ハッピーPR、「PRイネーブルメント研究所」を設立──企業が自ら広報PRの判断を下せる状態をつくる新概念を提唱

ひとり広報・兼務広報が抱える「判断の属人化」に着目。代行でも研修でもない、企業自身が広報PRを判断できる状態を目指す

ハッピーPR(株)

ハッピーPR株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:前岡大輝、以下「当社」)は、2026年9月2日に「PRイネーブルメント研究所」を設立したことを発表いたします。

本研究所では、企業自身が広報PRの判断を下し、継続的に広報活動を回せる状態を「PRイネーブルメント」と定義し、広報PRにおける新たな支援のあり方として提唱します。今後、広報PRの現場における実態調査、PRイネーブルメントの体系化、企業が実践するためのメソッド開発などに取り組み、その成果を広く発信してまいります。

設立背景:スタートアップこそ広報が必要、しかし社内に広報の手本がない

当社の原点は、取締役会長・谷井等の実経験にあります。2000年にシナジーマーケティング株式会社を創業し、2007年の大阪証券取引所ヘラクレス(現・JASDAQ)上場、2010年の株式会社セールスフォース・ドットコム(現・株式会社セールスフォース・ジャパン)との資本提携、2014年のYahoo! JAPANグループ(現・LINEヤフー株式会社)へのグループインなどを経験する中で感じたのは、「資金や知名度のないスタートアップこそ、世の中に挑戦を届けるための広報が必要である」ということでした。

一方で、広報の現場には営業のような「イネーブルメント(再現性の構築・底上げ)」が働きにくい構造的な課題があります。

営業組織では「セールスイネーブルメント」の考え方に基づき、成果を出している営業担当者のノウハウを型化し、組織全体へ展開することができます。

しかし、多くの企業の広報現場では、担当者が一人、あるいは他部門との兼務であることが少なくありません。社内に相談相手も、手本となる存在もいないため、広報PRに関する判断やノウハウが担当者個人に依存しやすい状況にあります。

その結果、以下のような問題が起こります。

  • 判断基準の不在:何を発表すべきかの基準がなく、毎回ゼロから試行錯誤している

  • 方針の属人化:社内に専門的なノウハウがなく、経営者や担当者の経験・判断に依存する

  • ノウハウの断絶:担当者の異動や退職によって、それまで蓄積した知見や関係性が失われる

このように、社内にノウハウがない状態での広報のイネーブルメントは、外部から実績のある「型」を導入しない限り始まりません。これは個人の努力不足ではなく、広報という職種自体が抱える構造的な問題です。

PRイネーブルメントとは

「PRイネーブルメント」は、企業の内部に広報PRの判断のしくみを立ち上げ、企業自身がそれを回し続けられる状態をつくるという考え方です。これは2つの要素で成り立っています。

① 戦略と判断軸(何を、なぜ発信するか)

 経営目標に連動した広報戦略と、社内共通の判断ルールを構築します。外部から決まった答えを持ち込むのではなく、当社が提供する「型」に沿って、企業固有の判断基準を蓄積していきます。

② メディアリレーションの資産化(誰に、どう届けるか)
広報PRでは、顧客、取引先、地域社会などさまざまなステークホルダーとの関係構築が求められます。その中でも、社会との重要な接点となるのがメディアです。メディアリレーションを単発の「アプローチの手法」としてではなく、継続的に築く関係として捉え、記者や編集者の関心を理解し、適切なタイミングで情報を提供できる信頼関係を育てます。

「判断軸」と「メディアとの信頼関係」は、いずれも外部に任せきるのではなく、自社で蓄積してこそ企業固有の資産になります。PRイネーブルメントでは、この2つを企業の中に残し、継続的に育てていくことを重視します。

本研究所の主な活動内容

PRイネーブルメント研究所では、企業が自走できる体制づくりに向けて、以下3つの活動に取り組みます。

① 提唱・体系化:PRイネーブルメントの定義づけと手法の体系化、およびノウハウの発信を行います。

② 実態調査:広報担当者の配置状況や「判断の詰まりどころ」など、現場の実態を解き明かします。アンケートによる定量調査と、経営者インタビューによる定性調査の2軸で実施・公開します。

③ 型(メソッド)の開発:企業が自ら判断を下すためのフレームワークや、記者との信頼関係を育てる方法論を開発・アップデートします。開発した「型」は、各種プログラムや支援サービスへ反映します。

PRイネーブルメント研究所 所長・前岡 大輝のコメント

これまで数多くの広報支援を行う中で最も多くいただいたご相談は、「何を発表すべきか分からない」ではなく、「これを出していいのか、誰も決められない」という悩みでした。現場に足りないのは「判断する人」ではなく、「判断するための基準」だったのです。

外部の私たちが代わりに判断すれば、その場の業務は進みます。しかしそれを続けても、企業の中に広報の力(ノウハウ)は残りません。中小企業診断士として経営や広報PRの現場に携わる中で、この構造への違和感は確信に変わりました。広報の意思決定は、経営者のビジョンや腹づもりと直結しています。だからこそ、経営者や社内のチーム自身が『経営戦略とリンクした広報戦略を立案し、自ら広報施策を判断できる仕組み』を持たなければ意味がないのです。

広報を外部から回すのではなく、企業が「経営戦略とリンクした広報戦略」と「広報施策の判断軸」を持った上で、広報施策を回せる状態をつくる。この「PRイネーブルメント」は、中小企業診断士としての経営知見と、広報PRの現場実践力をかけ合わせた 支援が可能なハッピーPRこそが推進するべきだと確信しております。
ハッピーPRは、PRイネーブルメント研究所の活動を通じ、「PRイネーブルメント」という概念を社会に広め、挑戦する企業が自立して信頼を築ける未来を創ってまいります。

PRイネーブルメント研究所 所長・前岡 大輝

今後の展開

今後は、広報PRの現場における実態調査を進めるとともに、企業が自ら広報PRを判断するために必要な考え方や方法論を研究・体系化してまいります。また、研究・実践を通じて得られた知見を、企業が活用できるメソッドとして整理し、サービスとして順次公開・提供していきます。

研究所で得られた知見を実際の企業支援にも反映しながら、「PRイネーブルメント」という概念をより実践的なものへと発展させてまいります。

PRイネーブルメント研究所について

PRイネーブルメント研究所は、ハッピーPR株式会社が運営する、企業が自走できる広報体制の構築を追求する研究機関です。単なる「業務代行」や一過性の「研修」にとどまらず、企業自身が経営に直結する広報PRの判断を下せる状態「PRイネーブルメント」の概念を提唱します。手法の研究、実態調査、実践プログラムの開発を通じて、挑戦する企業の中に他社が模倣できない独自の「信頼資産」を育てる支援を行っています。

URL:https://happy-pr.co.jp/pr-enablement-lab/

ハッピーPR株式会社について

ハッピーPR株式会社は、企業の成長を支援するPRパートナーです。広報不在をはじめ、ひとり広報や兼務担当者を抱える企業に対し、経営者の思考や事業の内側に入り込んで伴走。経営目標に連動した広報戦略の立案からプレスリリース作成、メディアアプローチまでトータルで支援します。現場での実行支援にとどまらず、社内に広報の判断軸と自走できる仕組みを構築することで、挑戦する企業に他者が模倣できない「信頼資産」を宿すことを目指しています。

【会社概要】

社名:ハッピーPR株式会社
所在地:大阪市北区堂島1-6-20 堂島アバンザ21F
設立:2020年1月
資本金:1,000万円
代表者:代表取締役社長 前岡 大輝
事業内容:広報・PRのイネーブルメントを軸とした組織の自走化支援・仕組み構築、メディアリレーションズを中心とするPRの企画立案・伴走支援・コンサルティング、PRイネーブルメントに関する調査研究・啓蒙活動
コーポレートサイト:https://happy-pr.co.jp/

【本件に関するお問い合わせ】
ハッピーPR株式会社 問い合わせフォーム:https://x.gd/7ThDB

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会社概要

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https://happy-pr.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
大阪府大阪市北区堂島1-6-20 堂島アバンザ21F
電話番号
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代表者名
前岡 大輝
上場
未上場
資本金
1000万円
設立
2020年01月