「東京ニットファッション工業組合」2023年度ブランディングプロジェクト、Z世代を発信起点にTOKYO KNITの魅力を全世代へアピールする「デジタル・マーケティング プロジェクト」を展開
TOKYO KNIT×「超十代」+障がい者アート コラボ企画/2024年2月16日(金)@TRUNK HOTEL MORI(渋谷)にてファッションショー開催
前年度までのTOKYO KNITのブランディング事業はBtoB領域、特に国内外のアパレルブランドへの訴求に力を入れて参りました。
本年度は、未来を担うZ世代を発信起点とし、TOKYO KNITの魅力を全世代にアピールする施策を展開します。
本事業は、東京都中小企業団体中央会が2023年度に実施する【中小企業組合等新戦略支援事業に係る特別支援「デジタル技術活用による業界活性化プロジェクト」】※2として 、TKFと株式会社ジェイアール東日本企画によるコンソーシアムで取り組んでおります。
■TOKYO KNIT×「超十代」
【背景】
デジタルネイティブと言われるZ世代(10代~20代)は多種多様な価値観を持ち、加えて、自分の価値観を重視する傾向にあり、社会問題にも関心が高い世代です。オープンなコミュニケーションにも長けており、自分の意見をはっきりと伝えるため、ポストバブル世代と呼ばれる30代・40代、プレバブル世代と呼ばれる50代〜70代など、全世代への影響力が強い世代と言われます。Z世代の主張や行動は親世代にとって「自分もこういう経験があった」という思い出から好意的に受け入れやすく、全世代を巻き込むパワーを持っていると言えます。
本企画によって、次世代を担う若年層の東京のモノづくりへの関心喚起に繋げたいと考えます。
【施策】
Z世代に対してイベント開催やYouTube番組制作、グッズ制作などを手掛ける株式会社超十代(代表取締役:平藤真治、以下、超十代社)と連携し、Z世代がTOKYO KNITの高品質な製品に触れ、感じてもらい、自ら発信する機会を創出します。
今回は超十代を代表するZ世代のタレント6名を起用。TOKYO KNIT認証企業4社※3とコラボし、オリジナルニットを制作します。タレントによる工場見学をはじめ、その制作過程は各々のSNSでTOKYO KNITの魅力も含めて発信します。
取り組みの集大成として完成したオリジナル作品を披露するファッションショーを開催します。6名自らがデザインした作品を自身が纏い、モデルとなってランウェイに登場します。ショーの模様はSNS上で同時にライブ配信。江戸時代から続くTOKYO KNITが今の時代を担うZ世代と出逢い、新たな価値を創造します。
<参加・協力のTKF認証企業>
・丸和繊維工業株式会社
・株式会社アーテス
・株式会社沼尻テキスタイル研究所
・株式会社内田染工場
◆超十代SNS
インスタグラム:https://www.instagram.com/chojudai_japan/
X:https://twitter.com/chojudai_japan
TikTok:https://www.tiktok.com/@chojudai
◆超十代チャンネルYouTube
https://www.youtube.com/channel/UCXosS3CRJ4bG6vTMoERrRCQ
◆【ファッションショー「TOKYO LOVE KNIT(仮)」 開催概要】※イベント詳細は決定次第、報道発表いたします。
開催日時:2024年2月16日(金)17時~19時
会 場:TRUNK HOTEL MORI(東京都渋谷区神宮前5-31)
参加方法:後日公開予定
<プログラム要素(予定)>
■16:00 開場
■17:00~19:00 プログラム
・コンセプトムービー上映
・ファッションショー
・トークショー
・体験型コンテンツ(調整中)
・交流会
・プレスインタビュー
<「超十代」起用タレント一覧>※順不同
■TOKYO KNIT×障がいのあるアーティストとのコラボレーション企画
日本ならではの優れた技術を保証する産地ブランド「TOKYO KNIT」の認証企業が生産を担当し、障がいのあるアーティストの作品をフューチャーしたコラボレーション(プロジェクト)を、2024年2月16日に開催予定の「ファッションショー「TOKYO LOVE KNIT(仮)」 にて発表します。
江戸時代より続く東京のニット産業を支えてきたTOKYO KNITの高い技術力と、障がいのあるアーティストの既成概念を越えた才能が出逢い、まったく新しい価値を世の中に発信することを目的としたコラボレーション(プロジェクト)企画です。
「シブヤフォント」などで障がい者アート領域で実績のある株式会社フクフクプラス(共同代表 磯村 歩、福島 治、髙橋 圭)が、アーティストとのマネジメントを担当します。
【サンプル制作に協力いただく障がいのあるアーティスト紹介と主な作品】
■カミジョウミカ Mika Kamijo
19歳時に、常染色体劣性遺伝性疾患のため入院していた病院のスタッフの顔をデフォルメし独学で描き始める。
描いているテーマは「カラフルな空想の世界」と「夢の世界」。
●個 展
2004年 imagination カミジョウミカ展 (長野県軽井沢町)初個展。以降、県内外で個展を開催。
●賞 歴
1998年 長野オリンピックアートパラリンピック公募展街かど賞。以降、絵画コンテストにてグランプリ・優秀賞・特別賞・佳作・入選。
●グループ展
2003年 アート村第9回 デザイン大賞作品展(東京都)。以降、県内外、韓国、ニューヨークでグループ展に参加。
●制作・その他
2014年 テレビ朝日『ポータル ANNニュース&スポーツ』タイトルイラスト作品制作
2018年 FOOD&TIME ISETAN YOKOHAMA(横浜駅西口)フードコート壁画常設展示
2020年 第1回アートパラ深川おしゃべりな芸術祭(東京都江東区)メインビジュアルを担当
2022年 ユニリーバ・ジャパン「あしたにエール!キャンペーン」2022メインビジュアル採用
2023年 大和ハウス工業「ミライマチアート」絵画制作
<サンプル制作にご協力いただく作品>
■柴田 鋭一 Eiichi Shibata
1970年生まれ。柴田さんにとってはもはや描く行為自体が気持ちの良いこと、そして落ち着かない時に自らを安定させるものとなった。永遠の謎である“せっけんのせ”を25年以上描き続けるベテランは、海外のアートフェアでも注目され、ニューヨークで行われた初個展で作品を完売させた。
そんな快挙にも本人はどこ吹く風、至ってマイペース。言葉遊びを楽しみながら、仲間や職員、皆から人気者。
●作品収蔵
ポンピドゥー・センター/ジョルジュ・ポンピドー国立芸術文化センター(フランス)
●主な展覧会歴
2012年 柴田鋭一 「せっけん」 小出由紀子事務所(東京都)
2013年 OUTSIDER ART FAIR 2013 Center 548(アメリカ・ニューヨーク)
2014年 「ポコラート受賞者展」 アーツ千代田3331(東京都)
2014年 「SOAP」 柴田鋭一個展 Yoshii Gallery(New York)
2014年 「Outsider Art Fair」Paris Hotel le A(フランス・パり)
2014年 「art brut: collection abcd/ Bruno Decharme」Maison Rouge(フランス・パリ)
2014年 「集まる工房集展」もうひとつの美術館(栃木県)
2015年 「Outsider Art Fair」 New York Center 548(New York)
2015年 「Le Salon du Dessin Contemporain」 Le Salon du Dessin Contemporain(フランス・パリ)
2015年 Art Brut Live – abcd collection/ Bruno Ducharme Center for Contemporary Art(チェコ・プラハ)
2015年 「dRaw」展 INTUIT(Chicago)
2016年 「out sider art fair2016」Metropolitan Pavilion(アメリカ・ニューヨーク)
2018年 「Art Brut from Japan, Another Look」アール・ブリュット・コレクション(スイス)
2018年 「繰り返しの極意」もうひとつの美術館(栃木県)
2019年 「Art Brut from Japan, Another Look」アールブリュットコレクション(スイス・ローザンヌ)
<サンプル制作にご協力いただく作品>
<プロジェクトに参加・協力するTKF認証企業一覧>
・株式会社ズーム
・伊東メリヤス工業株式会社
・川島メリヤス製造所
・有限会社オフィスホドタ
・百瀬繊維株式会社
・丸和繊維工業株式会社
■TKF商品認証制度
今年度、TOKYO KNITでは、「商品認証制度」のスタートを予定しています。本制度は、TOKYO KNIT ブランド認証制度※3で認証されたTKF認証企業(又は申請中)であることを前提に、品質を保証するだけでなく、素材や縫製などの品質・技術・創造性にまつわる独自の審査基準を設定し、それらのストーリーを伝えることでTOKYO KNITのブランド力の強化を目的としています。商品のトレーサビリティを開示する方法として、世界的に主流となりつつあるブロックチェーン技術を活用した最先端の手法による認証書のNFT化などにも取り組みます。
【認証審査委員】
◉審査委員長
・水野誠一(株式会社IMA 代表取締役 すみだ地域ブランド推進協議会 理事長)
◉審査委員(五十音順)
・栗野宏文(ユナイテッドアローズ上級顧問クリエイティブディレクション担当)
・齋藤峰明(シーナリーインターナショナル代表 元エルメス本社副社長)
・高橋正実(MASAMI DESIGN クリエイティブディレクター すみだ地域ブランド推進協議会 理事)
・萩平勉(一般財団法人ファッション産業人材育成機構 理事長)
・芳村貫太(PROJECT Chino代表)
<参考資料>
◆TOKYO KNITについて
東京にしか創れないニットの未来を世界に発信する、それが私たちのミッションです。
TOKYO KNITは、東京の東部、墨田区本所界隈を中心に事業を展開しているニットファッション製造事業者が、次なる時代のファッション産業のあり方を目指す、新しいものづくりのプラットフォームです。
東京のニット産業の歴史は江戸時代に遡ります。鎖国状態にあった日本は、必要な物資の多くを国内生産に頼る必要があり、戦国時代の終焉とともに訪れた泰平のなかで、武士は刀を捨て、新たな仕事に従事することを迫られました。江戸東部に住んでいた武士は、手編みにより靴下や下着といったメリヤス製品を作るようになり、それが徐々に進化し、明治時代の殖産興業政策により、この地はニット産業発祥の地となったのです。
戦後、ファッション文化の中心となった東京には、多くのデザイナーがアトリエを構え、流通、小売業者も急増。さらに1970年代以降には、東京発のデザインが世界でも高く評価されるようになり、東京のニットメーカーはカジュアルからハイファッションまで、幅広いクリエーションに携わることになりました。東京のニット産業には、歴史と経験に基づく確かな技術力とともに、世界を刺激し続ける東京ファッション独自の創造力を支えるフレキシブルな思想が根付いているのです。(https://www.tokyoknit.jp/)
(※1)東京ニットファッション工業組合
ニット生地ならびに製品の製造業を営む中小企業の経営の改善発展、安定、合理化を図ることを目的とし、昭和24年に中小企業等協同組合法のもと、正式に法人格を持つ団体として発足。昭和61年に現在の名称である「東京ニットファッション工業組合」(TKF)と改称、現在約170社の組合員を擁する組織。(https://www.tkf.or.jp/)
(※2)中小企業組合等新戦略支援事業に係る特別支援「デジタル技術活用による業界活性化プロジェクト」
東京都中小企業団体中央会が実施するポストコロナを見据えてデジタル技術等を活用した新たな手法による団体等の業界活性化の取組を支援し、先進事例として広く発信できる事業創出を強力に後押しして成功に導くことにより、他の団体等が追随して取り組む潮流を創出するとともに、さらなる業界活性化を目指すプロジェクトです。
(https://www.tokyochuokai.or.jp/sienseido/jyoseijigyou/groupsenryaku.html)
(※3)TOKYO KNITブランド認証制度
東京ニットファッション工業組合(TKF)では、「技術のブランド化」をテーマに、組合員企業の中で、一定の認証基準を満たす企業を、有識者による認証審査委員会(委員長: 水野誠一)の審査により「『TOKYO KNIT』ブランドの認証企業」として認証しています。現在、認証されているのは35社。認証企業の一覧については、ブランドサイト(https://www.tokyoknit.jp/)をご参照ください。
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