板橋区立教育科学館 企画展「テセレーション展〜かぞくであそぼう!しきつめアート・パズル」を開催します!
板橋区立教育科学館(館長:清水輝大)は、日本テセレーションデザイン協会と共催で、2023(令和5)年6日10日(土)から7月2日(日)までの期間、下記の通り企画展を開催いたします。
板橋区立教育科学館(以下「科学館」)は、敷きつめ図形を通じて子どもたちに“数学×アート”のSTEAM教育活動を提供する「日本テセレーションデザイン協会」と共催で、STEAM教育の普及と啓発を目的とした企画展「テセレーション展〜かぞくであそぼう!しきつめアート・パズル」展を開催します。「テセレーション」とは図形をぴったり敷きつめることを指し、M.C.エッシャーのだまし絵などが知られていますが、テセレーションを通じ、STEAM教育の中でも科学館が得意とする「S(科学)」「T(技術)」「E(工学)」の分野だけでなく、「A(芸術)」「M(数学)」の分野の強化を図り、子どもたちの思考力・判断力・表現力を育みます。期間中の土日は、だれでも参加可能な「つくってあそぼう カライドサイクル」ワークショップも開催します。
企画展では敷きつめ図形の創造性や面白さを知っていただく良い機会となっており、会場では9点のパズルに触れることができます。テセレーションデザインの一線で活躍する4名の作家による、アート・パズル作品を中心に、科学館内の壁や、地下展示室の床面を利用してパズルを自由に敷きつめて楽しむことができる展示を展開します。さらに、今年3月に発見された”周期的に敷き詰めることができない不思議な図形”である新種の敷きつめ図形を使ったパズル「スミスハットパズル」も展示します。この新種の図形は今、長年の数学上の未解決問題の答えとして世界的に話題となっており、ニューヨーク・タイムズでも紹介されました。
特別展示として、美術家 野老朝雄氏のテセレーション作品が展示されます。小学生から約10年間を板橋区したで過ごした野老氏は、東京2020大会のエンブレムの作者としても知られています。展示作品はエンブレムを建築家 平本知樹氏とともに球体化したものです。
テセレーションには年齢問わず楽しめる魅力があり、試行錯誤しながら形を作り上げる過程には、科学研究にも通じる探究心を養えます。この企画展で家族一緒にワクワクしながらパズルアートを作り上げてほしいと願っています。
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