き合って対話をする”ところに、佐渡島氏からは、なかなかない機会で新鮮だったと感想をいただいた。キーワードは事前に用意してきたのではなく、対話を進める中で「この子たちは我慢している」と感じたところから、“我慢”についてを掘り下げていったという。
詳細はYoutubeにてダイジェスト動画と、noteの記事を本日公開します。今後もさまざまなオピニオンリーダーとの対話を開催予定です。
【動画URL】
本編: https://youtu.be/kXRdr5Z4E3A
アフタートーク:https://youtu.be/CpkkOtWpc5s
【note記事URL】
本編:https://note.com/enjoythink/n/nf7895055d712
アフタートーク: https://note.com/enjoythink/n/n4bf962f0d06e
◆サーキュラーエコノミー(循環経済)を学ぶ“遊園” 集大成の野菜販売会を実施
農業を通して循環型経済“サーキュラーエコノミー”を体験するプログラムの一環として、全教研生徒と保護者が育てた野菜を、オリジナルブランドとして自ら販売するイベントを、1/29(日)大丸福岡天神地下1階の「Freaks & Co. ITOSHIMA 」にて開催いたしました。
当日朝、遊園がある福岡県糸島市に集まった参加親子は、雪が降る中、これまで育ててきた野菜を収穫。チームに分かれて行った梱包作業においては、店舗への搬入時間が迫る中、親・子ども関係なく協力し合い、チームで乗り越えました。
その後、子どもたちは遊園のユニフォームである色とりどりのつなぎに着替え、この日のために用意したチラシやレシピ資料、ポスターなどを持って販売を開始。「朝どれ野菜です!」「私がつくりました!」など、呼び込みも工夫をしてほとんどの野菜を売り切りました。
終了後には、「自分たちの野菜をこんなに買ってもらえて嬉しい、美味しく食べてもらいたい」、「朝の作業は手が冷たくて大変だったけど、普段こうやって野菜を作って売る農家さんの大変さがわかった」など、子どもたちも達成感を得たようだった。
2月26日に予定されている今年度の遊園最終回では、売上として得た金額を今後の活動に生かすものとするか、地域に還元するのかなどの会議を実施し、最終的にプレゼンテーションとしてまとめてプログラムを終える予定です。
〈“遊園”とは?〉
遊園は2022年5月よりスタートした、農業を通して循環型経済(サーキュラーエコノミー)を学ぶ取り組みです。通常の農業体験とは異なるプログラムで、土を耕すところから、ブランドをつくる、販売し利益を上げる、新たな循環に投資する、という一連の活動を通してこれからの「社会」また「経済」の循環を考えていきます。
大切にしたいのは“リアルを知ること”。普段普通に食している野菜はどうやってできるのか、どうすれば美味しい野菜が作れるのか、自然がどう影響するのか。どうしたらこの野菜が買いたいと思ってもらえる商品になるのか、販売ルートはどうなっているのか、販売して得た売上を何に使うと有意義なのか。ひとつひとつのテーマに親子で取り組み、実感することで、何気ない日常に新たな気づきが生まれることを目的としています。野菜をつくること、販売することがゴールではなく、循環を学ぶことが遊園の特徴です。
来年度の募集申込は、全教研生を対象に2月より開始予定です。
Instagram
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