一般住宅用簡易型止水シート「とめっぱ」を販売開始

急な水害でも簡単設置で玄関ドアからの浸水を防止

帝人フロンティア株式会社

帝人フロンティア株式会社(本社:大阪市北区、社長:平田 恭成)は、一般的な住宅の玄関へ、大人一人で簡単に設置可能な簡易型止水シート「とめっぱ」を開発しました。「とめっぱ」の展開には、応援購入サービスを運営する「Makuake(マクアケ)」におけるクラウドファンディングを活用し、11月15日から募集を開始します。その後、インターネット通販サイトやホームセンターなどへ販路を拡大していきます。
1.「とめっぱ」開発の背景
(1)近年、大雨や短時間の激しい雨の増加による住宅の浸水被害が問題となっています。ビルや商業施設、地下街などへの浸水を防ぐには、一般的に止水板や土のうが使用されますが、止水板は取り付けに専門業者による施工が必要なことや、高価であること、また、土のうは一袋が約20㎏と重く、止水性能が低いことなどから、一般住宅への使用には問題がありました。

(2)こうした中、帝人フロンティアは、これらの問題点を解消するために、一般的な住宅の玄関へ簡単に設置することが可能で、高い止水性能を発揮して床下浸水を防ぐ、簡易型止水シート「とめっぱ」を開発し、販売を開始することとしました。

「とめっぱ」の設置例「とめっぱ」の設置例

「とめっぱ」「とめっぱ」

2.「とめっぱ」の特長
(1)簡単に設置可能
玄関ドアの両側にステンレス製の支柱を粘着テープで取り付け、専用の止水シートを挟み込みネジで固定します。下側には押圧機能を有する支柱を設置し、止水シートを床に押さえ付けることで簡単に設置可能です。大人一人でも素早く設置できるため、急な大雨による水害にも対応可能です。

(2)高い止水性能
支柱本体の高い押圧機能によって玄関周囲の床や壁へ止水シートをすきまなく強く押さえ付けることで、高い止水性能を発揮します。約100kg相当の水圧がかかる高さ50cmの浸水であっても、「とめっぱ」は漏水量を1.024L(h・㎡)(*)に抑えます。
(*)漏水量1.024L(h・㎡)は漏水量等級区分の「JIS A 4716 Ws-5」に相当。帝人フロンティアの試験結果。

(3)コンパクトに保管可能
梱包サイズは、親子扉用が長さ約140㎝×幅約10㎝×高さ約10㎝、シングル扉用は長さ約105㎝×幅約10㎝×高さ約10㎝で、コンパクトに保管することが可能です。また、重量は親子扉用約7.8Kg、シングル扉用約6.6Kgで、土のうと比較して軽量で、持ち運びや収納にも便利です。

3.「とめっぱ」の仕様
<商 品 名>
とめっぱ

<素   材> 
支柱:ステンレス
止水シート:ポリ塩化ビニル
固定ネジ: (サイド)ステンレス、ポリプロピレン  
    : (下部)スチール、ポリブチレンテレフタレート
粘着テープ:アクリルフォーム
粘土:未加硫型ブチル系シーリング材

<取り付けサイズ> 
親子扉用 : 高さ560㎜×幅1330㎜
シングル扉用 : 高さ560㎜×幅1000㎜

<希望小売価格>
親子扉用:58,000円(税別)
シングル扉用:48,000円(税別)

<その他>
・取り付けする玄関の両側に高さ約50cm×幅約3cmの貼り付け面が必要です。
・水が浸透する床や壁および、平滑ではない床や壁など、一部設置できない玄関があります。

4.「とめっぱ」の販売目標
2023年度に50百万円、2025年度には1億円の売上を目指します。

以上

<参考>

「とめっぱ」ホームページ  https://tomeppa.com/

「Makuake」掲載ページ  https://www.makuake.com/project/tomeppa/

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会社概要

帝人フロンティア株式会社

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URL
https://www2.teijin-frontier.com/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
大阪府大阪市北区中之島3丁目2番4号 中之島フェスティバルタワー・ウエスト
電話番号
06-6233-2600
代表者名
平田 恭成
上場
未上場
資本金
20億円
設立
2012年10月