高性能護身アイテム「omamolink」が2022年度グッドデザイン賞を受賞
日本古来の「お守り」と現代の「テクノロジー」を掛け合わせたデザインが高評価
omamolinkは、企画・運営する石川加奈子の原体験(若い頃の性暴力被害、愛する祖母・母との突然の別れ)から生まれました。突然の体調不良や発作、身の危険など、多くの方が漠然とした「もしも」の不安を持ちながらも、今は自身の身を守る有効な選択肢があまりなく、また大切な人の危険な状態を知る術も守る術も乏しい現状があります。性暴力を例に取ると、この日本でも深刻なトラウマとなる恐れのある性犯罪被害が推計年間52,000件以上(150件/日)発生しています。性暴力被害に遭うことは決して他人事ではありませんが多くの女性は護身アイテムを所持していません。その一番の理由は「非常時にしか使えないものを毎日持ち歩くのは面倒」という心理にあります。そこで、日本人に馴染みの深い「お守り」に焦点を当て、これにテクノロジーを掛け合わせることで、より自然な行動・習慣として肌身離さず持ち歩けるような世界観を構築しました。
当社では今回の受賞を契機にomamolinkの認知拡大を図るとともに、日常生活に潜むリスクに関する啓蒙活動の推進にも努め、より安全・安心な社会の実現に貢献していきます。
【デザイナー】
株式会社アタ 白川徹
【プロデューサー】
株式会社grigry 石川加奈子
【デザインのポイント】
〈1〉普段持ち歩く「お守り」に護身機能をつける主従逆転の思想を導入
〈2〉原体験から生まれた「もしもの時にすぐに使える」振動検知機能
〈3〉SOS発信時にだけ位置情報が届く、プライバシーに配慮した新しい見守りのかたち
【デザイナーより】
みまもりGPSブザーにお守りの内符を入れて持ち歩き、常に肌身離さず持ち歩きたくなるプロダクト。それには実際の機能はもちろん、気持ちの上でも守ってくれるお守りの器としてふさわしい品格のデザインであることが求められました。お守りの内符を入れるカタチとしてふさわしいのはやはり、慣れ親しんだお守り袋のカタチです。お守り袋の構成要素からロゴやシルエットを再解釈してプロダクトに落とし込みました。
【審査員の評価】
日本古来のお守りのかたちをもとに、現代のテクノロジーを用いて必要な機能を搭載した護身用アイテムとしてデザインしたことが評価された。振動で起動するブザーや、SOS発信時にだけ位置情報が届くというシンプルな機能で、持ち運びしやすい小さなサイズが好ましい。大切なものをケースの中に入れることができ、付属のアクセサリーもバリエーションが揃えば個性を出せるという点でも愛着を持って使用することができる。見守られる人と見守る人、両方に寄り添ったデザインである。
■グッドデザイン賞とは
1957年に創設された日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の仕組みです。デザインを通じて産業や生活文化を高める運動として、国内外の多くの企業やデザイナーが参加しています。これまでの受賞件数50,000件以上にのぼり、受賞のシンボルマークである「Gマーク」は、よいデザインを示すシンボルマークとして広く親しまれています。
※グッドデザイン賞 https://www.g-mark.org/
◆ 「omamolink」公式サイト
・販売サイト:https://www.omamolink.net
・ LP:https://omamolink.grigry.com
◆「omamolink」公式SNS
・公式Twitter:https://twitter.com/omamolink
・公式Instagram:https://www.instagram.com/omamolink/
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