バックライトの光が苦手な光過敏の人のためのディスプレイNatural Light Displayを発売

紙と同じ表示メカニズムを採用し、紙のように眼に低刺激なディスプレイで快適な仕事を

Essence research株式会社

いくら低輝度に設定してもディスプレイのバックライトがまぶしくて疲れる・・・、光が眼に刺さるような強い不快で仕事を続けられない・・・、Natural Light Displayはそのような悩みを抱える人のためのディスプレイです。
これらの不快はバックライトによる発光を見ていることが一因と当社は考え、まぶしさや眼の疲れが少ない紙を参考にして、紙のように低刺激な光で表示するディスプレイを開発しました。
このディスプレイは反射によって拡散・吸収され減弱した光で映し出すため、間接照明のように刺激が少なく優しい光で表示します。
スマートフォンの普及やIT化によりディスプレイは仕事や生活に密着しました。幼児から高齢者まで、毎日、長時間、使用せざるを得なくなった現在に、眼に低刺激な光で映し出すディスプレイをご提案します。

Essence research株式会社(神奈川県海老名市)はバックライトの光が苦手な光に過敏な人のためのディスプレイNatural Light Displayを2024年1月19日(金)より公式オンラインストアNatural Light Display Storeで発売します。


スマートフォンの普及やIT化によりディスプレイデバイスの使用時間が激増し、書類作業などでは経験することがなかったまぶしさや強い眼の疲れに悩む人が増えています。そして、いくら低輝度に設定してもバックライトがまぶしくて疲れる・・・、見るのがつらくて仕事を続けられない・・・、Natural Light Displayはそのような悩みを抱える人のために開発しました。

開発のきっかけはディスプレイの不快感に、まぶしさが伴うことが多かったことです。まぶしさという特徴から原因として光学的要素を疑い、バックライトによる発光を見ていることが一因ではないかと仮説を立てました。

人が眼にする光について改めて考えると、人の眼は基本的に反射光で映し出された世界を見ていて、太陽や照明のような発光体を直視することは避けていることに気がつきます。

この仮説に基づく改善策として、ディスプレイに比べてまぶしさや眼の疲れが少ない紙を参考にしました。ディスプレイでは発光した光を見ているのに対して、紙は室内の明かりを反射して表示していることに着目し、「反射の光で表示するディスプレイを開発すれば、紙と同じようにまぶしさや疲れが少ないディスプレイができるかもしれない」と考えて開発した製品がNatural Light Displayです。

Natural Light Displayは発光するバックライトの代わりに特殊な反射板を内蔵し、この反射板で室内の明かりを反射し、光源として利用して表示します。

人の眼に自然な反射の光で映し出すこのディスプレイは、バックライトの光に悩んでいる方に、紙のように低刺激で快適な作業環境を提供します。



<Natural Light Displayの特徴>

 光の不快対策に特化しつつ、眼のメカニズムに最適な技術を追求しました

1.眼に自然な反射の光による表示

 人の視界は基本的に太陽や室内照明など反射の光で構成されています。また、まぶしさや疲れが少ない紙も、反射の光で映し出しています。光は反射される際に拡散・吸収されエネルギー密度が低くなるため、間接照明に代表されるように反射光には低密度化した光という特徴があります。このディスプレイはバックライトの代わりとなる特殊な反射板を内蔵しており、反射光の低刺激な光で表示します。

  - 直接光と反射光の比較 -

左の直接光を当てた花の影は光の収束性によりくっきりしています

右の反射光を当てた花の影は光が拡散(低密度化)され薄く広がっています

左:直接フラッシュを当てて撮影

右:壁にフラッシュを反射させて撮影

(共に暗室でフラッシュを使用して撮影)

2.じぶん好みの光による表示

 味覚の過敏において質(辛い・甘いものが苦手など)や程度に個人差があることが知られていますが、光の過敏についても個人差があります。そのため、最適な光も個人によって異なりますが、このディスプレイは照明器具や色調などの室内の照明環境を変えることで反射される光を調整し、自分好みの表示にすることができます。

3.フルカラーで残像の不快がない60Hzの表示速度

 モノクロや静止画だけに対応しているものも含めると、反射表示の技術は複数あります。技術の選定にあたって、現在のディスプレイ業務でカラー表示や動画速度への対応は必須と判断しました。特に表示速度が足りないと残像などにより吐き気などの強い不快が生じることが報告されているため、一般的な視聴で残像などの不快感が無いとされる60Hzの表示速度に対応した技術を採用しました。

4.暗めの環境に対応する低輝度バックライト

 基本的には室内の照明による表示を推奨しています。しかし、暗い環境で使用する場合は反射に必要な光量が不足して、十分な明るさで表示ができないこともあります。そのような暗めの環境でも使用できるように、On/Offの切り替えができる低輝度に特化したバックライトを内蔵しました。低輝度に特化しているため、反射による表示を補う「最低限の光量」でバックライトを使用できます。

5.フリッカーフリー

 一般的なディスプレイで採用されているPWM(Pulse Width Modulation)調光では、バックライトを低輝度にした時にフリッカー(明滅によるチラつき)が発生することが課題でした。光過敏の人はバックライトを使用する場合でも低輝度を好むため、このディスプレイでは原理的にフリッカーが生じないDC(Direct Current)調光を採用し、不快の原因となるフリッカーをなくしました。


製品の注意点) 特性が強い製品のため、お試し頂いてからのご購入検討を強く推奨しています

 光の不快(まぶしさ、光による疲れなど)に特化した製品であり、万人向けではありません

 紙に対してもまぶしさや疲れを強く感じるような場合には適さない製品です

 環境の限られた光で映し出すため、画面は暗めで、発色は淡く、コントラストも低いです

 色の正確性が問題になりにくい文字主体の作業に向いており、色の正確性が重要な用途には向きません

 寝室などの暗めの環境では補助光(デスクライトやバックライトなど)が必要です
 補助用バックライトは環境の明るさや症状に応じた必要最小光量でのご使用をお勧めしています
 この製品は光の過敏性や眼の疲れやすさを治すものではないので、無理をされないようご注意願います


製品HP Natural Light Display
https://naturallight-display.com/

公式オンラインストア Natural Light Display Store
https://shop.naturallight-display.com/


開発・販売 Essence research株式会社

https://www.essence-research.com/

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会社概要

Essence research株式会社

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URL
https://www.jp.essence-research.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区神田駿河台1-8-2 駿河台アライビル4F
電話番号
03-5801-6789
代表者名
澤田 真如
上場
未上場
資本金
500万円
設立
2021年07月