㈱IBSと㈱ベホマル、大阪・関西万博 大阪ヘルスケアパビリオンに共同出展決定!
~グルコース由来のバイオマス燃料電池×バイオマスCO2吸収材添加プラスチックによる循環システムを展示~
株式会社IBSと株式会社ベホマルは2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博、EXPO2025)の大阪ヘルスケアパビリオンに共同出展します。
テーマは「グルコースによるポータブル環境循環システム」です。
IBSはグルコース由来のバイオマス燃料電池による電力供給および装置設計を、ベホマルはグルコース由来のバイオマスCO2吸収材入りCO2吸収プラスチック食器提供と、装置デザインを担当します。
資源循環は1社では出来ません。お互いの強みを活かし共同で造り上げることで成し遂げられる、そんな取り組みをお見せできる展示をお見せします。
出展期間は2025年4月21日(月)~28日(月)、合わせて他の資源循環を体験できる展示も予定しています。
来年本番の出展展示をお楽しみに!
流体制御機器メーカー株式会社IBS(本社:大阪府吹田市、代表取締役社長:早川剛一)と、2022年創業のバイオマスCO2吸収材を開発製造販売するスタートアップ株式会社ベホマル(本社:滋賀県近江八幡市、代表取締役:西原麻友子)は、大阪・関西万博に出展する大阪ヘルスケアパビリオンの「展示・出展ゾーン」<企画・運営=中小・スタートアップ出展企画推進委員会(公益財団法人大阪産業局・大阪商工会議所共同設置)に、共同出展します。
㈱IBSと㈱ベホマルの両社は令和4年度“関西みらい研究助成金”受賞をきっかけに意気投合、社会課題解決のためにタッグを組み、この度出展が決定しました。
ー展示詳細ー
期間:2025年4月21日(月)~ 4月28日(月)
場所:2025年大阪・関西万博「大阪ヘルスケアパビリオン」
ヘルスケアパビリオンについて
本パビリオンの「展示・出展ゾーン」では、万博に向けて新技術開発などに取り組む、中小企業・スタートアップの技術力や魅力を26の「リボーンチャレンジ」として、毎週出展団体が変わりながら展示する企画です。多数の応募から377社が出展します。
出展企業一覧はこちらのリンクを参照→https://osaka2025.site/sme-info/#tenji1
出展技術について
株式会社IBSは流体機器装置を得意とする大阪の中小企業です。これまで大阪工業大学金藤教授と共同研究を行い、バイオマス燃料電池セルの開発を行ってきました。この電池セルはグルコースと酸素を用いて発電できるのが特徴です。また酸素を消費しながら発電することを利用し、電源レスで脱酸素機能や、酸素透過量を測定する事も出来ます。一方で発電時にはCO2が出てしまうことが課題でした。
対して、株式会社ベホマルは2022年11月創業のスタートアップ。グルコース由来のバイオマスCO2吸収材の開発と、それを樹脂に混ぜることで作られるCO2を吸うプラスチック「DACプラ®」の展開を進めています。CO2吸収材は粉末状で、食べられるぐらい安全な材料です。しかしながらスタートアップであるがゆえに、実際の装置に具現化する資金力や機械設計技術が無いことが課題でした。
そこでこの両社の技術とアセットを組み合わせて出来たのが、今回展示を予定しているポータブル環境循環システム。グルコースという生物のエネルギー源であり、基本単位を中心に循環する、新しいシステムを提供します。
㈱IBSのバイオマス燃料電池によってグルコースと酸素を元に発電、出てきてしまうCO2を㈱ベホマルのCO2吸収材で吸収し、回収したCO2でグルコース原料の植物を栽培。栽培に必要なエネルギーを燃料電池によって得られた電力で賄います。
両技術とも研究開発中のため、完璧な循環システムは現状厳しいかもしれません。しかしながら、2025年の万博展示で、未来の資源循環をお届けできるよう、取り組みを進めます。
会社概要
会社名 株式会社IBS
設 立 1997年3月12日
代表者 代表取締役 早川剛一
所在地 大阪府吹田市穂波町12番43号
事業内容 バルブ・ポンプ・ガス発生装置の
設計開発、及び製造販売
医療機器の製造、及び流体制御機器等の販売
U R L https://ask-ibs.jp/
会社名 株式会社ベホマル
設 立 2022年11月2日
代表者 代表取締役 西原麻友子
所在地 滋賀県草津市野路東1-1-1 立命館大学BKCインキュベータ201号室
事業内容 バイオマスCO2吸収材の開発製造販売
U R L https://www.behomal.co.jp/
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