集まった靴135足!途上国の子どもに寄付して参加するサッカー大会「U-10 REALE CUP 2023」
認定NPO法人REALE WORLD主催「本気と社会貢献」をテーマとしたサッカー大会「U-10 REALE CUP 2023」が、11月25日(土)26日(日)開催されました。
■参加することが社会貢献となるサッカー大会
レアーレカップは、サッカーと社会貢献、国際交流などを融合させた他に類を見ないサッカー大会で、参加する子どもたちにさまざまな学びを提供します。
参加費は無料ですが、レアーレワールドが取り組んでいる社会貢献活動「ワールドフレンズプロジェクト」に参加してもらうことが参加条件。参加者には、まだ十分に使えるけれどサイズアウトなどの理由から使わなくなったサッカーシューズなどのサッカーグッズを、途上国の子どもたちのために寄付してもらっています。
参加することが社会貢献となるサッカー大会で、社会貢献がまだまだ身近でない日本の子どもたちに社会に貢献する機会を提供します。
参加者には、事前にネパールの子どもの暮らしをまとめた動画を見て、何を寄付するのが良いのか親子で考えてもらい、大会当日受付で、子どもたち一人一人からそれぞれが考えた寄付品を受け取りました。
今大会では、135足のシューズ、6個のサッカーボールの他、キーパーグローブ3つ、ベンチコート2着、ジャージの上下1セット、Tシャツ4枚、短パン3着、ランニング1枚、脛あて1セット、サッカーソックス1足、靴紐2セットが寄せられました。
これらの寄付品は、来春ネパールの子どもたちに届けられる予定です。
※ワールドフレンズプロジェクトについて詳しくは、下記のURLからご覧ください。
https://realeworld.com/project/world-frends-project/
※ネパールの暮らしをまとめた動画は下記になります。
https://youtu.be/CfidzE2yykI?si=8naWndPQ7aN1T-c1
■ネパール大使館後援~ネパール大使より激励のメッセージ
レアーレワールドは、ネパールとの関わりが深く、レアーレワールドがNPO法人として登録する以前から孤児院や、村の子どもたちへ寄付品を届けたりしてきました。2013年からは、ネパールでも少年サッカークラブを運営し、今では、プロ選手を輩出するまでになっており、低所得層の子どもたちに、勇気と希望を与える存在となっています。
様々な職業のネパール人を日本に招いての国際交流イベントや、日本人をネパールに派遣しての交流イベントにも力を入れています。
また、今回のレアーレカップで集まった寄付品は、ネパールに届けられることになっていることもあり、「U-10 REALE CUP 2023」は、駐日ネパール大使館の後援を受けています。
駐日ネパール大使館の特命全権大使ドゥルガ・バハドゥール・スベディ博士からも動画にて応援メッセージをいただき、11月25日の開会式にてメッセージを披露しました。
※ネパール大使からのメッセージはこちらからご覧いただけます。
https://www.youtube.com/watch?v=olNc4_PkPY0
■最後まで諦めない気持ちを育てる!逆転可能な2日間開催
5回目となる今回のレアーレカップは、初の2日間にわたる開催となりました。
1日目は8人制のリーグ戦、2日目は4人制のリーグ戦と試合形式を変え、それぞれの勝者が2日目の最後に、総合優勝をかけた決勝戦を戦いました。
8人制で勝ったチームが必ずしも4人制で強いとは限らない。いつものポジションとは異なる動きが求められる4人制では、早い試合転換に、8人制以上の盛り上がりが見られました。
初日8人制ではFC C.E.L.(神奈川県)が優勝、2日目の4人制ではロプタ富士(静岡県)が優勝。総合優勝決定戦では、FC C.E.L.が総合優勝を勝ち取りました。
1日目に勝てなくても2日目に挽回のチャンスがある。最後まで、諦めずに挑み続ける気持ちを持ってもらいたいという狙いから、このような2日間の開催となりました。
■本格的な演出で子どもたちのやる気に火をつける
本気と社会貢献をテーマにしたレアーレカップでは、子どもたちの本気を刺激するため、通常の子どものサッカー大会とは思えない、プロの試合のような雰囲気を演出することにも力を入れています。今回もイベント企画会社であるベストプロデュース様、プロのMC、プロのカメラマン、AIカメラのCloud9様の協力を得て本格的な雰囲気を演出しました。
全チーム揃っての開会式では、小野伊東市長が来賓代表の挨拶をしてくださり、第一試合開始のセレモニーでは、ボールを審判に手渡す役割を務めてくださいました。
音楽が鳴り響く中、審判に先導されての入場、選手の背番号と名前の読み上げ、それらすべてが子どもたちの士気を高めました。
2日目最後に行われた総合決勝戦では、花道を通ってレアーレワールドのプロジェクトフラッグに先導されての入場、スターティングメンバーの名前の読み上げ、プロの歌手による国歌独唱、試合前のスタメン撮影などプロの試合のような雰囲気を演出。心地よい緊張感の中、全力のプレーが見られました。
■マンオブザマッチなどたくさんの表彰で本気のプレーを引き出す
本気で勝ちたいという思いでプレーするからこそ感じられる、震えるような喜び、悔し涙、達成感、感動などを存分に味わえる機会を提供したい。そんな思いから、レアーレカップでは、表彰にも力を入れています。
初日の8人制の試合では、試合ごとのベストプレーヤーにマンオブザマッチを贈呈。それ以外にも、得点王や、全試合通してのMVPなどの表彰、優勝チームに、大きなトロフィーとメダルおよび副賞の贈呈などを行いました。
■アスリートのための食を通した体と心を育てる講座など学びの時間も充実
レアーレカップでは、学びのための時間も設けています。
2日目のお昼休みの後には、レアーレカップのスペシャル講座として、アスリートファームの岡田竜一先生をお招きし、アスリートの食をテーマに、子どもたちが選手として、人として成長するために必要なお話をしていただきました。食に関する楽しいクイズも用意していただき、親子で楽しみながら、子どもたちの成長に関わる食についての知識を深めていただくことができました。
■ゴールキーパー対決で、本気の一対一を経験
普段、なかなか脚光を浴びることのないゴールキーパー。彼らに光を当てるのがゴールキーパー対決です。各チームのキーパーが、一対一で3本勝負のPK対決。チームメイトの応援を受けながら、チームを代表してのキーパー同士の真剣勝負。ものすごい緊張感の中、シュートを蹴り、ゴールを守る。トーナメント形式でキーパー王を目指す本気の対決を通して、子どもたちがいつもより大きく見えた瞬間でした。
■「レアーレカップ」開催の背景
最近の日本の子どもたちは、勝ち負けに対するこだわりが薄いように感じます。しかし、プロ選手の世界はもちろん、社会に出れば、常に結果が求められるという現実があります。レアーレカップは、そんな現実を生き抜く力を身につけるきっかけを子どもたちに提供する場として、2019年にスタートしました。
また、国際化が進む現代を生き抜くためには、社会問題や広い世界に目を向けることが重要になってきます。サッカーを通して、視野を広げ、感謝の気持ちや他者を思いやる気持ちを育み、社会貢献活動を身近に感じてもらうきっかけも提供したいと考えています。
また、今後は日本全国、そして海外からのチームの参加を呼びかけ、国際的な大会にしていければと計画中です。
【U-10 REALE CUP 2023の概要】
開催日 :2023年11月25日(土)、26日(日)
開催場所:小室山公園市営総合グラウンド(天然芝) 静岡県伊東市川奈1260-1
試合形式:◉1日目 8人制 12分ハーフ( A,Bグループに分かれての予選リーグと順位決定戦)
◉2日目 4人制 15分1本の全チーム総当たり戦と
総合優勝決定戦(7人制12分ハーフ ※7人制はソサイチルールを適用)
参加チーム数:8チーム(2日目は1チームが選手が揃わず欠席したため7チーム)
参加条件:1人1品途上国の子どもへの寄付(「ワールドフレンズプロジェクト」への参加)
当日観戦:一般公開
表彰 :各賞ごとにトロフィーやメダルを授与
◉1日目の表彰内容
マンオブザマッチ(ミニトロフィー・各試合ごと)
初日優勝(クリスタルトロフィー)
初日得点王(サッカーシューズ型トロフィー)
◉2日目の表彰内容
マンオブザマッチ(決勝戦のみ)
2日目優勝(クリスタルトロフィー)
2日目MVP(クリスタルダイヤ型トロフィー)
2日目得点王(サッカーシューズ型トロフィー)
総合優勝(ゴールデントロフィーとメダル)
総合準優勝(表彰状とメダル)
【主催】
認定NPO法人レアーレワールド
【後援】
駐日ネパール大使館
【協力】
制作協力・協賛/株式会社ベストプロデュース
協力/Athlete Firm
【主賓】
開会式来賓代表挨拶・ボールハンドオーバー/小野達也(伊東市長)
【参加チーム】
AZ(オズ)スポーツクラブ
SS伊豆
FC ITO
FC小田原
FC C.E.L.
FC REALE
Mare FC
ロプタ富士
【協賛社】
株式会社ユー・エス・イー
合同会社アーツイノベーター・ジャパン
有限会社木村衛生社
株式会社スーペルゥーナ
有限会社三村商事
アトリエ ヨウコ ウエダ
大久保塗装
紫玉書道会
中村電気
有限会社新里
株式会社ハヤフジ眼鏡店
株式会社満宏
まいとれーや
マカホウ
もみほぐし道場いやしMAX
崔如琢美術館
【物品寄付社】
株式会社EXFOOD JAPAN
ファイテンショップららぽーと沼津店
【後援者】
吉弘 三男 (株式会社ユー・エス・イー 代表取締役社長)
大場 晃利
草間由香
大平 麻琴
徳永 由紀
西島 晃一
湯浅 恵里
塩谷 航平
牧野 貴久⼦
山根 可奈子
【MVPセレクター】
サントス シャフカラ(理事・元ネパール代表・ネパールリーグ最多得点記録保持者)
岡田竜一(アスリートファーム)
【審判】
園部元康
渡辺恭成
池ヶ谷翼
【スペシャルゲスト】
ヨナス スレス(元エチオピアサッカーユース代表選手)
【スタッフ】
カメラマン/杉﨑真一
司会/つつみ慶
映像/TOKYO CREATIVE LAND・津曲裕之・浦田拳一
AI カメラ/株式会社Cloud9
食育講座講師/岡田竜一(アスリートファーム)
国歌独唱/KWANI(ダイナマイトしゃかりきサ~カス)
ポスターデザイン/伊東幸子
ワールドフレンズプロジェクトロゴ/アトリエ・ヨウコ・ウエダ
プログラム掲載マンガ/hane.
【ボランティアスタッフ】
伊東幸子
一場真澄
乙坂明美
小野朋生
渋谷ゆかり
草間由香
轡田恵美
小林静子
細谷和代
牧野貴久子
宗像裕介
古東達成
FCレアーレ保護者一同
FCレアーレトップチーム
※敬称略
【お問い合わせ先】
認定NPO法人REALE WORLD
「U-10 REALE CUP 2023」実行委員長:柴田薫
静岡県伊東市富戸1317番地5030
TEL:0557-51-5227
FAX:0557-52-4240
MAIL:nporealeworld@gmail.com
■法人概要
法人名 :認定NPO法人REALE WORLD
所在地 :静岡県伊東市富戸1317番地5030
代表者 :代表理事 三好 彩
設立 :2015年12月7日
事業内容 :文化・スポーツなどを通して子どもの心を育む事業、海外の文化や歴史を学び相互理解を深める国際交流事業等
URL : https://realeworld.com/
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