【工芸品が日常生活に与える影響に関する調査】工芸品に初めて触れたのは20代と回答した方が最多。その後も工芸品の購入意欲は衰えず、約9割が追加購入に積極的と判明

工芸品に対するこだわりポイントは「デザイン」「質の良さ」「素材」

株式会社uluコンサルタンツ

株式会社uluコンサルタンツ(所在地:大阪市中央区、代表取締役:坪田 寿一)は、工芸品を所有する30代~40代の方を対象に「工芸品が日常生活に与える影響」に関する調査を実施しました。

「丁寧に作られていて、良いもの」というイメージのある工芸品。
工芸品は暮らしを便利にするだけでなく、使うことで心の充足感や豊かさを与えてくれる素敵なものです。

では、実際に暮らしに工芸品を取り入れている方はどのような点を魅力に感じているのでしょうか。

そこで今回、国内の工芸品に関する情報発信を行うサイト「わたしの名品帖」https://store.meihincho.com/)を運営する株式会社uluコンサルタンツは、工芸品を所有する30代~40代の方を対象に「工芸品が日常生活に与える影響」に関する調査を実施しました。


調査概要:「工芸品が日常生活に与える影響」に関する調査
【調査期間】2024年4月9日(火) ~ 2024年4月10日(水)

【調査方法】リンクアンドパートナーズが提供する調査PR「PRIZMA(https://www.prizma-link.com/press)」によるインターネット調査

【調査人数】1,010人

【調査対象】調査回答時に工芸品を購入したことがある30代~40代で、日常生活で使う機会があると回答したモニター

【調査元】株式会社uluコンサルタンツ(https://store.meihincho.com/

【モニター提供元】ゼネラルリサーチ

初めて工芸品を手にしたのは20代が最多!購入のきっかけとは?

はじめに、「初めて工芸品を手にした、または使ったのはいつですか?」と質問したところ、『20代(41.2%)』と回答した方が最も多く、次いで『30代(32.9%)』『〜10代(17.3%)』『40代(8.6%)』と続きました。


20代、30代を合わせると、約7割が比較的若い時に工芸品を手にしていたことが分かりました。

次に、「工芸品を知ったきっかけは何ですか?(複数選択可)」と質問したところ、『お店や旅行先で使われていて(46.9%)』と回答した方が最も多く、次いで『親が使っていて家にあった(42.1%)』と続きました。

お店や旅行先での体験を通じて工芸品の魅力に気が付いた方や、家庭環境による方もいるのではないでしょうか。

続いて「工芸品を「初めて」購入したきっかけは何ですか?(複数選択可)」と質問したところ、『使ってみて良さを感じたから(37.4%)』と回答した方が最も多く、次いで『自分の感性に合ったから(35.7%)』『文化や伝統に興味があったから(28.8%)』と続きました。

実際に工芸品を使用することや、自分の感性に合う工芸品を見つけること、文化や伝統への興味が購入する際の主な動機となる傾向があるようです。

8割以上が工芸品に高い満足度を感じていることが明らかに。追加購入に対する意欲は?

「購入された工芸品に対する満足度はいかがですか?」と質問したところ、『非常に高い(27.8%)』『高い(56.8%)』『普通(15.1%)』『低い(0.2%)』『非常に低い(0.1%)』と、「非常に高い」「高い」を合わせると約8割の方が購入した工芸品に満足していることが明らかになりました。

前の設問で、工芸品に対する満足度が「非常に高い」「高い」と回答した方に「今後も工芸品を購入したいと思いますか?」」と質問したところ、『積極的に購入したい(41.4%)』と回答した方が最も多く、次いで『気になるものが見つかれば購入したい(36.1%)』『既に何回も購入している(22.0%)』と続きました。

2割以上の方が既に何度も購入しており、新たな工芸品の購入について否定的な意見を持っている方は1%以下と極わずかであることから、入手した工芸品についての満足度の高さがうかがえる結果となりました。

そこで、「既に何回も購入している」「積極的に購入したい」「気になるものが見つかれば購入したい」と回答した方に「購入したいと感じる工芸品のこだわりポイントは何ですか?(複数回答可)」と質問したところ、『デザイン(67.1%)』と回答した方が最も多く、次いで『質の良さ(59.7%)』『素材(47.5%)』と続きました。

魅力的なデザインと、上質さ、良質な素材の製品が好まれる傾向にあるようです。

日常生活に工芸品を取り入れることによる影響は「心が豊かになった」「モノを大切にするようになった」「いいものを使っているという満足感を得られるようになった」

「日常生活で工芸品を使うことでどのような影響がありましたか?(複数回答可)」と質問したところ、『心が豊かになった(55.3%)』と回答した方が最も多く、次いで『モノを大切にするようになった(49.0%)』『いいものを使っているという満足感を得られるようになった(36.1%)』と続きました。

工芸品を使うことで心が豊かになったと感じている方が多いようです。良質なものを使用することで満足感を得ている方が多いことが明らかになりました。


■工芸品で心が豊かになったと感じたエピソードを教えてください
・きれいな食器で食卓が華やかになる(30代/男性/東京都)
・ご飯作るのが楽しくなりました(30代/女性/愛知県)
・丁寧な暮らしができる(30代/女性/千葉県)
・質の良い食器を使うことでお茶や料理がよりいっそうおいしく思えるようになりました(30代/男性/公務員)


日々の生活に彩りが生まれていることがうかがえます。

豊かな心で暮らすために必要なのは「自分の好きなことや興味を追及すること」

「工芸品を日常生活に取り入れることで心は豊かになったと感じますか?」と質問したところ、『とても感じる(32.7%)』『やや感じる(56.8%)』『あまり感じない(9.7%)』『まったく感じない(0.8%)』と、約9割の方が心が豊かになったと感じると回答しました。

最後に、「心豊かに暮らすために必要な要素は何だと思いますか?(複数回答可)」と質問したところ、『自分の好きなことや興味を追及すること(55.6%)』と回答した方が最も多く、次いで『リラクゼーションの時間を持つこと(45.4%)』『日常生活の些細なことも大切にすること(42.7%)』『アートや文化に触れて感性を磨くこと(36.6%)』と続きました。

好きなものや興味があることを追求することで幸福度が上がるのかもしれません。

まとめ:工芸品が日常生活や心に彩りを与える!好みの工芸品を探してみては

今回の調査で、はじめて工芸品を入手したタイミングとして約4割が「20代」、約3割が「30代」と約7割の方が比較的若いうちに工芸品を手にしていることが明らかになりました。

購入のきっかけとしては、直接工芸品に触れたこと、自分の感性に合うと感じたこと、そして文化や伝統への興味があったことが挙げられています。触れてみて、知ってみて初めてわかる魅力が工芸品にはあるようです。

また、購入した工芸品に対する満足度は高く、約8割の方が新たな工芸品を購入したいと回答しており、約2割の方が既に何度も工芸品を購入していることも示されました。工芸品にはそれだけ人を惹きつける魅力が詰まっており、その良さを一度知ると、虜になってしまう方が多いのかもしれません。工芸品を使うことでモノを大切にする習慣がうまれ、満足感を得られるといった声も寄せられました。

さらに、約9割の方が、工芸品を日常生活に取り入れることにより、日々の生活に彩りが生まれ、心の豊かさが向上したことを実感しており、生活の質の向上にも寄与していることが明らかになりました。

これらの結果から工芸品が生活にもたらす影響は大きいと言えそうです。趣味や興味を追及することが、より豊かな生活を送るためのカギであり、心豊かに暮らすために好きなものや興味があることを追求することで幸福度が上がる可能性も示唆されました。

日々の幸福度を上げたいと考える方は、自分の好みの工芸品を探して、まずは工芸品に触れる機会を持ってみてはいかがでしょうか。

「わたしの名品帖」は工芸品をより身近に感じられるコンテンツを発信しています

今回調査を行った株式会社uluコンサルタンツは、世界的に見ても質の高い工芸品や工芸メーカーを後世に繋ぐ魅力の発信や、工芸メーカーのバックアップを行うサイト・SNS 及び、プロジェクト「わたしの名品帖」(https://meihincho.com/)を運営しています。

取り扱うのは伝統工芸品をはじめとする日本の匠の技が用いられ、かつ現代でも非常に魅力的な名品ばかりです。しかし「伝統」という言葉の重みが先行して手を出しにくいと感じる方も多いかもしれません。

そこで「わたしの名品帖ストア」では取り扱う商品についてSNSやサイトを通して日常に溶け込むアイデアや写真を発信することで、工芸の魅力をより多くの方に伝える取り組みを行っています。

今回の調査結果は、次のような「わたしの名品帖」が考える取り組みについて、目指す方向は間違いではなく、確かに意味のあるものだという1つの証にもなったと考えています。

●「わたしの名品帖」が目指す「良いものを良い形で引き継がれる世界」の実現のためには、30代、40代の世代に手にとっていただく機会を増やす必要がある(購入者は決して高い年齢層の方だけではなく、比較的若い世代の購入が少ないのは単純に知らない、触れていないからである)

●年代に限らず「工芸品」について見聞きするきっかけを増やすことで手にとっていただける可能性が広がる可能性が高い(現状は、知っている人が自ら調べるか、誰かに薦められるということがないとなかなかどこで扱っているか等が分からず、販売機会以前に認知する機会が非常に少ない)

同時にこうした調査結果を踏まえて、わたしたちのようなバイヤー側がどれだけその魅力を伝えることができるかどうかが改めて重要であると感じています。

ただ、商品を掲載するだけでなく、扱う当事者として自分自身でも使用し、その商品を好きになる。そして、好きになった商品や工房についてより多くの方に知ってもらい、手にとってもらえるよう努める、これが「わたしの名品帖」の役割であると考えます。

菊祥陶器 float vase (左) ※1 onion vase(右) ※2 
八柳 パン皿 ※3
NUSA(岩田三宝製作所) HINOKI BENTO ※4

※1:https://store.meihincho.com/products/%E8%8F%8A%E7%A5%A5%E9%99%B6%E5%99%A8-float-vase

※2:https://store.meihincho.com/products/%E8%8F%8A%E7%A5%A5%E9%99%B6%E5%99%A8-onion-vase

※3:https://store.meihincho.com/products/%E3%83%91%E3%83%B3%E7%9A%BFa

※4:https://store.meihincho.com/products/nusa-hinoki-bento

コンセプト

松本民芸家具(長野県松本市)※5

現代の生活、 社会に合わせて進化したこだわりの工芸にまつわる魅力を発信する。

「わたしの名品帖」では全国各地の工芸品や工芸メーカーに関する情報、記事を掲載しています。工房や産地、歴史など情報のデータベースとしてご活用いただけるほか、一部の工芸品はサイト内から購入いただけるためオンラインストアとしてもご利用いただけます。

わたしの名品帖 新たな名品と出会える日本工芸メディアhttps://meihincho.com/

わたしの名品帖ストアhttps://store.meihincho.com/

掲載している工房や工芸メーカーは、経済産業大臣から指定を受けた「伝統的工芸品」に加

え、長年受け継がれてきた技術と想いが込められたものづくりを行っている工房を1件1件

実際に訪れながら厳選。100年以上の歴史のある老舗から、伝統の技術を生かした新しいブ

ランドや企業まで幅広くご紹介しています。

ストアでは、その中からさらに良いものづくりを追及している職人による、その工房でしか

作れないものを厳選しています。

「わたしにとっての名品」と出会い、そして日々に寄り添う工芸品とのくらしのキッカケと

なることを願っています

※5:https://meihincho.com/makers/25

わたしたちの想い

工芸品には、いいものを使っているという満足感を得られたり、生活の豊かさを感じさせてくれたりする魅力があります。効率化が求められる現代においては、生活の本質的な感動を再確認させてくれることも。 そんな日々の暮らしを豊かにしてくれる、工芸品の魅力を伝えていきたいと思っています。

黒谷和紙協同組合(京都府綾部市)※6

多くの職人が今もなお技術を磨き継承しながら、時代の変化やニーズに合わせた商品を開発し、侘び寂びと雅が共存する日本独自の美意識をとことん追求する「挑戦と進化」を続けています。

 わたしたちは、そんな挑戦と進化を続けている工芸品に「新しい日本らしさ」を感じました。

受け継がれてきた日本独自の技術や歴史、そして美意識が詰まった工芸品を後世に残すためにも、今も挑戦と進化を続ける工芸品の「新しい日本らしさ」を国内外に広め、発展させていくことを目指します。そして未だない、世界的な工芸ブランドを生み出したいと思っています。

いつの日か、世界中の人が日本生まれの「わたしだけの名品」を手にするくらしを願って。

※6:https://meihincho.com/makers/7

工芸メーカー様 / 企業・組合様へ

「わたしの名品帖」では 、取材・撮影・発信・販売・マッチング以外にも、経営サポートや協業も行っています。ご希望の際はお問い合わせページ(https://meihincho.com/contact)よりご相談ください。

西山陽一博多人形工房(福岡県太宰府市)※7

主にサポートできること
・従業員の増加にともなう労務関係対策
・設備投資をする際の補助金活用
・金融機関との交渉
・商品開発やOEMなど工芸品の制作
・職人やメーカーのご紹介
・進行サポートなどの協業
・M&Aなど

※7:https://meihincho.com/makers/21

■わたしの名品帖メディアサイト:https://meihincho.com/
■わたしの名品帖ストア:
https://store.meihincho.com/
■『わたしの名品帖』Instagram:
https://www.instagram.com/meihincho_japanesefinecrafts/

■株式会社uluコンサルタンツ:https://www.ulu-consultants.co.jp/company/

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


会社概要

株式会社uluコンサルタンツ

0フォロワー

RSS
URL
https://www.ulu-consultants.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
大阪府大阪市中央区平野町4-8-5 RE-013 4F
電話番号
-
代表者名
坪田 寿一
上場
未上場
資本金
-
設立
-