ココロミル、ホラーアニメ『マニアック』視聴時の心電図解析の結果、参加者のうち5人に1人から”隠れ”不整脈、2人に1人から睡眠時無呼吸症候群の兆候を検出

Netflixオリジナルホラーアニメ・伊藤潤二『マニアック』視聴時に心拍数の計測で恐怖心を可視化する「特別上映会」に企画協力

心電図解析サービス「ホーム心臓ドック®」を提供する株式会社ココロミル（本社：東京都新宿区、代表取締役社⻑：林⼤貴）は、2023年1月28日（土）に開催された「伊藤潤二『マニアック』特別上映会&トークショー in 東京タワー」への企画協力の一環で、伊藤潤二さんが描き下ろしたホラーアニメ『マニアック』」を視聴する参加者の心拍数計測・心電図モニタリングを通じて、アニメ視聴中の恐怖の実感値の可視化を行いました。その結果、検査に協力いただいた方の20%（20名のうち4名）から不整脈、50%（20名のうち10名）の方から睡眠時無呼吸症候群が検出される結果になったことをお知らせします。

当社は、自覚症状がなくとも“隠れ”不整脈や潜在的睡眠時無呼吸症候群を抱えるケースがあることを本企画や結果とともに周知することで、定期的な心疾患検診の促進、ひいては各ご家庭で『ホーム心臓ドック®』を用いた心疾患検診を促進していきたいと考えています。
  

 　
 　

• 本企画実施背景と結果｜恐怖心を可視化する過程で“隠れ”不整脈や睡眠時無呼吸症候群の兆候を発見

 本企画は参加者の皆様に、日本のホラー漫画の鬼才と称される伊藤潤二さんが描き下ろした『マニアック』の世界観にどっぷりと浸かっていただきたいという思いから発案。アニメ視聴中はもちろんのこと、アニメ視聴後も自身の恐怖心をデータで振り返っていただくことで、より記憶に残る体験をしていただけるよう企画されました。
 
 ココロミルでは本企画への共感に加え、過去の実績から、これを通じて参加者の隠れた心疾患を見つけられる可能性があるのではと考え、本企画に全面協力させていただきました。
 
 そして今回の企画意図に則って個々の心電図を分析したところ、今回の参加者の方は20代〜30代が中心でしたが、検査に協力いただいた方の20%から不整脈、50%から睡眠時無呼吸症候群の兆候が検出される結果となりました。
 
 　

• 企画概要 ｜ ホラーアニメ『マニアック』視聴中に「ホーム心臓ドック®」を装着し、恐怖心を可視化

 ■企画概要：
 ホラーアニメ『マニアック』視聴時、参加者の方には心電図解析サービス「ホーム心臓ドック®」を受けていただき、心拍数・心電図を解析。これをもとに恐怖心を可視化し、心拍数の変動が最も少なかった方と心拍数の変動が最も大きかった方には特別賞として、『最ビビらなかったで賞』『最ビビりで賞』を贈呈する企画を実施。
 
 ■実施対象：20代〜30代の参加者
 
 ■結果：
 ・恐怖心が最も高かった方の心拍数は128に。一方、最も低かった方の心拍数は86となった。
 ・検査に協力いただいた20%から不整脈、50%から睡眠時無呼吸症候群の兆候を検出。
 
 　

• 今後の展望｜予期せぬ心疾患で後悔する未来をなくす

 今回の結果の通り、当社では自覚症状のない隠れた心疾患患者が多数いらっしゃると考えています。
 
 特に睡眠時無呼吸症候群の方の検知率は近年飛躍的に向上しています。睡眠時無呼吸症候群は「いびきをかいてしまう」などあまり深刻に扱われることが少ない傾向にありますが、50％の確率で心不全と合併する恐れがあります。また、睡眠時無呼吸症候群と心疾患は密接な関係にあり、年間で7万人程度の方は心疾患が原因で突然死しています。
 
 当社は今回の結果を周知することで、皆様にご自身の心臓や睡眠の状態をしっかりと把握いただくきっかけになればと考えています。今後は「ホーム心臓ドック®」を活用して、健康診断では見つからなかった心疾患を早期発見し、適切な処置を受けられる方が増えることを願っています。
 
 　

• 錦糸町ハートクリニック磯谷善隆よりコメント | 潜在的な心疾患保持者を見つける優位性

錦糸町ハートクリニック磯谷善隆先生

 ホルター心電図検査は、不整脈やその他の心臓疾患を検出するために用いられる検査であり、日常生活中の心拍数の変化や様々な不整脈を記録することができます。今回のイベントの参加者の20%から不整脈が検出されました。経過観察可能な不整脈がほとんどでしたが、危険な不整脈や治療が必要な不整脈がみつかることも稀ではありません。
 一般的な健康診断では検査時間が限られているため、不整脈を検出することはなかなか難しい現状があります。「ホーム心臓ドック®」の検査を受けていただくことで不整脈やその他の心臓疾患を早期に発見することができます。危険な不整脈の兆候が見つかれば、事前に適切な治療をすることで将来の突然死を防ぐことができます。今回のイベントを通じて多くの方に心臓疾患の早期発見の重要性を知ってもらえれば幸いです。
 
  

• 本企画で使用した心電図解析サービス『ホーム心臓ドック®』概要

 当社が提供する「ホーム心臓ドック®」は、 高精度なウェアラブル心電計を使い、不整脈や睡眠時無呼吸症候群 (SAS)の兆候、睡眠の質、そしてストレスを可視化するサービスです。当社は「ホーム心臓ドック®」を通じて、これまで健康診断等では発見できなかった心疾患を、受験者の40％以上の方から発見して参りました。サービス対象は企業や個人に提供しています。受検者は、医療とセルフメディケーションの間を埋める専門性の高い検査を、郵送されたキットを使って自宅で普段の生活を送りながら受けられます。1年間検査を行った結果、一般的な統計と比較して病院で精密検査を受けて欲しい人が想像以上に多いことがわかりました。
  

 商品名：ホーム心臓ドック®
 サービス特徴：
 ・被験者の胸部に手の平サイズの心電計を装着することで、心電図データを8～24時間にわたって取得。
 ・短時間の心電図検査しか行わない健康診断や人間ドックでは見つからなかった、隠れた心疾患の発見に寄与
 ・心拍の変動のデータを基に自律神経解析を行い、睡眠の質やストレスを可視化、同時に睡眠時無呼吸症候群の兆候を検知。
 ・機器が取得した心電図データは、専門医が解析してレポートを作成。医療機関を受診することなく、手軽に精度の高い検査を受けることが可能。
 ・心臓という自身の意志とは無関係に動く器官のデータに基づき、医療機関受診のきっかけとなる自覚症状がない段階から人の健康リスクを早期に発見可能。
 ・潜在的な健康リスクの早期対処・改善による、生活の質の向上に寄与。
 ・いままで取得が難しかった、長時間の心電図及び心拍数のPHRの取得を容易に行うことで社会保障費の削減を目指す
 https://kokoromil.com/service/
 　

• 会社概要

 当社は「病気で後悔しない社会へ」をミッションに掲げ、長時間検査が可能な心電図解析サービス「ホーム心臓ドック®」のサービスを提供しています。今後は心電図PHRを取得し、消費者のQOLの向上を目指すとともに、様々な環境パラメータから層別化し、新しい検査アプリケーションを開発して、より簡便・的確・頻回にモニタリングが可能なプラットフォームを提供してまいります。
 
 会社名　　　　：株式会社ココロミル
 代表取締役社長：林　大貴
 所在地　　　　：〒163-0649 東京都新宿区西新宿1丁目25番1号新宿センタービル49F
 設立　　　　　：2021年11月
 事業内容　　　：ヘルスケア及び臨床研究事業
 HP　　　　　  ：https://kokoromil.com/