京都・商店街アートプロジェクト第3弾「寺町京極|商店街美術館・若林義輝展」開催
極彩色で構築された不思議な世界 -9月9日(土)10日(日)原画展示販売-
「寺町京極|商店街美術館」とは
寺町京極商店街は京都の中心、寺町通りの三条から四条に位置し、年間約3500万人もの人が行き交う大きな商店街です。200近くの店舗が軒を連ね、歴史あるお店もあれば流行の新しいお店もあり、幅広い年齢層のお客様が地元京都のみならず関西各地、さらに国内外からも訪れます。
「寺町京極|商店街美術館」は、商店街が美術館になり、たくさんの人がアートに触れ、日常生活と文化・芸術がつながり合える場所を目指したアートプロジェクトです。2022年12月1日(火)から、ことくらす合同会社のコーディネートにより、職人や学生、地域団体が制作する様々なアート作品をアーケードに吊り下げ、展示を行っています。
第3弾は、障碍者アーティスト 若林義輝氏のアート作品
「寺町京極|商店街美術館」第3弾は、障碍者アーティスト 若林義輝氏の作品を3.5m×2.5mのターポリン幕にプリントし、寺町京極商店街アーケードの4ヶ所に吊り下げ展示しています。作品は両面で異なった内容になっており、三条から四条まで続く商店街を往復しながら8つのアート作品がご覧いただけます。
■若林義輝氏 プロフィール
京都府生まれ、京都府在住。自閉症スペクトラムでADHDの特徴があり、中学卒業後、特別支援学校の高等部へ進学。校内活動で三角モチーフのオーナメントを作った際にアート制作の面白さに気づき、創作活動を開始。2016年「五色の炎と八つの世界」かんでんコラボ・アート入選、2017年「季節と心情の変化」ビックアイアートプロジェクト入選。極彩色で構築された独自の作風で「混沌としながら安定している」不思議な鑑賞体験へと導く。
グループ展
・2016年福祉現場で生まれるアート展(大阪/大阪デザイン振興プラザ(ODP))
・2017年第6回アウトサイダーアート2017豊橋(愛知/豊橋市美術博物館)
・東京だよ!「アトリエやっほぅ!!」(東京/J’GALLERY&CAFÉ)
・2018年旅するまなざし~みつめる世界(京都/きりん舎)
・2019年「呼吸するように生まれたものたちPART2」(山梨/山梨県立美術館)
個展
・2018年フシギモヨウ(京都/studio&gallery MATTua-LA)
混沌と安定、キラキラと輝く因子を描く「若林義輝 原画展示販売会」
「寺町京極|商店街美術館」で展示された作品を含む、若林義輝氏の原画展示販売会を9月9日(土)、9月10日(日)に開催します。
・展示販売会について
障碍者アートは「展示してよかった」で終わることが多いのですが、作家さんに話を聞いてみるとアーティストとして生計を立てたいと願う人が少なからずいることがわかりました。
そのような当事者の声を聞くとコーディネーターとしては、展示のみで終わってしまって良いのだろうか、という疑問がありました。この疑問を商店街の皆様に相談したところ、寺町京極商店街の店舗「WITH YOU」さんが、原画を展示して売るところまでサポートさせて欲しいと、申し出てくださり今回の原画の展示会が実現しました。
美しいアートで商店街に人を呼び、アーティストである当事者の目的も達成する。障碍者アートを語る際は、支援ではなく共助の関係が求められているのかもしれません。
(コーディネーター:ことくらす合同会社)
若林義輝 原画展示販売会
日時:9月9日(土)、9月10日(日)12:00-17:00
会場:WITH YOU (〒604-8045 京都市中京区寺町通錦小路上ル円福寺前町283)
詳細は「寺町京極|商店街美術館」特設サイト、寺町京極商店街SNS等でお知らせします。
「寺町京極|商店街美術館」2023
第1弾:2022年12月~2023年2月 <終了>
西山大介 箔アートボード作品「あとさき」
第2弾:2023年3月~6月<終了>
「寺町京極|商店街美術館 × KG+ Collaboration」
第3弾:2023年8月1日(火)~9月28日(木)<開催中>
若林義輝展
第4弾:2023年10月~11月
京都府内大学生とのコラボレーション
※スケジュールは予定であり、内容は変更される場合があります。天候状況や作品メンテナンスのため、会期中であってもご鑑賞いただけない可能性がありますので、来街の際は寺町京極商店街SNSにてご確認をお願いします。
▼詳細は「寺町京極|商店街美術館」特設サイトをご覧ください。
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