株式会社PAY ROUTE、 Kadamba Intrac Private Limitedとインドのファイナンスセキュリティ向上を目的とした共同研究を開始
個人情報漏洩防止に向けて、 ID/パスワードレス認証「ROUTE CODE」を活用
株式会社PAY ROUTEは、個人が特定できてしまうであろう番号との紐づけを一切しないID/パスワードレスを可能にする「ROUTE CODE」を展開しています。この度、新たな取引方法のデジタル化に向けて認証のセキュリティレベルを向上すべく、Kadamba Intrac Private Limitedと共同研究を開始いたしました。
インド国内ではオンラインバンクでの送金時等にワンタイムパスワード(OTP)の利用が必須でしたが、ハッキングやフィッシング詐欺の多発により、ワンタイムパスワード(OTP)だけでなく、他の認証技術の導入が求められていました。
そして、この度、ROUTE CODEをキーにしたセキュリティ分野において、インドと日本での交流を深め、双方の技術や活用ノウハウを共有・融合し、さらなる進化を目指してまいります。その技術を、ユーザー起点で企業での業務に留まらず、フィッシング詐欺等で被害に遭ったり、ネットショッピング等の利用に不安を持つ消費者の生活に対して、ROUTE CODEと決済サービスを組み合わせた「ROUTE PAY」の展開も視野に入れ、安心・安全を届け続けることができる未来をこの両社の取り組みを通して実現いたします。
共同研究の詳細
本目的は、Kadamba Intrac Private Limitedが運営するサービスにログインし、ログインと送金を認証および完了する際の認証のためのROUTE CODEの使用に関する調査を行うことで、ROUTE CODEとカダンバイントラクトのサービス間の接続テストを実施し、インドのファイナンスセキュリティの安全性を向上させることです。
具体的には、Kadamba社内スタッフ約80名で下記サービスのテストを行います。
・人材管理ソフトウェア (サービスログイン)
・コンテンツ管理システム(サービスログイン)
その後、一般ユーザー向けに展開している下記2つのサービスで接続テストいたします。
・Eコマース(サービスログイン)
・DMC銀行(サービスログイン・送金時の認証)
インドユーザーの意識調査を行うため。Kadamba Intrac Private Limitedサービスでの実証実験後、アンケートによる調査結果を共有し、課題点を双方で調整し、インド国内へのサービスインを行ってまいります。
Kadamba Intrac Private Limited, Director Sri, Anantkumar Hegde 氏 コメント
ROUTE CODEは、従来のID/パスワード利用を前提としない、全く新しい観点から生まれたセキュリティ技術だと思いました。ID/パスワードを使用しないセキュリティ技術なので、ID/パスワードのハッキング、フィッシング詐欺リスクは理論上ほぼ不可能であることは驚くべき価値だと捉えています。しかも、IDやパスワードも利用しない認証により、クレジットカード情報を含む個人情報が盗用されることなく、今まで以上にセキュアなログインや決済等を行うことが可能であることも強みです。
銀行、電子商取引、内部管理システム分野等のグループ企業や取引先、さらに関係する消費者の数は莫大です。そうした企業体やそれらに関わる消費者が、個人情報や金銭に関わるやりとりにおいて、何不自由なく安心感のある日常生活が価値として創出できる状態をPAY ROUTEと共に創り上げたいと考えています。
■Anantkumar Hegde 氏 の経歴
インドの政治家であり、元技能開発・起業家精神担当国務大臣、現職のウッタラ・カンナダ選挙区国会議員。
インド人民党(BJP)の党員でありながら、国民統一党(RSS)のボランティアとしても活動している。
また、科学技術、銀行・金融サービス、コミュニティ企業、電子商取引など幅広い分野の事業を経営している。
株式会社PAY ROUTE 代表取締役 田川 涼 氏 コメント
この度、弊社の技術であるROUTE CODEにインドよりご関心を持っていただき、金融上の取引における安全性の向上や個人情報の盗用を防ぐ認証技術の研究を両社間で実施することとなりました。フィンテック大国とも言われるインドの企業より採択いただけたことは非常に誇らしく思ってます。その後の動きを通してKadamba Intrac Private Limited、さらにインドにおける認証技術のセキュリティ向上に寄与できるよう努めてまいります。
昨今、利用者が増加しているキャッシュレス決済であるクレジットカード・QRコード・口座紐付け、銀行間の送金、サービスへのログインや管理など、全てのサービスのスタートは「認証」から始まります。キャッシュレス業界に関わる弊社だからこそできる新しい「認証」と「決済」(ROUTE PAY)で、世界が認める安全な仕組みを創り上げていきたいと思います。
PAY ROUTEは現在日本を中心に事業を展開していますが、日本のみならず海外の市場でも複合フィンテック企業として貢献ができるということを改めて証明をしてまいります。
ROUTE CODEとは
ROUTE CODEとは、個人が特定できてしまうであろう番号との紐づけを一切しないID/パスワードレス認証を可能にする技術で、サービスに表示された4桁の数字をスマホに入力することでログインが完了します。スマホ1台での利用の場合でも認証ボタンをタップするのみでログインが可能となり情報が漏洩する心配もなく、安心してご利用いただけることも特徴です。
BitCoin/ブロックチェーンなどの根底を支える非常に強固な暗号技術による認証手法を採用し、かつID/パスワードに変わる高度な認証=公開鍵認証を利用。さらにユーザーとサービスの双方向認証を実現したことで、フィッシング詐欺等の偽サービスによるなりすましや個人情報の盗用を未然防止することができる認証技術です。
※本製品・サービスは、権利を保有する株式会社プラットフィールドとのライセンス契約に基づき提供されます。
Kadamba Intrac Private Limitedについて
【会社概要】
社 名 :Kadamba Intrac Private Limited
所在地 :17 KHB Colony, Sirsi Uttara Kannada, Karnataka 581402
設 立 :1999年
代表者 :Director Sri Anantkumar Hegde
事業内容 :科学技術、銀行・金融サービス、コミュニティ企業、電子商取引、慈善活動
URL : https://www.Kadamba.co.in/
株式会社PAY ROUTEについて
「複合FinTechの力により、安心で笑顔の溢れる世の中をつくり続ける」をパーパスとし、クレジットカード決済事業、オンライン決済事業、セキュリティ開発事業、決済ソリューション開発事業を主業に展開。『Visaインターナショナル×国内クレジットカード会社』より正式に認可されたアクワイアリング・エージェント(通称:AA)として、クレジットカード加盟店業務を行うVisaの加盟店総合窓口を担っております。
弊社はキャッシュレス事業に10年以上取り組みセキュリティの変遷を体感してきており、キャッシュレスのトレンドが上昇する一方で、お金に関する事件や不正の増加が止まらない世の中になっています。そうした背景や社会課題として捉えられるこの現状の解決策として、ID/パスワードレスのログインシステム「ROUTE CODE」およびID/パスワードレス決済「ROUTE PAY」の開発により、加速的に新サービスを展開しています。
【会社概要】
社 名 :株式会社PAY ROUTE(ペイルート)
所在地 :本 社 大阪府大阪市北区堂島1-1-25 新山本ビル6F
東京支社 東京都港区赤坂3-13-3 赤坂セントラルビル2F
設 立 :2011年4月
代表者 :代表取締役 田川 涼
資本金 :9,917万5,000円
事業内容 :クレジットカード決済事業、オンライン決済事業、セキュリティ開発事業、決済ソリューション開発事業
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