アバスト、2023 第4四半期脅威レポートを発表

前年比約50%増加し、100億件もの攻撃を2023年にブロック 日本の技術サポート詐欺のリスクは世界第1位に

デジタルセキュリティおよびプライバシー製品のグローバルリーダーで、Gen傘下のアバストは、2023年第4四半期の脅威レポートを発表しました。レポートによると、アバストは2023年に100億件の攻撃をブロック。これは前年比49%増という驚異的な数字でした。また、最新の四半期ごとのアバスト脅威レポートによると、詐欺、フィッシング、マルバタイジングが引き続き全サイバー脅威の75%以上を占めていることが分かりました。その中で、世界のインターネットユーザーがサポート詐欺に遭遇するリスクは減少傾向ではあるものの、今回のレポートで日本は改めて世界第1位となったことが分かりました。

より詳細な情報については、レポート(英語)をご覧ください:

https://decoded.avast.io/threatresearch/avast-q4-2023-threat-report/


  • 日本のサポート詐欺に遭遇するリスクは、世界で1位に

サポート詐欺の脅威としては、正規の技術サポート担当者を装った詐欺師が、被害者のデバイスにリモートアクセスし、クレジットカードや銀行口座の詳細などの機密情報を入手しようとすることがあげられます。これらの詐欺は被害者の信用を得るために信用詐欺の手口を使っており、多くの場合、不必要なサービスの料金を支払ったり、高価なギフトカードを購入したりするよう促します。

レポートによると、技術サポート詐欺の活動は2023 年を通して全体的に減少傾向となっています。また、サポート詐欺の活動が多く観察されるいくつかの国では、リスク比率が大幅に低下していることが確認されました。

今回の四半期のレポートのランキングでは、直近の前四半期に2位だった日本が首位に立ち、米国、スペインと続きました。前四半期首位だったドイツは、フランスに次ぐ6位となりました。


  • 世界中のサイバー脅威の大半は、依然として詐欺が多い状況

第4四半期アバスト脅威レポートによると、2023年末時点でも、詐欺、フィッシング、マルバタイジングが全サイバー脅威の75%以上を占めていることが分かりました。これらの脅威は、悪質なプッシュ通知やディープフェイクのような新しいAI手法を活用して、被害者を巧妙な手口で、金融詐欺に誘い込みます。また今回の四半期では、PDFファイルを利用したマルウェア攻撃や、Googleを悪用して情報を盗む新たな手法の急増が確認されています。
 アバストのマルウェアリサーチディレクターであるJakub Křoustekは、「過去3ヶ月の間に、サイバー犯罪者はソーシャルエンジニアリングだけでなく、信憑性の高いディープフェイクビデオ詐欺やPDFファイルを介して拡散する脅威など、‘’信頼できるデジタルメディアを悪用する手法‘’をとるようになりました。」と述べており、「この傾向は、サイバー犯罪者の手法が常に変化していることを表しているだけでなく、私たちの日常的なデジタルライフに潜む脆弱性を浮き彫りにしています。今、我々はこれまで以上にオンライン犯罪の被害に遭遇するシナリオを理解し、安全な生活を維持するためのツールを活用する必要があります。」と対策についても述べました。


  • Avastについて

アバストはデジタルセキュリティとプライバシーのリーダーであり、信頼できる消費者ブランドで、デジタル化が進んだ世界においてもサイバー犯罪などの危険を心配せず、自由にデジタルを使いこなせる環境「デジタルフリーダム」の実現に力を注ぐグローバル企業のGen(NASDAQ: GEN)のブランドです。アバストは数億人ものユーザーをインターネット上の脅威から守り、モバイル、PC、Mac向けのセキュリティ製品は、著名な第三者機関であるVB100、AV-Comparatives、AV-Test、SE Labs等によって授賞を受けています。またアバストはCoalition Against Stalkerware、No More Ransom、 Internet Watch Foundation のメンバーです。詳しくは Avast.com をご覧ください。

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会社概要

URL
https://www.avast.co.jp/index
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区赤坂1-12-32 アーク森ビル12階
電話番号
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代表者名
藤本 善樹
上場
未上場
資本金
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設立
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