GPT-4o/GPT-4o mini対応でRAG機能を強化!イクシーズラボのAIチャットボットが問題解決能力を大幅アップ!
社内ドキュメントから生成される回答の情報量と正確性が向上。ナレッジの有効活用を促進!
AIによる業務効率化サービスを提供する株式会社イクシーズラボ(本社:東京都江東区、代表取締役社長: 菊池 淳、以下イクシーズラボ)は、AIチャットボット「CAIWA Service Viii(ヴィー)」に搭載のChatGPT API連携によるRAG(Retrieval-Augmented Generation)機能をバージョンアップし、最新のGPT-4oに対応したことをお知らせします。今回のバージョンアップによりさらに詳細で正確な応答を提供できるようになりました。
なお、GPT-4o miniについても8月中に対応し、利用用途や予算に応じてGPT-4oとGPT-4o miniのどちらのモデルを利用するか選択できるようになります。
・問い合わせ:https://www.exiis-lab.com/contact-prd/
・デモのご依頼:https://www.exiis-lab.com/demo-form/
・詳細ページ:https://www.exiis-lab.com/products-prd/viii-prd/viii-with-gpt/
GPT-4o対応によるメリット
GPT-4o対応により、GPT-3.5 Turboに比べ、大きな進化を遂げました。以下にその主なメリットをまとめます。
-
正答率の向上(約23%向上、当社調べ):
GPT-4oは、回答精度が向上し、与えられたデータが適切であれば概ね正しい回答を生成します。これにより、ユーザーの問題解決率が向上します。
-
ハルシネーションリスクの減少(約88%減少、当社調べ):
適切な情報がない場合、無理に回答を生成せず、ユーザーに情報がない旨を伝えるなど、誤った情報を提供するリスクが劇的に減少しました。これにより、ユーザーに対して信頼性の高い情報を提供できます。 -
回答が詳細に:
ユーザーの質問に対する回答がより詳細になり情報量が増えました。また回答は見出し、強調文字、箇条書きなどで整理され、読みやすさが向上しました。これにより、ユーザーの体験価値が向上します。
例)
質問:マイカーでの通勤はできますか?
GPT-3.5 Turboの回答:
マイカーでの通勤は可能です。自家用車の使用を認められた者は、承認された車両を通勤に使用することができます。ただし、一定の基準を満たす必要があります。
GPT-4oの回答:
はい、マイカーでの通勤は可能です。ただし、以下の条件を満たす必要があります:
1. 自家用車の通勤使用登録申請書を会社に提出し、その承認を得ること(第2条)。
2. 自賠責保険以外に必ず任意保険に加入すること(第9条)。
3. 使用承認基準を満たし、毎年所定の手続きを経て更新すること(第10条)。
また、運転中の事故や違反に関する規定もありますので、注意が必要です。
背景
イクシーズラボが提供するチャットボット「CAIWA Service Viii」に搭載されているChatGPT連携機能(RAG)は、現在多くの企業でPOCを含めて導入されています。この機能は、構築と運用の工数を削減できることから高い評価を受けています。 今回、さらに「より詳細で正確な回答を生成できるようにしてほしい」という要望に応えるため、GPT-4oに対応し、回答の情報量増加とハルシネーションの低減を実現しました。
今後の展望
マルチモーダル対応:
テキストだけでなく、画像や音声などに対応する予定です。これにより、ユーザーとのインタラクションがより豊かになり、幅広いニーズに対応できるようになります。
ドキュメント検索システムFinDocとの統合:
弊社の別製品であるAIドキュメント検索システム「FinDoc」と統合し、CAIWA、RAG、ドキュメント検索の各レスポンスをシームレスに提供できるようになる予定です。これにより、一元化された社内データから目的に応じた方法で情報を取得できるようになり、利便性が向上します。
CAIWA Service ViiiのChatGPT連携(RAG)機能について
CAIWA Service Viiiは、RAG技術を活用した「ChatGPT連携機能」を備えており、社内規定、製品カタログ、マニュアル、問い合わせ履歴などのドキュメントを活用して、構築運用の手間なく企業固有の問い合わせ対応を自動化できます。
ViiiのRAG機能の設定は非常に簡単で、ドキュメントを管理画面でアップロードするか、SharePointと連携させるだけで利用できます。SharePointと連携する場合、運用の手間はほとんどかかりません。
弊社のRAG機能には、Q&Aリストをドキュメントから生成する機能があり、独自開発AI「CAIWA」のナレッジとして簡単に追加できます。この手法の場合、登録したQAの範囲内での回答となりますが、回答内容を制御できるためハルシネーションのリスクがありません。
さらに、ハルシネーションリスクがないCAIWAの応答と広範な対応が強みの生成AI(RAG)による応答の両方をシームレスに取得し比較できたり、生成元表示によるファクトチェックができたりと誤情報の取得を回避するための仕組みが整っています。
CAIWA Service Viiiに備わっているRAGを利用することで、社内のナレッジを効率的に共有し活用することができます。
AIチャットボット CAIWA Service Viii概要
CAIWA Service Viiiは、バックオフィスにおける業務効率化や、カスタマサポートにおけるコスト削減及び対応品質向上に役立っているAIチャットボットです。独自開発のAI「CAIWA」を搭載していて、導入企業様からは回答の精度が高く、メンテナンスもしやすいと高い評価を受けています。さらに、ChatGPT API連携機能によるQA自動生成、ドキュメント検索システムやMicrosoft Teamsとの連携、さらに100カ国以上の多言語対応も可能です。
イクシーズラボが独自に開発したAIエンジンCAIWAについて
イクシーズラボのCAIWAは、自然な言葉に対する認識精度の高さにおいて導入企業様から高評価を得ております。CAIWAは前身の会社時代から20年以上の研究開発及び商用での利用実績があり、その間に磨かれた独自開発の言語モデルによって、ユーザーによる学習がされていない初期状態においても言語認識精度が高いという強みがあります。また、回答精度を高めるためのメンテナンスを簡単に行えるツールも用意しています。
CAIWAは、長期に渡り継続利用している企業も多数あり、また官公庁や大手企業にも採用されている信頼性の高いAIシステムです。
イクシーズラボについて
株式会社イクシーズラボは、2017年1月に設立されました。独自開発したAI会話プラットフォーム「CAIWA」をベースとしたチャットボットなどの製品を提供する事業およびAIに関する各種技術の応用研究を行っています。今後も「CAIWA」をベースとした製品の性能向上のために最新技術を取り込むなどの努力を続けるとともに、様々な分野にAI技術を応用することで、社会の発展に貢献することを目指します。
すべての画像