T&T、無料で使えるNFTサービス化ツール「World Builder」を発表。直感的な操作で誰でも利用可能に

チェックイン機能をもったNFTで、スタンプラリーなどのゲーミフィケーションを安価に実現

T&T

Tales & Tokens株式会社(代表取締役:佐々木大輔)は、NFTプラットフォーム「T&T」の第3弾メジャーアップデートを行い、NFTをサービス化する制作ツール「World Builder」を2025年4月10日にリリースすることをお知らせいたします。
https://builder.ttt.games/

無料で使えるNFTサービス化ツール「World Builder」

World Builderとは

「World Builder」は、誰でも簡単にNFTを制作できるプラットフォームです。なかでも特徴的なのは、NFTの図柄を変更できる「きせかえ」機能と、特定の場所を訪れたことを記録・証明できる「チェックイン」機能です。これらを組み合わせることで、ユーザーが特定の場所を訪れることでNFTがレベルアップする、といったゲーミフィケーションが簡単に実現可能になります。これにより、単なるデジタルアートではない、持続性のあるサービスとしてNFTを活用することができます。

これまでのNFTのトレンド

2021年から2022年にかけて投機の対象として注目を集めたNFTは、現在ではデジタル資産のエコシステムの一部として進化を遂げつつあります。それを象徴するのが、企業や政府の活用事例です。たとえば、ファッションやスポーツの分野では、特定の商品を購入した顧客に限定のデジタルアイテムを提供することで、従来のポイントカードや会員制度に代わる新たなロイヤリティプログラムを提供しています。また、地域資源や文化財のデジタル資産化に取り組む自治体も現れ、観光促進や地域コミュニティ活性化の分野での事例が増えています。具体例には、次のようなものがあります。

  • リアルとデジタルの融合:物理的な商品やイベント参加と連動したNFT

  • 継続的な価値提供:一度きりのコレクションではなく、時間とともに進化・成長するNFT

  • コミュニティ重視:単なるデジタル資産としてではなく、コミュニティ参加の証明や特典として機能するNFT

  • 低コスト・環境配慮型:ガス代などのコストを抑え、環境負荷の少ないNFTプラットフォームへの移行

こうした動向は、NFTがかつてのような投機の対象ではなく、さまざまなサービスのエコシステムを構成する一部として居場所を見つけつつあることを示しています。そうした流れのなかで、「価値の交換」は「コイン」で、「物語の共有」は「NFT」で行われるという役割分担もはっきりしてきました。つまり、NFTは、以前よりもさらに価値観やアイデンティティを共有する媒体として機能しはじめています。

T&TがいまなおNFTに注目し、それを「サービス化」しようとしている理由は、まさにその点にあります。そして「World Builder」は、これらの最新トレンドを取り入れ、実用的かつ持続可能なNFTサービスの構築を可能にするものです。

課題解決とメリット

従来のウェブサイトやスマホアプリの開発・維持には、初期開発費だけでなく、月々のサーバー費用や不定期のメンテナンス作業など、継続的なコストが発生していました。

「World Builder」を活用したNFTサービスは、ブロックチェーン技術とWebアプリケーションそれぞれの特性を組み合わせたプラットフォームにより、大幅なコスト削減を可能にしています。特に、スタンプラリー、ポイントカード、メンバーシップカードなど、低コストで長期間のデータ保持とメンテナンスが求められるようなサービスのご利用に最適です。

また、直感的な操作画面により、NFTの制作から設定、運営までを誰でもスムーズに行うことができるため、プログラミングの知識がなくても独自のサービスを展開できるのも強みです。

主な機能と特徴

  • きせかえ機能:NFTの図柄を変更できる機能。一度入手されたNFTでも、継続的に変化・成長させることができます

  • チェックイン機能:特定の場所を訪れたことを証明する機能。リアルとデジタルの接点となる、T&Tの象徴的な機能。Google/Appleアカウント連携により、ウォレットをまだ持っていない人もサービスを利用できます

  • 直感的な管理画面:プログラミング知識不要で簡単に設定・運営ができます。日本語・英語にも対応し、国内外で利用可能なインターフェースを提供

  • NFT発行機能:自分のウォレットにミントする基本機能の他、NFTを受け取れる独自のURLを発行する「NFTお届け機能」を提供しています。まだウォレットを持っていない人にも、あらかじめメール等でNFTが届けられます。

World Builderの「きせかせ」設定画面

料金体系

  • ベーシックプラン:無料

  • アドバンスプラン:4,400円/月(複数管理者の追加や、発行可能トークンの上限数増加など、チームでの大規模運営に対応)

NFTの発行は30個までは無料、31個以降は1個あたり550円(税込)がかかります。

なお、対応チェーンはPolygonです。その他、プロジェクトによってはTCG VerseやAstar Networkなどを選択している場合もあります。Ethereumなど、Polygon以外のチェーンを選択したい場合にはお問い合わせください。

導入事例

「Japan Tourism NFT Awards 2024」の体験価値・フィジタル部門においてグランプリを獲得した「すごい地域NFT『KIN-TOWN』において、4月18日より販売開始になる「くだものおすそわけパスポート」第2弾。その制作・運用にT&TのWorld Builderが活用されています。

https://kinokawa-osusowake.studio.site/

代表のコメント

これまで、物語を共有する媒体としてのNFTに注目してT&Tを提供し続けてきましたが、この数年でさまざまな事例を作ることができました。たとえば、地域に伝わる神話や民話を再創造するプロジェクト(岩手県遠野市)、地場産業の歴史を背景にした行政区の垣根を超えたコラボレーション(新潟県三条市・燕市)、全国の町や市をつなぐまち歩きゲーム(千葉県茂原市他)、絶滅危惧種の保護活動が結んだアートと循環経済のプラクティス(京都府亀岡市)など。今回の「World Builder」のリリースによって、同様のプロジェクト展開がさらに簡単になりましたので、ぜひ多くの方に気軽にお試しいただきたいと思います。

T&Tについて

T&Tは、2022年11月24日にスマニューラボ株式会社からリリースされました。図柄が変更可能な動的NFT、かつ、チェックインが記録できるプラットフォームとして唯一無二の特徴をもったサービスです。2023年4月1日にはTales & Tokens株式会社が事業を引き継ぎ、以後、継続的にアップデートを行ってきました。2023年6月22日に「Vega」、2024年2月29日に「Sirius」、今回のメジャーアップデート「Altair」では、無料で使えるNFTサービス化ツール「World Builder」の提供を開始しました。

World Builder https://builder.ttt.games/ 

お問い合わせ先

Tales & Tokens株式会社
Email: info@tnt.company
製品情報 https://www.ttt.games/ 

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会社概要

Tales & Tokens株式会社

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URL
https://www.ttt.games/
業種
情報通信
本社所在地
東京都杉並区西荻北4-38-8
電話番号
-
代表者名
佐々木 大輔
上場
未上場
資本金
-
設立
2023年02月