helpmeee! KEIKO｜Q&A回答エンジンを大規模言語モデル（LLM）にアップデート

大型アップデート第二弾｜LLMと独自の技術でQ&Aの回答精度が大幅アップ

バリュエンステクノロジーズ株式会社

2023年7月27日 11時30分

「提案力とテクノロジーで、あるがままに生きられる世界を創る。」をビジョンに掲げるバリュエンステクノロジーズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO:深谷良治、以下当社)は、バックオフィスDXソリューション「helpmeee! KEIKO」のQ&A回答エンジンに、Open AI社の最新大規模言語モデル（LLM）をカスタマイズした独自の技術を搭載し、回答精度を劇的に向上させる大型アップデートを実施いたしました。

サービスサイト:https://helpmeee.jp/

「helpmeee! KEIKO」について

「helpmeee! KEIKO」は、バックオフィスの効率化・高度化を実現するノーコードのバックオフィスDXソリューションです。AIチャットボットによる自動応答、人間による有人対応、問い合わせチケットの管理、ダッシュボードが統合されており、社内で発生するさまざまな問い合わせや要望に対して、迅速かつ効率的に対応を実現します。

今回のアップデートについて

これまでQ&A回答には機械学習を用いていましたが、今回のアップデートでChatGPT系の大規模言語モデル（LLM）に切り替えました。旧エンジンでは回答精度63.82%に対して新エンジンでは97.87%と、34ポイントの向上を確認しています。

■単語理解から文脈理解へ
単語理解にとどまっていたQ&A回答が文脈を理解できるようになり、例えば「水をPCにこぼした」と「コーヒーをPCにこぼした」はほぼ同義であると判断し、「水」と「コーヒー」のように単語が違っていても、適切な回答候補を出せます。

■文章のベクトル化
文章のベクトル化により類義語や同義語の判別が向上しました。例えば「Wi-Fi」という単語において、「ウィーフィー」などのキーワードを類義語として登録せずとも、「ウィーフィー」と質問すれば「Wi-Fi」のQ&Aを回答します。
これまでは個社ごとに類義語や同義語の設定・調整が必要でしたが、これからは、多くの一般的な類義語や同義語に関しては、その登録・管理が不要になります。

今回の大型アップデートにより、「helpmeee! KEIKO」の回答精度は大幅にアップし、社内問い合わせ対応業務の更なる効率化に貢献できることを確信しています。
「helpmeee! KEIKO」無料トライアルがございますので、ぜひお試しください。
サービス資料のダウンロードやトライアルのお申し込みは:https://helpmeee.jp/

開発者のコメント

小野田賢人　EM

「今回のリリースは、私たちにとっても大きな転機です！精度向上に伴い、より多くの質問にhelpmeee! KEIKOが自動回答できるようになり、社内ナレッジを用意しやすくなりました。今後、みなさまの独自ニーズに応えられるように、更なる改良を進めてまいります。今回、確立した手法は、文脈を理解する力を秘めており、今後システムを一層発展させていきます。より多くのお客様の力となり、みなさまのビジネスと一緒に歩んでいけるよう、お客様目線での課題解決に引き続き取り組んでまいります。」

佐藤拓　PM

「ChatGPTという革新的なテクノロジーの登場は、特にチャットボット系サービスに大きな影響を与えたと認識しております。ChatGPTの登場を機に、私たちは新たな視点からチャットボットサービスの可能性を追求し、お客様の満足度向上を目指して参りました。その結果として生み出される製品は、より便利で使いやすく、かつ実用性に富んだものになると信じています。私たちはお客様が喜んでいただける機能を提供することを前提に、引き続き最先端の製品を提供してまいります。私たちの製品が、お客様の生活やビジネスをより豊かで便利なものにする手助けとなることを願っております。」

長谷部尊則　AI　PM

「helpmeee! KEIKOは、OpenAIの最先端モデルを独自のニーズに合わせてカスタマイズし、その結果、約97％の応答精度（私たちの独自の調査に基づく）を達成しました。この数字は、helpmeee! KEIKOがユーザーの質問や要望に対して、非常に高い精度で対応できることを示しています。私たちは将来、独自の技術をさらに活用し、応答精度をさらに向上させることを計画するとともに、この取り組みによってより有益で、信頼性の高いツールへと進化し続けることを期待しています。helpmeee! KEIKOのさらなる発展に、どうぞご期待ください。」

「helpmeee! KEIKO」の今後

「helpmeee! KEIKO」のミッションは、バックオフィスのDXを力強く推進することにより、煩雑な業務を自動化・効率化することで、社員が付加価値の高いコア業務に専念できる環境を作り上げることです。社内の問い合わせ対応業務の自動化と効率化にこだわった開発を進めております。

当社の強みである高い専門性が必要な情報システム領域のヘルプデスク対応を含む、あらゆる社内問い合わせ対応の指令センターとして、バックオフィス部門を横断して「helpmeee! KEIKO」を活用いただけるよう、引き続きプロダクトを磨き上げてまいります。