スタートアップコネクト、新株発行引受に加え、セカンダリー株式引受開始
―「スタコネファンド」により自己資金による投資活動の幅を拡大 ―

株式会社スタートアップコネクト(本社:東京都港区、代表取締役:寺岡 大介、以下、スタコネ)は、未上場スタートアップ企業に対する新たな投資手段として、スタコネの投資戦略に基づく未上場株式の取得を目的としたファンド「スタコネファンド」において、セカンダリー株式の引受を開始したことをお知らせいたします。
背景:未上場株式投資における新たなニーズ
スタートアップ企業への投資は年々活発化し、エンジェル投資家及び個人投資家による未上場企業への出資も増加しています。(図①)一方で、株式の保有期間が長期に及ぶケースも多く、資金の再投資やポートフォリオ戦略の柔軟性が課題となる場面も少なくありません。
経済産業省の「スタートアップ・ファイナンス研究会」(2024年)においても、未上場株式に関する流動性リスクが挙げられており、投資家やスタートアップ企業双方にとって、柔軟な資本戦略の必要性が高まっています。(図②)
こうした背景を受け、近年ではプライマリー(新規発行)だけでなく、セカンダリー(既存株主からの株式譲渡)への関心も高まっています。
図①

図②

「スタコネファンド」とは ─ 自社資金による柔軟な投資活動
「スタコネファンド」は、外部からの出資を受けず、スタコネが自己資金による投資を行う際の呼称で行っております。
対象となるのは、スタコネがこれまでに審査・掲載し、信頼関係を築いてきたスタートアップ企業であり、各案件ごとに当社の投資判断に基づいて出資を行っていきます。
投資はすべて、スタコネの中長期的な戦略に基づき個別に判断され、短期的な取引ではなく、企業との継続的な関係性の中で進めていきます。取得した株式は、スタコネ内で適切に保有・運用されます。
セカンダリー株式の取得にも対応開始
今回、これまでのプライマリー出資に加え、セカンダリー株式(既存株主が保有する株式)の取得にも新たに対応を開始しました。
対象となるのは、当社と関係性のある企業の株式であり、主にエンジェル投資家や創業メンバーが保有する持分などを想定しています。
これにより、スタコネはスタートアップ企業との関与の幅をさらに広げ、企業の成長フェーズに応じた柔軟な資金アプローチを実現していきます。
実績と今後の展望
スタコネはこれまでに、累計20社以上の出資を実行しており、スタートアップ企業各社との信頼関係を築きながら、プライマリー出資を中心とした投資活動を行ってきました。(図③)
その中で蓄積した審査ノウハウや企業理解を活かし、今回新たにセカンダリー株式への対応を開始することで、より多面的な資本支援が可能な体制へと進化しています。
図③

スタコネは今後も、審査・出資・成長支援を通じて関係性を築いた企業に対し、柔軟かつ戦略的な投資アプローチを進めてまいります。
「スタコネファンド」を通じて、プライマリー・セカンダリーの両面から企業成長に伴走できる体制を整え、スタートアップエコシステムのさらなる前進に貢献していきます。
お問い合わせ先
会社名 :株式会社スタートアップコネクト
本社 :東京都港区西新橋一丁目18番6号クロスオフィス内幸町6F
代表者 :寺岡 大介
設立 :2022年11月
資本金 :6,696万円
事業内容:成長性の高いスタートアップと支援者をつなげるプラットフォーム 「スタコネ」の運営
URL :https://staconne.com/
お問合せ:https://staconne.com/contact
スタコネnote : https://note.com/staconne
出典:スピーダ スタートアップ情報リサーチ(旧INITIAL), 「2024年 Japan Startup Finance~国内スタートアップ資金調達動向決定版~」
https://initial.inc/articles/japan-startup-finance-2024
出典:経済産業省「スタートアップ・ファイナンス研究会 2024年」
https://www.meti.go.jp/shingikai/economy/startup_finance/pdf/20240624_1.pdf
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