運動器疾患に対する再生医療技術の開発と先進医療としての社会実装を目指した共同研究講座を順天堂大学に設置
順天堂大学医学部附属順天堂医院では、変形性膝関節症やスポーツ外傷・障害を対象に年間5,000回を超えるPRP(多血小板血漿)治療が実施され、並行してASCs(自己脂肪由来幹細胞)治療も提供されています。本共同研究講座では、その豊富な実臨床のデータを基に、PRPやASCsの作用機序や効果・限界を明らかにしつつ、アカデミア発再生医療技術として更に洗練させて参ります。同時に、Gaudi Clinicalが構築する地域分散型再生医療流通網を活用しての細胞培養加工の外部委託、医療機関と細胞加工受託企業が連携してつくる再生医療オペレーションの最適化・標準化に関する研究も進めて参ります。
加えて本共同研究講座では、株式会社ベリタスが新規再生医療技術の開発に参加し、基礎研究や臨床研究を通じて作用機序の解明を目指します。また、NORM株式会社はPRP療法の血算・生化学検査に加え、血中の栄養素や成長因子を測定し、運動器疾患患者の栄養状態が病態や治療効果に及ぼす因子について検討します。
開発した再生医療技術は、先進医療*1を経て保険収載されることを目指し、臨床研究中核病院である順天堂大学医学部附属順天堂医院の支援を受け臨床開発を進めて参ります。
※1先進医療:厚生労働大臣が定める高度の医療技術を用いた療養その他の療養であって、保険給付の対象とすべきものであるか否かについて、適正な医療の効率的な提供を図る観点から評価を行うことが必要な療養。
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