エンジニア向け生成AIアプリケーション開発・運用基盤を提供する『Teammate』が、シードラウンドで約6,260万円(40万USD)の資金調達を実施

新たに3サービスを本日リリース、東京オフィスを開設し日本およびグローバルで生成AIの社会実装を加速

Teammate Pte. Ltd.

Teammate Pte. Ltd.(本社:シンガポール、CEO:大塚 智哉)は、ANOBAKAおよびサイバーエージェント・キャピタルが共同で主導するシードラウンドにて400,000USD(約6,260万円※)の資金調達を実施したことをお知らせします。これにより、生成AIを自社製品や業務プロセスに迅速・安全に組み込み、継続的な精度向上を可能にするエンジニア向けツール『Teammate AI Services』のさらなる開発とグローバル展開を加速してまいります。

今回、生成AI特化ファンドを設立しAI領域の知見が豊富なANOBAKAと、AI開発にグループとして積極的に取り組むサイバーエージェント傘下のサイバーエージェント・キャピタルが当社の株主として参画いただくこととなり、「人間にとっての真のチームメイトになれるAGIの実現」というTeammateの長期ビジョンに向けた、重要なマイルストーンを踏み出せることとなりました。

今回の調達により、Teammateの先進的な生成AIアプリケーション開発基盤があらゆる業界にビジネスバリューを提供できるよう体制を強化していくほか、プラットフォームのさらなる技術イノベーションや、AI開発者コミュニティ・オープンソース技術の発展にも投資してまいります。

Teammateが描くAIの未来について

ChatGPTの登場から1年以上が経過し、徐々に生成AI技術について認知が広まってきていますが、チャット以外のこの技術の本質的な価値やそれが起こす社会変革についてはさらに想像を超えるものでありながら、そうした高度な実装に向けて動き出せている企業はまだ少ないと考えています。

また、ここ数ヶ月でOpenAI社のGPTモデルを正確性や推論能力、コストの面で大いに上回るモデルが次々に登場していたり、プロンプト開発やRAGと言われる開発手法の研究により自社でモデルの微調整なしに高性能なAIアプリケーションを構築できることが理論上可能になってきましたが、これを実際に導入・活用できている企業もまだ少ない状況です。

当社はこうしたより先進的なAIを深い専門的な知識がなくても容易かつ安全・迅速に開発し、さらに継続的な精度向上を可能にする開発プラットフォームを提供しており、企業がビジネスのあらゆる側面で生成AI技術の活用で価値を生み出せるよう仕組みを構築しています。

これにより、SaaSやWebサービスなどIT事業者はもちろんのこと、リテール、製造、金融、ヘルスケア、法務、教育、行政など、多種多様な分野・シーンでの顧客課題に対し先進的な開発ソリューションを提供できると考えており、今回の調達を機に日本のお客様への提案・課題解決の強化に取り組んでまいります。

なお、本日同時に発表した3つの新サービスでは、「より安全で高精度なAIの開発ができる基盤」を目指し開発を進めてまいりました。

これには、AIが事実に基づかない情報を生成する現象「ハルシネーション」を防ぐRAG開発基盤や、CyberAgentLMをはじめとした日本語モデルのサーバーレスAPIサービス、生成AI出力結果の精度や品質を監視するオブザーバビリティ基盤などが含まれます。

▶詳細についてはこちらのプレスリリースをご覧ください。

今回の調達により、グローバル展開での最初の営業拠点として東京オフィスの開設を予定しております(※日本法人設立準備中)。日本の企業が抱える先進的な課題に対して、提案力や技術サポートを強化し新しい価値創造で貢献していきたいと考えております。

また、AI開発者コミュニティの発展やAI技術のオープンソース化にも投資し、社会全体でのAI研究や技術開発に向けた環境整備にも取り組んでいくほか、今年9月のAIカンファレンス(米サンフランシスコ)ではCEO大塚の登壇も決定しており、当社のAI開発研究についても積極的に還元してまいりたいと考えております。

Teammate AI ServicesによりAIの価値ある社会実装を進め、すべての人がAIの恩恵を享受できるような社会の構築を目指してまいります。

Teammate AI Servicesについて

「Teammate AI Services」は生成AIを自社製品や業務プロセスに迅速・安全に組み込み、継続的な精度向上を可能にするエンジニア向けツールです。

プロンプト・データ(RAG)・モデル・モデレーションなど生成AI DevOpsサイクル全体での「アジャイル型開発」と「オブザーバビリティ」の実現により、生成AIの継続的チューニング(CT)を可能にします。

▶サービスページ:https://services.teammate.as/ja

投資家からのコメント

株式会社ANOBAKA アソシエイト 小田 紘生 氏

生成AIの基盤モデルの高度化・多様化、モデルのチューニング技術の進化により、生成AIを利活用できる余地は急激に拡大しています。一方、自社のシステムや事業に生成AIを実装し、本格的に活用できている企業はまだ多くなく、このGAPを埋めるサービスを提供しているのがTeammateです。技術は、社会に実装され、人々に幸福をもたらすことこそがその本懐だと思っており、Teammateはまさに技術と社会の架け橋になれるプロダクトを複数展開しています。

この度、シードラウンドをご一緒できる機会に恵まれて大変光栄です!生成AIの社会実装を進めていきましょう!

株式会社サイバーエージェント・キャピタル シニア・アソシエイト 矢﨑 啓太 氏

今回、生成AIの力を企業のソフトウェア開発に活用するための革新的なプラットフォームを提供しているTeammate社のシードラウンドに参画できたことを嬉しく思います。

生成AIは、単なる技術トレンドを超えて、社会全体に大きな影響を及ぼす可能性を秘めています。高度なパーソナライゼーションが当たり前となる未来において、「生成AI」という言葉自体は使われなくなるかもしれません。しかし、Teammateのプラットフォームから生まれるソフトウェア開発のためのインフラは、その先の時代においても不可欠な存在となるでしょう。

創業者である大塚さんと能川さんの大きなビジョンと、チャーミングな人柄に惹かれ、彼らのプロジェクトを全力で支援してまいります。

初期メンバーを募集中

Teammateでは東京で一緒に働く初期メンバーを募集しています。

生成AI×最先端技術×グローバルで挑戦したい方からのご応募をお待ちしております!

募集ポジション

・Account Exective

・Developer Advocate

▶採用ページ:https://careers.teammate.ltd

▶Wantedly:https://www.wantedly.com/companies/company_1465634/projects

Teammate Pte. Ltd. 会社概要

会社名:Teammate Pte. Ltd.
本社所在地:68 Circular Road #02-01, SINGAPORE(シンガポール)
共同創業者 CEO & CTO:大塚 智哉

共同創業者 CRO:能川 花澄
設立:2023年9月
コーポレートサイト(日本語):https://teammate.ltd/ja

サービスサイト(日本語):https://services.teammate.as/ja

お問い合わせ:hello@teammate.ltd

X(Twitter):https://twitter.com/teammate_ai_jp

※2024/05/15時点の為替レート(1ドル=156.5円)で計算

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Teammate Pte. Ltd.

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URL
https://www.teammate.ltd/ja/
業種
情報通信
本社所在地
68 Circular Road #02-01, SINGAPORE
電話番号
-
代表者名
大塚 智哉
上場
未上場
資本金
-
設立
2023年09月