WeaverseLab株式会社『バーチャルマーケット2023リアルinシブハラ』技術協力のご報告

WeaverseLabが提供する新技術で、バーチャルと現実が一体化！

WeaverseLab株式会社

2024年1月25日 12時20分

WeaverseLab株式会社は株式会社HIKKYの開催した『バーチャルマーケット2023リアルinシブハラ』（2023年12月16日(土)〜17日(日)　通称：VketReal）にて、以下の株式会社HIKKYが提供※1するコンテンツにおいて技術協力を行ったことをご報告いたします。

※1 夢幻スコープについては当社提供のコンテンツです。

HIKKY社企画発案の以下コンテンツにおいて、商品・技術選定や組み上げ、試験等の技術協力を実施いたしました。

■クリエイターミーツ

クリエイターミーツは、HIKKY社の発案と構想に対し、提案、協力、設計を担当いたしました。この画期的なコンテンツでは、現実世界とVR空間の参加者が協力して一つの空間を共同で構築していきます。現実側の参加者は、ワールドに飾り付けるスケッチを描きます。描かれたスケッチはリアルタイムでVR空間に反映され、VR側のユーザーが、位置を調整したりして飾り付けを行います。このリアルタイムのスケッチ共有により、現実側とVR側のユーザーが一体となって空間を作り上げる魅力的な体験が可能となります。

■夢幻スコープ

夢幻スコープは現実からVR空間を立体映像として見ることができる上、その手で触ることもできる展示です。

VR空間から参加しているユーザー達は現実側に立体的に飛び出し、現実側の体験者は小人サイズに見える彼らをつまみ上げることもできます。

SONYの空間再現ディスプレイELF-SR2を通して巨人の視点でVRの世界に干渉する不思議な感覚がこの展示の醍醐味です。

もちろん会話をすることもでき、巨人と小人のコミュニケーションを体験したユーザーからは感嘆の声が絶えませんでした。

※2 こちらはWeaverseLab株式会社のオリジナルコンテンツです。

■VketWalk

Vketウォークは、HIKKYの発案により、アバターミーツなどの固定化された体験から進化させるために誕生しました。VketRealの理念であるアバター姿のまま現実に飛び出すことを実現するために、モニターやマイクを歩行可能なロボットや人に搭載し、VR側のユーザーの指示通りに移動し現地の人と対話できるような設計を提案し利用機材などのイメージの構想に対して、当社は実際の機材選定や組み立てに運用イメージの提案や実装を行いました。

VketWalkはResoniteやVRChatなどのVRSNSプラットフォームのユーザーが、アバター姿のまま現実の街を歩き回ることができる完全可搬式ディスプレイシステムです。バーチャル↔現実の相互で音声、映像を介したコミュニケーションが可能です。

バーチャルのユーザーを現実の人間が運ぶことにより、円滑なコミュニケーションを実現し、更には運搬する人間にとってもバーチャルとのつながりを体感する斬新なコンテンツとなっています。

■AVATAR MEETS

AvatarMeets誕生前にイメージとなる実証実験で利用していた技術を、HIKKY社の発案と構成イメージに対して、提案と協力を及び設計を手がけました。Vket 2023 Real in AKIBA

では前面だけでなく足元までをLED化して没入感を引き上げるAvatarMeets1号機の完成に尽力しました。AvatarMeets２号機ではさらなる体験の底上げとしてHIKKYからは他拠点での利用を発案、当社からさらに深い体験を可能とする他拠点かつパラレルな提案がありそれらが採用され製品となりました。

AvatarMeetsは、現実とバーチャルをシームレスに繋ぐ画期的なコンテンツです。現実にいる人はヘッドセットなどを被ることなく、バーチャルのユーザーとアバターを介して交流することが可能です。また、別会場にあるAvatarMeetsの会場とも連携しており、アバターの動きや声だけでなく、タブレットで描いたイラストや文字を使ってもコミュニケーションができます。手を挙げるとアイテムやおもちゃが出てきて、よりインタラクティブな交流体験が可能なコンテンツになっています。

バーチャルマーケット 2023 リアル in シブハラについて

株式会社 HIKKY がプロデュースするギネス世界記録™を取得した世界最大級の VR イベント『バーチャルマーケット』のリアルイベントとして 2 回目となる『バーチャルマーケット 2023 リアル in シブハラ』（通称 Vket リアル）。4 万人の来場を博した秋葉原での実施から、メタバースカルチャーとシブハラカルチャーを融合させた新しいカタチのリアルメタバースイベントを渋谷・原宿で開催しました。シブハラの来場者数は前回を上回る5万人の来場を記録しました。