ミッツ株式会社 「導電性樹脂」及び「強靭ゴムライク樹脂」を新規開発し3Dプリンティングの試作・研究開発の領域が広がりました。
ミッツ株式会社 「導電性樹脂」及び「強靭ゴムライク樹脂」を新規開発し3Dプリンティングの試作・研究開発の領域が広がりました。
<ものづくりワールド2024に出展>
Mits
2024年6月7日 9時00分
ミッツ株式会社(略称『ミッツ』または『Mits』)は、純国産の光造形装置メーカとして試作・研究開発事業者様向けに数多くの納入実績を有する会社です。この度、自社光造形装置用に「導電性」と「強靭ゴムライク」樹脂を新規開発し、試作・研究開発のバリエーションを広めました。
<導電性樹脂>
導電率の高いハイドロゲルインクを基調とした樹脂で医工連携、ウェアラブル、ロボティクスなど電磁気学域の試作研究分野に応用されることを目的に開発しました。硬度はゴムショアAより柔らかいアスカーCレベルで、またナノ物質等を配合させ導電率をさらに向上させる研究も行っており電磁波吸収分野にも応用できるよう開発を行っています。写真は造形した導電性ゲルテストピースに20V(10Vでも点灯)の電圧をかけ赤色LEDを点灯。
<強靭ゴムライク樹脂>
自動車タイヤに匹敵する強度を実現。硬度はゴムショアA55で従来比約3~5倍程度(自社製で同じ強度をもつ樹脂と比較)で耐久性が要求される自動車部品やロボティクス分野などに対応できる樹脂です。またゴム製品の試作段階における試作品製作時でも金型を必要とせずに評価することが可能です。
<新規開発の光造形装置>
2種類の異なる樹脂で一体造形が可能な画期的装置です。人の骨部(白色系アクリル樹脂)と周辺部(半透明系ゴムライク樹脂や導電性透明ゲル樹脂)で人体の部位が造形可能です。
写真の「人の手」及び「人の鼻」は骨部を白系アクリル樹脂で、周辺を超柔軟ゴムライク樹脂で造形。また周辺部を透明導電性ゲルで造形することも可能です。
この装置の特徴は、樹脂槽内に攪拌機能が内蔵されていることで樹脂と比重の重いフィラー(例:バリウム、セラミックス粉末)を配合し造形しても均一な質感が得られます。
この攪拌機能を持った装置は国内ではMITSのみが保有しています。
<展示会では弊社の主力製品であるプリント基板加工機も展示します。>
<プリント基板加工機>
MITSは40年にわたりプリント基板加工機を国内外に販売しております。納入実績は1万台以上にも登り、これまで数多の教育や研究開発を支援してきました。
教育現場では、少量多品種の基板の作成が得意である特徴を活かし、生徒自身が設計したパターンデータから基板を作成する事で、設計から実装まで一貫して取り組み完成させることで、座学では学べない貴重な実体験の提供に貢献しております。
研究開発現場では、短時間で仕上がりかつ情報漏洩の心配もない事から、試作と改善を繰り返し研究開発が円滑に進むという点でご好評頂いております。
また当社機器には、基板はもちろん、それ以外のアルミやアクリルの加工を得意とする機種もあります。同様の加工に使われるレーザー加工機では反射率や高伝導率・の高さ故に苦手なアルミニウムでも、基板加工機であれば切削加工が可能です。(左写真はプリント基板加工)
ものづくりワールド2024展に出展致します。
展示場所:東京ビッグサイト<展示小間:E14-21> 展示品は下記。
・光造形装置(M3DS-SA5)、導電性ゲル及び強靭ゴムライク樹脂のプリント物、他。
・プリント基板加工機(Auto Lab、FP-21T)、プリント基板サンプル、他。
・期間:2024年6月19日(水)~21日(金)
多くのご来展をお待ちしております。
<お問合せ先>
ミッツ株式会社 〒184-0002 東京都小金井市梶野町1-2-21
電話:0422-60-3303 FAX:0422-60-3323
E-Mail:staff@mits.co.jp
http://mits.co.jp
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