Contact Form 7 データをGoogleスプレッドシートへ自動連携するWordPressプラグイン「FormToSS-フォムトス-」をリリース

Contact Form 7とスプレッドシートを簡単連携。無料でお試し、問い合わせ管理をシンプルに、顧客データ活用。

株式会社サクラボ

2025年6月18日 10時30分

株式会社サクラボ(代表取締役：早坂啓）は、WordPressで最も利用されているフォームプラグイン「Contact Form 7」で作成されたフォームの送信データを、Googleスプレッドシートへノーコードで自動連携・出力するアドオンプラグイン「FormToSS-フォムトス-」を、2025年6月3日より提供開始いたします。

1. FormToSS -フォムトス- とは

FormToSSは、WordPressの「Contact Form 7」に特化したアドオンプラグインです。フォームから送信されたデータをGoogleスプレッドシートへリアルタイムで自動出力し、問い合わせ管理とデータ活用をサポートします。

FormToSS 公式サイト

2. 開発背景と課題

当社では、複数のサービスを運営しており、それぞれのWebサイトに設置された問い合わせフォーム（Contact Form 7）から日々多くのご連絡をいただいておりました。しかし、ドメインの数だけ問い合わせフォームが存在するため、以下のような運用上の課題に直面していました。

見落としのリスク「大事なメールだったのに！」:

各フォームからの問い合わせがメールサーバーに直接届くため、重要な問い合わせが他のメールに埋もれてしまい、見落としてしまうリスクが常に存在していました。
複数人での対応管理の煩雑さ「このメール誰か対応しました？」:

問い合わせ対応を複数人で分担しているため、「誰がどの問い合わせに対応したか」「現在の対応状況はどうなっているか」といった情報共有が非効率で、対応漏れや重複対応が発生しやすい状況でした。
データ活用への障壁「えっ顧客リストってないの？」：

フォームの送信データが分散しているため、集計や分析に手間がかかり、顧客の傾向やニーズを迅速に把握し、マーケティング施策に活かすことが困難でした。

これらの課題を解決するため、「問い合わせデータを自動でスプレッドシートに出力できれば、管理が格段に楽になる」という社内ニーズから、自社の課題解決ツールとして「FormToSS」は生まれました。

既存の「Contact Form 7 Google Sheets Connector」などのプラグインは、複雑なAPI設定やContact Form 7の知識を前提としたり、WordPressサイトごとに設定が必要で、複数のサイトを管理する際には非効率でした。

また、連携状況の一元的な管理画面がないため、対応状況の確認や連携解除なども各WordPress管理画面で行う必要があり要件に合致するものではありませんでした。

FormToSSは、システム管理者でなくても直感的に扱える完全日本語対応の管理画面とノーコード設定が可能です。複数のWordPressサイトにまたがる連携を一元管理し、運用が楽になります。同様の課題を抱えるWordPressサイト運営者の皆様にも貢献できると確信し、プラグインとして提供を開始いたします。

3. FormToSSの主な特徴とメリット

【直感的で安心の日本語管理画面】

プラグイン、管理画面は完全日本語対応、直感的な管理画面を提供します。

連携しているスプレッドシートの一覧管理や、データへのアクセス、連携の解除などが一つの管理画面で完結します。複数のWordPress管理画面に入り直す手間なく、一元的に全ての問い合わせデータを管理できます。

【ノーコードで誰でも簡単連携！】

複雑な設定は一切不要。認証キーを貼り付けるだけで、プログラミング知識がなくてもすぐにContact Form 7とGoogleスプレッドシートの自動連携が開始できます。

【データの一元管理と柔軟な対応】

複数のフォームデータを1つのスプレッドシートにまとめて管理。さらに、スプレッドシートの列の入れ替えや追加といったカスタマイズにも柔軟に対応し、あなたの運用に合わせて最適化できます。

4.提供価格

FormToSSは、お客様のニーズに合わせて以下のプランをご用意しています。

無料版：

基本的な連携機能を無料でご利用いただけます。まずはFormToSSの便利さをお試しください。
PRO（有料）版：

年間一括4,378円（税込み）、月々で約364円程でご利用いただけます。ドメイン数無制限など、スプレッドシートのカスタマイズに対応。

5. 今後の展望

FormToSSは、今後もユーザーの皆様からのフィードバックを積極的に取り入れ、機能拡張と改善を継続してまいります。将来的には、Googleフォームなどあらゆる問い合わせ方法への対応、AIと連携した自動返答内容の出力、スプレッドシートのカスタマイズに応じた柔軟なデータ連携、そしてチャットツールとの連携による通知機能などを計画しており、WordPressサイト運営者のビジネス成長に不可欠なツールとなることを目指します。