特定技能「木材産業」で全国初 (株)A-stationが日田市で先駆的モデルを構築
定着率98%・大学連携で持続可能な人材育成へ
大阪市中央区に本社を置く登録支援機関・株式会社A-station(代表取締役:奥村真弘)は、木材産業分野において、インドネシアから特定技能外国人2名の入国・就労を支援し、日田市の株式会社ネクストへの受け入れを実現しました。
海外からの木材産業人材の受け入れは全国的にも極めて珍しく、地方製造業における新たな人材確保モデルとして注目を集めています。
当日はNHKをはじめ複数の報道機関が取材に訪れ、地域を挙げての歓迎ムードに包まれました




■ 10月31日 日田市で歓迎会を開催
このたびの受け入れを記念し、2025年10月31日(金)に日田市内でインドネシア木材人材の歓迎会が開催されます。
当日はインドネシア共和国大使館の関係者も来訪予定で、地元企業・行政・現地教育機関が一堂に会し、国際的な交流を祝う場となります。
A-stationでは、今回の受け入れを「地域と海外が協働して産業を支える象徴的な一歩」と位置づけており、定着支援と地域連携をさらに深めていく方針です。
■ 背景と取り組みの概要
日本の木材産業は、林業人口の減少や高齢化により、技能継承と人手不足の両面で深刻な課題を抱えています。
A-stationは「企業と外国人の架け橋」を掲げ、採用から教育、生活支援、就労定着までをトータルでサポート。単なる雇用仲介ではなく、地域産業の持続的発展を見据えた支援を展開しています。
今回の受け入れに際しては、インドネシア現地の木材専門大学および教育機関と連携し、事前の日本語研修・技能訓練・生活指導を徹底。来日前から就労後まで一貫した支援を実施しました。
代表取締役の奥村真弘は、次のように述べています。
「外国人材を単なる労働力としてではなく、地域社会を共に支える仲間として迎えることが重要です。今回の事例が、地方の製造業が未来へつながるための一歩になると確信しています。」
■ 特定技能制度が切り拓く新たな可能性
特定技能制度(2019年施行)は、一定の技能と日本語能力を持つ外国人が中長期的に働くことを可能にする制度です。
しかし、全国的には離職率が高く、定着支援が最大の課題とされています。
A-stationではこれまでに介護・ビルクリーニング・宿泊など複数分野でマッチングを成功させており、今後は木材産業を含む製造現場にも支援を拡大予定です。
同社の特長は、
•N1・N2レベルの多言語スタッフによるきめ細やかな対応
•入国~生活・就労・メンタルケアまでをクラウドで一元管理
•支援開始以来、定着率98%を維持する実績
といった実効性の高いサポート体制にあります。
外国人材が安心して働ける環境づくりを通じて、企業の持続的成長と地域の多文化共生を後押しします。
■ 業界関係者向けセミナーを11月6日に開催
こうした取り組みの一環として、A-stationは2025年11月6日(木)に開催される
「木材産業分野 外国人材受け入れセミナー」(主催:林野庁、協力:インドネシア共和国大使館)において、司会・運営および登壇を務めます。
当日は、特定技能制度を活用した受け入れ成功のポイントや、送り出し国インドネシアの最新動向を紹介。
さらに、インドネシア木材専門大学の学生も登壇し、現場の声やキャリアビジョンを直接聞ける貴重な機会となります。
開催形式は、**リアル会場(全国町村議員会館)+オンライン(Zoom)**のハイブリッド方式で、木材産業の経営者・人事担当者を中心に幅広い参加が見込まれています。
▶ 詳細はこちら:
<詳細はこちらから>
https://www.zenmoku.jp/foreigner/seminar/index.php
■ 今後の展望
A-stationは、「外国人との共存をより身近に、より安心に、より豊かに 感じられるアジア社会の創造」という理念のもと、全国の企業に対して特定技能を主体に、優秀な海外人材の採用・教育・管理・支援を一貫して展開しています。
今後も、現場と地域に根ざした持続可能な人材モデルの構築を目指していきます。
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社A-station(登録支援機関)
担当:奥村 真弘
所在地:〒540-0012 大阪市中央区谷町2-2-22 NSビル4階
電話:06-6966-1500
E-mail:info@a-station.jp
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