京野菜を使った乾燥野菜ブランドOYAOYAが、グローバル刃物メーカー貝印へのM&Aによる連結子会社化を発表
事業概要
乾燥野菜は日本の伝統的な保存食でもあり、乾燥させることで旨味や栄養はもちろん、実は生鮮野菜では気付けなかった、野菜の隠れた魅力を引き出すことも可能です。OYAOYAは、京都府北部エリアの農家さんから仕入れたとれたてのFreshな野菜たちを、Dryでしか味わえない「畑の新しいご馳走」として提案する、乾燥野菜ブランドです。
株式会社Agritureが運営をする乾燥野菜ブランドOYAOYAは「農業の、これから。」を創るというミッションを掲げて、京都の若手8農家と手を取り合い規格外野菜をアップサイクルした乾燥野菜の販売をする事業を展開してまいりました。
M&Aの背景
この度のM&Aによって乾燥野菜を広く広めていくことはもちろん、「農業の、これから。」を創るために農作物の価値向上及び、新商品の開発への取り組みを加速させていきます。刃物メーカーならではの、日本全国で料理教室や法人向けの置き型ミールキットを提供している貝印との連携により、これまで以上に早いスピードで事業を拡大・発展させることに加え、サービス品質の向上を目指していきます。
OYAOYAは、引き続き生産者・消費者をつなぐ八百屋さんのような立ち位置で、Win-Winの取引で事業の発展を推進してまいります。
株式会社Agriture 小島怜からのコメント
小島怜(株式会社Agriture 取締役CEO)
事業を始める2年前に農家さんから聞いた「規格外野菜を使った商品開発をするなら、WIn-Winの関係であることを約束してほしい」という言葉を胸に、事業を開始して現在では京都北部を中心に農家さんと連携をして事業をしております。
提携をする農家さんが増えるにつれて乾燥野菜のラインナップは玉ねぎ・きゅうり・ほうれん草・白ねぎといったおなじみの野菜から、品種ごとの食べ比べが楽しいにんじん、万願寺とうがらしや聖護院大根などの京野菜まで20種類以上にまで増えてきました。とれたての野菜を乾燥させるからこそ、日持ちするだけではなく美味しさがいつまでも、そのままなのが乾燥野菜の魅力です。
その乾燥野菜をより多くの人に届けていくにはどうすれば良いかということを考えているタイミングで貝印さんと出会いました。グローバル刃物メーカーであり、食に対しても特徴的な事業をしているからこそ連携することでより「農業の、これから。」を大きなスケールで創っていくことができるのではないかと思い、M&Aすることになりました。
M&Aのあとも、私は引き続き取締役CEOとして会社を経営してまいります。ステージが変わり、これまで以上に新しい取り組みを生産者と共にWIn-Winの関係で行っていけることを楽しみにしております。
貝印株式会社 代表取締役社長 遠藤浩彰からのコメント
遠藤浩彰(貝印株式会社 代表取締役社長兼COO)
KAIグループでは、持続可能な社会の実現を経営テーマのひとつとしており、「やさしい切り方辞典™」をはじめ、食品ロス軽減にも取り組んでおります。
今回のAgriture社のM&Aにおいては、乾燥野菜の活用が食品ロスの軽減につながり、同時に、当社の食に関わるさまざまな事業とのシナジーが高いと考えております。
今後の両社の取り組みにご期待ください。
会社概要
【株式会社Agriture】
農業のこれからを創るをビジョンに、規格外野菜のアップサイクルした乾燥野菜ブランドを京都の若手
農家と連携して、農作物の価値向上を目的にOYAOYAの運営を行っている。
本社:京都府京都市下京区玉津島町294
取締役CEO:小島怜
OYAOYA HP
https://oyaoya-kyoto.com/
【貝印株式会社】
1908年、刃物の町として有名な岐阜県関市で創業。現在、生活に密着した刃物を中心とするカミソリ、メンズグルーミング、ツメキリなどの身だしなみやビューティーケア、包丁をはじめとする調理・製菓、医療用など1万アイテムにもおよぶ商品を展開し、商品の企画開発から生産、販売、物流までの一連を行っているグローバル刃物メーカー。
本社:東京都千代田区岩本町3-9-5
代表取締役社長兼COO:遠藤浩彰
http://www.kai-group.com/
本リリースに関するお問い合わせ先
株式会社Agriture
Mail:info@agriture.jp
Website:https://agriture.jp/
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