大規模地震発生について不安を感じている方は66%!防災グッズを備えている方の割合は?男女500人アンケート調査結果

個人向け金融サービスから、金融・保険業界の企業向けのコンサルティングと多種多様なサービスを展開する株式会社ヒューネルは、男女500人を対象に「地震に関するアンケート調査」を実施いたしました。

株式会社ヒューネル


世界に占める日本の地震発生の割合はとても高く、世界で発生したマグニチュード6以上の地震の約2割が日本で起きています。

南海トラフ地震について、今後30年以内にマグニチュード8~9クラスの地震発生の確率が70~80%と(2020年1月24日時点)公表されてることもあり、大地震発生について不安を抱いている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、地震への備えや対策として日頃心がけていることなど、男女500人を対象にアンケート調査を行いました。

●回答者の属性
今回アンケートに答えてくださった500人の年齢や性別の割合は以下の通りです。


●6割以上の方が現在お住まいの地域での大規模地震発生について不安を感じている


6割以上の方が現在お住まいの地域での大規模地震発生について不安を感じている結果となりました。

●地震保険に加入している方は54%


地震保険への加入に関しては、加入している方が54%、加入してない方は46%の結果となっています。

地震保険に加入してないと答えた231人に加入していない理由を聞いてみたところ、「金銭的に地震保険を支払う余裕がない」という声が多くあがりました。ここでは類似の回答は省いてご紹介していきます。

■地震保険に加入してない理由

・経済的に保険料の支払いが厳しいから
・地震保険が本当に役に立つのか分からないから
・保険料が高いから
・金銭的余裕がないから
・保障範囲が限定的であるため
・地震保険の費用対効果をみてしまっているから
・カバーする範囲が狭いから
・保険の内訳を把握していないから
・分からないから
・転勤が多く短いスパンで引っ越しを繰り返しているから
・あまり必要になると思えないから
・加入するタイミングがなかった
・賃貸物件に住んでいるため
・耐震性が高い建物だから
・地震の滅多に起こらない地域だから

大地震発生に不安を抱いている方でも、地震保険に加入してない方は多くいらっしゃいました。

地震保険は実際の損害額を補償するものではなく、損害の程度によって保険金支払額の上限が決まっています。

■地震保険の補償内容
損害の程度 保険金支払額
全損 地震保険金額の100%
(時価額が限度)
大半損 地震保険金額の60%
(時価額の60%が限度)
小半損 地震保険金額の30%
(時価額の30%が限度)
一部損 地震保険金額の5%
(時価額の5%が限度)

 

また、地震保険は加入できる上限額もあり、建物は5,000万円まで、家財は1,000万円までとなります。つまり、1億円の建物でも加入できる地震保険は5,000万円までとなるのです。

地震保険に加入していない理由に「地震保険の費用対効果をみてしまっているから」との声があがっていましたが、加入できる上限額が決まっていることや、「全損」と認められなければ補償額は60%以下となる点が、地震保険に加入していない理由の1つとなっているようです。

ですが、地震保険の補償額に上限があるのには正当な理由があります。

地震は水災や火災に比べて被害を受ける規模が甚大になる可能性が高く、被害規模によっては民間の保険会社では対応しきれない為、地震保険は国と民間の保険会社の連携で成り立っています。

地震保険は巨額の保険金支払いに備える為に、政府が再保険を引き受ける制度となっていて、地震保険料も経費部分を除いたすべての金額を大規模地震に備えて積み立てられている為、保険会社の利潤はありません。

1回の地震で支払われる保険金限度額も決められている為、加入できる金額を制限しているのです。

1回の地震で支払われる総支払限度額は政府が11兆7,751億円、民間保険責任額と合計すると保険金の総支払限度額は12兆円(※1)ですが、過去に起こった東日本大震災の被害総額は約16兆9千億円(※2)と限度額を超えてしまっている為、地震の規模によっては全ての損害を補償できるわけではないことが分かります。

(※1)財務省:地震保険制度の概要参照
(※2)内閣府:防災情報ページ参照

地震保険は状況によっては補償が十分にされないこともありますが、火災保険では支払われない部分をカバーできますし、地震で家が全壊してしまった時に生活を再建する為の資金となります。

いざという時、当面の生活費を支えてくれる補償は心強いものです。

●63%の方が防災グッズを備えている


続いて男女500人に防災グッズを備えているか聞いてみたところ、63%の方が防災グッズを備えている結果となりました。

●防災グッズで備えているもの上位は「懐中電灯」「水」「非常食」
「防災グッズを備えている」と回答頂いた317人の方に「防災グッズで備えているもの」を伺いました。


■その他の回答
・ライター
・除菌グッズ
・ビニール袋
・簡易トイレ
・石鹸
・ティッシュペーパー
・トイレットペーパー
・寝袋
・使い捨てカイロ
・使い捨てトイレ袋
・衛生用品
・箸類
・鍋
・携帯用コンロ
・ヘルメット
・生理用品
・ウエットティッシュ
・爪切り
・耳かき
・小さな裁縫セット
・旅行用ハブラシ
・箸

中には、これから防災グッズ(非常用持ち出し袋)を準備するのに、何が必要か迷っている方もいらっしゃると思います。

ここで、政府「首相官邸ホームページ」の「災害の備えチェックリスト」で紹介されてる防災グッズ(非常用持ち出し袋)で推奨されてるものをご紹介しておきましょう。

■防災グッズ(非常用持ち出し袋)で備えるもの
・水
・食品
・防災用ヘルメット(防災ずきん)
・衣類・下着
・レインウェア
・ズック靴
・懐中電灯
・携帯ラジオ
・携帯充電器(予備の電池)
・ろうそく・マッチ
・救急用品
・使い捨てカイロ
・ブランケット
・軍手
・洗面用具
・歯ブラシ
・タオル
・ペン・ノート
・マスク
・手指消毒用アルコール
・石鹸・ハンドソープ
・ウェットティッシュ
・貴重品(通帳・現金・運転免許証などの本人確認書類)

【小さいお子様がいらっしゃる家庭の備え】
・ミルク
・使い捨て哺乳瓶
・離乳食
・携帯カトラリー
・オムツ
・おしりふき
・抱っこひも
・子供の靴

【女性の方の備え】
・生理用品
・サニタリーショーツ
・おりものシート
・中身の見えないごみ袋

【ご高齢者の方がいらっしゃる家庭への備え】
・大人用紙パンツ
・介護食
・入れ歯・洗浄剤
・吸水パッド
・薬
・お薬手帳のコピー

これから防災グッズ(非常用持ち出し袋)を準備する方は、是非これらを参考にしてみてくださいね。

●防災グッズを保管してる場所は「玄関」と「寝室」が上位


防災グッズを備えていると回答した317人に防災グッズの保管場所を聞いてみたところ、上位が「玄関」121人、「寝室」106人、「リビング」67人の結果となりました。

●防災グッズの見直しは「特に決めていない」が33%「1年に1度」が26%


続いて、防災グッズを備えていると回答した317人に防災グッズの見直しの頻度を聞いてみたところ、「特に決めていない」が33%、「1年に1回程度」が26%、「半年に1回程度」が19%と続いています。

防災グッズを定期的に見直す必要がある理由の1つに、「非常食の賞味期限切れを防ぐ」ことがあげられます。

また、見直すことによって防災意識を高めることもできますので、防災グッズは定期的に見直すよう心がけましょう。

●53%の方が食料や飲料を2~3日分備蓄してる


食料や飲料はどれくらい備蓄、保管しているかを500人に聞いてみたところ、「2~3日分」が53%と最も多い結果となりました。

災害に備える為にも食料や飲料の備蓄は必要です。ですが必要性を感じていても実際に食料を備蓄しておく事は難しいと感じる方もいらっしゃるかもしれません。

無理なく始められる食料備蓄方法として「ローリングストック法」がおすすめです。

こちらは普段から少し多めに食品(加工品)を買っておいて、賞味期限が古いものから消費して、食べたらその分新しく買い足しすることで、一定量の食料を備蓄しておく方法です。

「ローリングストック法」は日常生活で消費しながら備蓄しますので、賞味期限切れを防ぎ鮮度を保ちながら常に一定量の食品が備蓄されてる状態を保つことができます。

「ローリングストック法」は政府広報オンラインでもおすすめとして紹介されてます。災害時の備えとして日常生活でも取り入れやすい食料品備蓄の方法と言えるでしょう。

■地震への備えや対策として心がけていること第1位は「避難場所の確認」


最後に「地震への備えや対策として心がけていること」を男女500人に複数回答で聞いてみた結果、「避難場所の確認」「防災グッズの備え」「家具転倒防止の為の対策」が上位となりました。

■その他の回答
・高いところにものを置かない
・電話が繋がらないことを想定して、家族間での連絡の方法を確認
・燃料(ガソリンや灯油)の調達
・平常時でも、家族がどこにいるのか把握している
・スマホが使えなくなった場合に備えて連絡先を手帳でも分かるようにしてる
・メガネを外す時はハードケースに保管する
・自家用車のガソリンは出来るだけ満タンを心掛ける

日本は世界有数の地震大国です。地震への備えとして、防災グッズ(非常用持ち出し袋)の準備、食料や飲料水の備蓄、避難経路や避難場所の確認、家族の安否確認方法を話し合っておく、家具を壁に固定するなどの対策をしておきましょう。


調査概要
調査日:2022年9月15日~2022年9月16日
調査方法:インターネットによる選択・記述式回答
調査人数:500人

■株式会社ヒューネルについて
「経営陣と従業員一人一人が、全人格をかけて、一人一人のお客様・お取引先様と強い信頼関係を構築し、新しい価値を創造していく。

Human Channelとして、現状に飽くことなく、新しい価値を創造し、必要な人にお届けしつづける。」を企業理念に、良質で満足度の高いサービスを提供しています。

URL:https://www.hunel.co.jp/

より豊かな人生のための学び場「Life Lessons」(https://www.triangle-life.co.jp/media/)を運営。

借入先のおすすめ(https://www.triangle-life.co.jp/media/cardloan/)、お金を借りる方法(https://www.triangle-life.co.jp/media/kariru/)など知っておくと便利なお金の情報や、多種多様のクレジットカードの中からあなたに合った最良の1枚を見つけられるようおすすめのクレジットカード情報(https://www.triangle-life.co.jp/media/creditcard/)、クレジットカード審査のポイント(https://www.triangle-life.co.jp/media/creditcard-review/)などの有益情報を提供してます。急ぎでクレジットカードを作りたい方には即日発行可能なクレジットカード(https://www.triangle-life.co.jp/media/sameday-creditcard/)を是非チェック。

また借金に困っている方に、借金返済のコツや借金救済制度(https://www.triangle-life.co.jp/media/debt-relief/)、借金減額シミュレーターの仕組み(https://www.triangle-life.co.jp/media/reduction-simulator/)などの情報もお伝えしています。


 

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会社概要

株式会社ヒューネル

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URL
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業種
金融・保険業
本社所在地
東京都文京区小石川2-1-2 ユニオン小石川ビル705
電話番号
03-4530-0790
代表者名
長谷部周平
上場
未上場
資本金
9850万円
設立
2006年09月