北海道出身の和太鼓・津軽三味線二刀流演奏家 木村善幸が邦楽界初の受賞となる『第51回東久邇宮国際文化褒賞』を受賞
弱冠40歳での初受賞は邦楽界初の快挙。この受賞は低迷する邦楽界に一石を投じることができるのか。
北海道出身で国内外で高い評価を受ける和太鼓・津軽三味線二刀流演奏家木村善幸(北海道・札幌市)は(一財)東久邇宮国際文化褒賞記念会が主催する、日本と関係するあらゆる分野で世のため、人のために多大な貢献をされた方々を、国籍を問わず広く受賞の対象として表彰する『第51回東久邇宮国際文化褒賞授与式』(東京・八芳園)にて同賞を授賞いたしましたことをここにお知らせいたします。
芸術家にひとすじの光 ー コロナ禍で文化人が受賞する意味
東久邇宮国際文化褒賞のこれまで受賞者は、2015年に演歌界の大御所『北島三郎』氏が受賞するものの文化人受賞者が極めて少ない。長引くコロナ禍で活動制限や創作意欲が低下する中、無名に近い北海道在住の木村善幸が弱冠40歳で受賞したことはこれからの業界の光となることに違いない。世界各地で地道に努力と研鑽を積む者が公に認められ褒賞を受ける日はそう遠くない
今メジャーリーグでこれまでにない活躍で話題を呼んでいる大谷翔平選手。彼は二刀流の成功者ありこの世に二刀流の存在を確立した人と言っても過言ではありません。そんな注目の二刀流。しかしその前から和太鼓・津軽三味線というマイナーな世界で20年以上に渡り地道にプロ活動を行ってきた男が北海道にいます。その名は木村善幸。彼は和太鼓と津軽三味線その両方を演奏する二刀流として北海道を中心に遠くはヨーロッパドイツで演奏と指導活動をして来ました。この東久邇宮国際文化褒賞という名誉ある受賞に加え、邦楽界初受賞と快挙に至るまでの道のりは実に険しく大変なものでした。特にコロナ禍で活動制限がなされる中、木村は批判を浴びようともその強い信念から活動を辞めることなく止めることなく続けてきました。活動模索中であった2021年9月、東京の寺院『弘法寺』(東京都・港区)での祈祷演奏に辿り着きます。代表役員の木村眞裕氏は日本初のアカデミー作品、映画『おくりびと』で納棺技術指導をされた業界のパイオニア。木村氏の熱いエールに応える形で、『弘法寺』で毎月8日、21日に開催される護摩祈祷会に和太鼓で参加。そして今年5月には京都世界遺産『仁和寺』でのソロコンサートが実現。国宝を舞台にするというこれまで1200年間許されることが無かったその歴史に大きな軌跡を残しました。そういった長年多岐にわたる活動と10年以上に及ぶ国際貢献活動(ドイツでの子どもを含む和太鼓指導や公演)は知らぬ間に実績として積み上げられ今日、受賞という形で公に評価されました。弱冠40歳の木村善幸は人と違うことを恐れず、他に例をみないことにチャレンジし続け、どんなに困難な状況であっても道は開けると信じ続けて歩んできました。その20年とコロナ禍。状況が日に日に変わり続けていく不安の中でも音に希望を見出し、戦いに疲れた人々の心を癒し染み渡るその三味線、太鼓の音色はいつしか大きな人々の希望に変わっています。たとえ無名であっても歩みを止めない限り切り陽の光は必ず当たる。この度の受賞は芸術家・音楽家をはじめとするすべての文化人に希望の光となって降り注ごうとしています。
2022年の木村善幸の躍進!
京都世界遺産『仁和寺』国宝金堂を舞台に。
前代未聞の斬新演出は開基1200年来、初の単独コンサートを大成功へと導いた。
木村善幸というアーティストはとにかく斬新なアイディアを活かしてこれまで20年以上プロとして 活動してきました。 その活動の中でも特に注目されたのが世界遺産国宝を舞台に演出するやり方。 一見普通の事のように思われますが、国宝を舞台にすることは前代未聞。(例えば国宝前にス テージを作るなど国宝には触れないように努力します。)
しかし木村は通常使用許可が取れない、国宝を丸ごと舞台にしてしまおうという無謀な挑戦に出 ます。
木村が最も得意とするコミュニケーション。この類い稀な才能と能力を最大限に発揮。 イベント会社エージェントを一切通さず自主開催を決行するため、寺院関係者のところに何度も訪れコミュニケーションを取り、次第に仲を深め友人のような関係に。そして共に舞台をつくりあげることに。舞台は使用許可の最も難しい国宝金堂。普通では考えられないことを失礼承知で要望し叶える。木村の能力は普通という枠を大きく超え、正にコロナ禍で失われようとしているコミュ ニケーションをどんな時でも絶対に必要だと言わんばかりに大切にし前へ進み絆を結んでいくその姿は見る者を驚愕させ圧倒します。
そして仁和寺国宝金堂を舞台とした開基1200年来、初めてのコンサートは大成功。 偉業を達成しました。 このコンサートでは共に舞台を作るという思いも実現。仁和寺僧侶とも声明と和太鼓で共演。 そして今度は意気投合しなんと北海道の自身のコンサートに招き共演。世界遺産仁和寺の初来道 までをも促し、木村の故郷でまるで仁和寺国宝舞台コンサートを思い出せるかような粋な演出は満員のお客様を大きな渦に巻き込み、拍手喝采にて幕を閉じました。勿論、世界遺産仁和寺との共演は形を変えてまだまだ続く予定です。 とにかく思い付いたら必ず実現まで持っていく感・即・動の木村は息つく暇もない程にエネルギッシュに動いています。10月中旬からは和太鼓指導のため渡独予定です。そんな彼は今、世界から熱い注目を集めています。
まさかのオーケストラ交響詩の作曲に着手。
2023年は受賞をきっかけに更なる飛躍の年へ
コロナ禍にも関わらず、他にも様々な誰もやってこないことを成し遂げ成功に導いてきた木村善幸。 2023年更なる飛躍を誓い、オーケストラ交響詩の作曲に挑みます。
和楽器演奏家から作曲家へ...
和をテイストにしたこれまでにはない交響詩を作曲し発表する予定です。 すでにその準備に入っており、初演を東京、さらには活動拠点ドイツ・ハンブルクでの公演も予定しています。
この度の東久邇宮国際文化褒賞受賞を機会に更なる飛躍と益々斬新で意欲的な国内外での創作活動にご注目頂けますと幸いです。
敬具
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像