太陽光パネルのリサイクルに関する新技術
-ウォータージェットによる電池セルとカバーガラスの分離-
報道関係者各位
2023年(令和5年)1月10日
新虎興産 株式会社
太陽光パネルのリサイクルに関する新技術
-ウォータージェットによる電池セルとカバーガラスの分離-
ウォータージェット工法を用いて変電機器の撤去、リサイクルを行う新虎興産(株)(大阪市西区、代表取締役社長 木村高士)は、太陽光パネルのリサイクルを行うための新工法としてウォータージェットにて電池セルとカバーガラスを分離させる技術を確立しました。本工法は新虎興産(株)にて特許を取得しており、下記写真のようにカバーガラスが原形サイズのままで電池セルのみ剥離する実験を成功させております。
太陽光パネル ウォータージェット剥離 写真
図1.太陽光パネル 表面
図2.太陽光パネル 裏面
今後の計画としてあらゆるメーカーの太陽光パネルに順応出来るように試験を繰り返すと共に、量産体制を確立する為の自動化装置開発を国内唯一のウォータージェットメーカーである(株)スギノマシン(富山県滑川市)と共同で行っていきます。
さらに本工法の最大の特徴である、電池セルを完全に剥離したカバーガラスのリユースに関しては今後模索していく計画です。
1.太陽光パネルリサイクル事業 背景
再生可能エネルギーとして期待される太陽光発電は1990年頃に商業用として普及、2000年頃には導入コストが下がり一般家庭向けにも普及されるようになりました。
太陽光パネルの寿命年数は20年~30年であり、新エネルギ―・産業技術総合開発機構(NEDO)は2036年には年間17万~28万トン廃棄されると試算していますが、太陽光パネルの電池セル部分には鉛、セレン、カドミウムなどの有害物質が含まれており、廃棄する際にはこれらを適正に処理する必要があります。また廃材を有効活用したリサイクルも考えていかないと、今後の太陽光パネルの普及に影響を及ぼす恐れがあります。
新虎興産は1918年の創業以来、ライフライン(特に電力会社)の設備撤去・リサイクルの事業を行っており、特にウォータージェットを用いた無火気での鋼材切断工法や有害物質を含んだ排水の濾過技術など環境を意識した工事を行っている企業です。
またリサイクル工場を保有しており、特殊機器のリサイクルを行っています。
太陽光パネルリサイクル事業に関しては、特にカバーガラスのリユースに新たな選択肢を増やす事で国内の市場だけでなく太陽光の普及率が高い海外に向けた市場開拓も行っていきます。
2.特長
(1)カバーガラスと電池セルを分離可能
太陽光パネルの裏面から高圧水を噴射することで硬度の高いカバーガラスは破砕されずに電池セル(シート状の物)だけが高圧水で粉砕されて剥離する事が出来ます。
(2)カバーガラスは粉砕することなく、原形のまま取り出すことが可能
カバーガラスに有害物質の付着は無く(試験サンプルで分析を実施)大きな破損もありません。
(3)剥離水の濾過で有害物質の除去
専用の濾過装置を使用することで排水内に含まれる有害物質を取り除くことができます。環境汚染を防止することが可能です
(4)カーボンニュートラルに貢献
インバータを用いて消費電力を最小限に抑える超高圧水発生装置(超高圧ポンプ)を導入。Co2削減に寄与します。
<会社概要>
■会社名:新虎興産 株式会社 ■代表者:代表取締役社長 木村 高士
■本社所在地:〒550-0012 大阪府大阪市西区立売堀5丁目5番21号
■TEL:(06)6536-3907(代) ■創業:1918年
■事業:プラント・電気機器等の撤去工事、超高圧ウォータージェット工事、鉄スクラップ事業、アスベスト関連事業(調査・施工)、運送事業、産業廃棄物(特管)収集運搬事業、PCB関連事業など
■URL:http://shintora.co.jp
2023年(令和5年)1月10日
新虎興産 株式会社
太陽光パネルのリサイクルに関する新技術
-ウォータージェットによる電池セルとカバーガラスの分離-
ウォータージェット工法を用いて変電機器の撤去、リサイクルを行う新虎興産(株)(大阪市西区、代表取締役社長 木村高士)は、太陽光パネルのリサイクルを行うための新工法としてウォータージェットにて電池セルとカバーガラスを分離させる技術を確立しました。本工法は新虎興産(株)にて特許を取得しており、下記写真のようにカバーガラスが原形サイズのままで電池セルのみ剥離する実験を成功させております。
太陽光パネル ウォータージェット剥離 写真
図1.太陽光パネル 表面
図2.太陽光パネル 裏面
今後の計画としてあらゆるメーカーの太陽光パネルに順応出来るように試験を繰り返すと共に、量産体制を確立する為の自動化装置開発を国内唯一のウォータージェットメーカーである(株)スギノマシン(富山県滑川市)と共同で行っていきます。
さらに本工法の最大の特徴である、電池セルを完全に剥離したカバーガラスのリユースに関しては今後模索していく計画です。
1.太陽光パネルリサイクル事業 背景
再生可能エネルギーとして期待される太陽光発電は1990年頃に商業用として普及、2000年頃には導入コストが下がり一般家庭向けにも普及されるようになりました。
太陽光パネルの寿命年数は20年~30年であり、新エネルギ―・産業技術総合開発機構(NEDO)は2036年には年間17万~28万トン廃棄されると試算していますが、太陽光パネルの電池セル部分には鉛、セレン、カドミウムなどの有害物質が含まれており、廃棄する際にはこれらを適正に処理する必要があります。また廃材を有効活用したリサイクルも考えていかないと、今後の太陽光パネルの普及に影響を及ぼす恐れがあります。
新虎興産は1918年の創業以来、ライフライン(特に電力会社)の設備撤去・リサイクルの事業を行っており、特にウォータージェットを用いた無火気での鋼材切断工法や有害物質を含んだ排水の濾過技術など環境を意識した工事を行っている企業です。
またリサイクル工場を保有しており、特殊機器のリサイクルを行っています。
太陽光パネルリサイクル事業に関しては、特にカバーガラスのリユースに新たな選択肢を増やす事で国内の市場だけでなく太陽光の普及率が高い海外に向けた市場開拓も行っていきます。
2.特長
(1)カバーガラスと電池セルを分離可能
太陽光パネルの裏面から高圧水を噴射することで硬度の高いカバーガラスは破砕されずに電池セル(シート状の物)だけが高圧水で粉砕されて剥離する事が出来ます。
(2)カバーガラスは粉砕することなく、原形のまま取り出すことが可能
カバーガラスに有害物質の付着は無く(試験サンプルで分析を実施)大きな破損もありません。
(3)剥離水の濾過で有害物質の除去
専用の濾過装置を使用することで排水内に含まれる有害物質を取り除くことができます。環境汚染を防止することが可能です
(4)カーボンニュートラルに貢献
インバータを用いて消費電力を最小限に抑える超高圧水発生装置(超高圧ポンプ)を導入。Co2削減に寄与します。
<会社概要>
■会社名:新虎興産 株式会社 ■代表者:代表取締役社長 木村 高士
■本社所在地:〒550-0012 大阪府大阪市西区立売堀5丁目5番21号
■TEL:(06)6536-3907(代) ■創業:1918年
■事業:プラント・電気機器等の撤去工事、超高圧ウォータージェット工事、鉄スクラップ事業、アスベスト関連事業(調査・施工)、運送事業、産業廃棄物(特管)収集運搬事業、PCB関連事業など
■URL:http://shintora.co.jp
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