大阪広域水道企業団による工事成績評定 日本最大級の給水能力を誇る「村野浄水場」の工事が「機械器具設置工事」種別でトップを獲得
本評定は、大阪広域水道企業団が発注する請負工事の成績評定に必要な事項を定め、厳正かつ的確な評定の実施を図り、受注者の適正な選定及び指導育成に資することを目的としています。2023年度(2023年4月~2024年3月)は、工事成績評定を受けた179件が公表されました。この度、水道機工株式会社大阪支店が2023年5月に行った「村野浄水場 E系沈澱池傾斜板改良工事」が、「機械器具設置工事」種別において81点とトップの好成績を収めました。
【村野浄水場 E系沈澱池傾斜板改良工事 概要】
本浄水場は、大阪広域水道企業団が府内42市町村に供給している水道水の約8割を担っており、わが国最大級の給水能力を有する浄水場です。枚方市にある磯島取水場で取り入れた淀川の水を、オゾンと粒状活性炭を使って高度浄水処理して府民へ水道水を提供しています。
今回、E系沈澱池傾斜板改良工事は、地震等の災害時に装置と躯体の衝突・破損を防止する目的で耐震装置型へ更新するため、以下3つの工事を行いました。
1)傾斜板更新:従来型の傾斜板を撤去し、耐震装置装備の傾斜板装置を設置
2)壁面補修:沈澱池躯体の鉄筋発錆部の防錆処理を実施
3)堰板更新:木製堰板をステンレス堰板に更新
【トップ成績獲得の要因・工夫点】
1.施工・工程管理の徹底
企業団と施行前の打ち合わせを綿密に実施し、施工・工程管理の調整を行いました。
事前に双方の不安要素を取り除きつつスムーズな進行を行うことで、企業団側と一体となって進行することが可能になりました。
特に、膨大な壁面補修箇所(全体で約4600箇所(補修形状は多種))における施工の進行スケジュールを計画的に管理したことで、全体工程のスムーズな進行並びに品質担保を実現することができました。
2.先を見据えたプロジェクトの進行
施行・工程管理同様、先を見据えた行動をチーム一丸となって推進したことで、双方にとって滞りのない進行を実現することができました。
【「村野浄水場」の概要】
名称 村野浄水場
所在地 大阪府枚方市村野高見台7-2
給水能力 1日あたり1,797,000㎡
敷地面積 317,389㎡
【水道機工株式会社とは】
「100年先も人と地球をつなぐ情熱で、笑顔あふれる環境を技術と製品で創造し、社会に貢献します。」
創業(1924年)以来約100年間、人類と地球環境に欠かすことが出来ない水に関わる事業を展開しています。
■ 会社名 水道機工株式会社
■ 創 業 1924年8月
■ 創 立 1936年1月
■ 資本金 19億4,700万円
■ 社員数 856名(2024年3月31日現在・連結)
■ 代表者 代表取締役社長 古川 徹
■ 本 社 〒156-0054 東京都世田谷区桜丘5-48-16
Tel. 03-3426-2131(代表) Fax. 03-3427-3388
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