【戦略は「検索」で見つかる】SPLENDID21、財務分析サイト『企業力Benchmarker』を6月25日大幅アップデート

― 過去事例を瞬時に検索し、戦略の“勝ち筋”を見抜く ―

株式会社SPLENDID21

株式会社SPLENDID21(本社:大阪市中央区、代表取締役:山本純子、以下SPLENDID21)は、財務分析サイト『企業力Benchmarker(https://bm.sp-21.com/)』の最新版を公開しました。今回のアップデートでは、オプション検索、解説コメント、企業比較ダッシュボード、マンダラ表を新たに実装し、財務分析のスピードと精度を飛躍的に高めます。

『企業力Benchmarker』は、上場企業を中心とした財務データを可視化し、過去事例から成功・失敗パターンを導き出すWebサイトです。

情報のプラットフォームであるだけでなく、”欲しい事例へ一直線にアクセス”できます。

アップデートではとくに「①見つける」が充実!

■開発の背景 ~経営に活かせる財務分析の集大成~

企業力Benchmarkerの開発に至るまで、私たちが一貫して取り組んできたのは、経営に本当に役立つ財務分析を磨き上げることでした。

その原点には、代表・山本純子の個人的な経験があります。幼い頃、家業の経営が傾き、家族が苦労する姿を間近で見たことが、数字の力で企業を守るという思いにつながりました。「会社を、従業員を、そして地域の暮らしを守りたい」。そんな信念が、当社の事業の土台になっています。

コンサルティングの現場では、財務の数字が発するシグナルが経営判断に大きく貢献してきました。「人員増計画が不十分で、増収のボトルネックとなっています」、「資金管理の甘さから借入依存が進み、利息負担が経常利益を圧迫しています」。そうした“数字が出す答え”は、企業の進むべき方向を照らします。

けれども実際には、どれほど正確で説得力のある分析でも、それだけで経営の方針が変わるとは限りません。社長の意志が固ければ、周囲が感じている違和感や懸念が押し返される場面も多くあります。これはコンサルタントだけでなく、経営企画部門や子会社管理を担う現場でも同じです。

その壁を越えるために生まれたのが、企業力Benchmarkerです。数字が発する警告だけでなく、「過去に似た判断をした企業が、どうなったか」という事例を添えて伝えられるようになったことで、説得力が一段と増しました。主観ではなく、過去の蓄積から導いた客観的な判断材料として機能します。

なお、上場企業でも売上数億円規模の企業は少なくなく、非上場企業の経営層にとっても企業力Benchmarkerの事例は十分に参考になります。ベンチャー、大手、老舗、新興、成功と失敗。そのすべてがこのサービスの中に蓄積されています。

そして、今回の最新版で新たに加わったのが「オプション検索機能」です。求める条件に合致した企業事例だけをピンポイントで取り出せるこの機能によって、企業力Benchmarkerは単なる情報の集合体ではなく、“次の一手”を考えるための実用的な戦略ツールへと進化しました。

■経営方針で会社は変わる

「オプション検索」を使った具体的な成果を先にご説明しましょう。

たとえば、Ⅴ字回復を成し遂げた企業を発見できます。

企業力総合評価でみる川崎汽船のV字回復

【川崎汽船】不採算事業を競合と切り出し、合理化で黒字転換/祖業集中による回復

【サンリオ】赤字転落を機に社長が交代。若い社長が企業風土やSKUの大々的な見直しを行い、V字回復

企業力総合評価でみるサンリオのV字回復

 

経営層は何を考えたのか。改善のためのロードマップはなんだったのか。

企業の課題解決の糸口を、先人(他社)から見つける出すことができるのが、企業力Benchmarkerの面白いところです。

そして、V字回復したかどうか一瞬で把握可能にしているのが、独自スコアの「企業力総合評価」(統計学を用いたオリジナルの指標)です。

■主要アップデート

主要なアップデートは以下のとおりです。

企業力Benchmarkerの新機能一覧

各機能の具体的な操作をご紹介します。

(1)オプション検索

オプション検索では、複雑なアンド検索が可能です。

オプション検索「任意の期と〇年前を比較して、増加・減少」/最大9項目をアンド検索可能

上記の画像の場合は、以下のすべての条件に当てはまる企業を検索します。

  • 電気機械器具製造業 のなかで

  • 直近期を4期前と比較したときに、

  • 企業力総合評価  +20点

  • 売上高総利益率  +1%

  • 1人あたり売上高  +10万円以上

  • 売上高増加率   +2%

検索結果は下記のように一覧で表示されます。44社がヒットしました。

検索結果一覧画面(デフォルトは売上高順。各項目の昇降順の切替も可能)

企業力Benchmarkerの面白さは、ここからです。

検索結果一覧の右上の水色のボタンを押すことで、下記の画面に切り替わります。

各社10年分の成長の推移を一覧化

「検索結果一覧」の表形式では認識しづらかった総合的な成長性が一目瞭然です。

成長していても「谷から戻した」会社と「有料会社から超優良会社へ」発展した会社で見方も変わります。

(2)分析コメント

分析コメントは、各タブ(カテゴリ)ごとに記載されています。各企業の指標の動きに合わせた読み方が解説されていることで、自然と数字を読み解く力が養われます。

企業ごとの診断結果・コメント(営業効率のページ)

(3)ダッシュボード

ダッシュボードでは、好きな企業を最大4社選択し、財務指標も約160項目のなかから好きなだけ選択してグラフ化が可能です。附属するメモを書くことで、各グラフを見ながら気づいたことをレポートできるので、漫然とグラフを見て終わってしまうのではなく、意見形成もスムーズに行えます。

ダッシュボード(比較分析)

(4)マンダラ表

マンダラ表では、個社分析について5期分の主要な指標をA3サイズの1枚にまとめています。

印刷して資料として使えるほか、Excelダウンロードすることにより、グラフの加工も可能です。

マンダラ表(Web画面)

ダウンロードしたExcelにグラフが組み込まれているため、細かなExcel作業も不要です。

indexシートでグラフを閲覧(Excel)
dataシートで扱う指標等を修正可能(Excel)

■『企業力Benchmarker』の特長 (新機能を除く)

1. 成長性を一目で示す統合指標

統計学に基づく独自スコア「企業力総合評価」を搭載。“成長=倒産から遠ざかること”と定義し、一本のグラフで推移を可視化します。

2. 規模・業種を超えた比較が可能

売上やブランド力に左右されず、真の成長性をフラットに比較できます。買いのM&A、売りのM&A検討時にも有効です。

3. 表記の揺れに対応した財務数値

全ての勘定科目を「当社で指定する勘定科目」に置き換え、勘定科目の表記の揺れを無くすことにより、検索精度の向上・分析時の混乱の防止を実現しています。

4.指標の読み方まで徹底サポート

企業ごとに財務指標をどのような読み方をすればいいのか解説しています。また、他社事例ではどのように読み解くのかなどを解説した記事が読み放題。また30分~1時間ほどの動画では、その時話題の企業などについて、企業分析を徹底的に行っています。

■料金

企業力Benchmarkerは、お支払い方法によって、1カ月プランと1年契約プランがあります。

・1ヵ月契約プラン (サブスクリプション) 

料金       :   5,500円(税込)/月/アカウント

お支払い方法   :   クレジットカード払い

・1年契約プラン

料金       :   67,100円(税込)/月/アカウント

  ※12か月分の利用料金+事務手数料1,100円(税込)

お支払い方法   :   銀行口座振込

◆◆◆トライアル会員◆◆◆

1週間の無料トライアルにお申込みいただければ、有料会員と同様の機能をお試しいただけます(上場企業 約600社の閲覧)。

※退会のタイミングに制限はなく、いつでも退会いただけます。返金はいたしかねます。

■今後の展望

企業力Benchmarkerは、就職活動中の学生、転職を考えるビジネスパーソン、長期投資を志向する個人投資家など、これまで当社と縁遠かった層にとっても活用できるサービスになりました。

そもそも企業力総合評価は、「財務や会計の知識がなくても、企業の課題を直感的に捉えられるようにすること」を目的に開発されました。

今回、上場企業等の財務データを網羅し、誰でも知りたい企業の指標に自由にアクセスできるようになったことで、利用対象の幅は一気に広がっています。

さらに、各企業の分析結果には文章による解説を加えており、「グラフをどう読むか」が自然とわかる構成になっています。

AIの時代だからこそ、「就職」「転職」「投資」といった人生の重要な判断を、自分自身で考えるための知識が再注目されつつあります。

限られた時間の中で、本質を掴むヒントを得られる。
そんな“タイムパフォーマンスに優れた財務分析体験”を通じて、これまで届けられなかった新たな利用者層へも価値を広げていきたいと考えています。

■株式会社SPLENDID21について

『企業力Benchmarker』の中核をなす「企業力総合評価」は、SPLENDID21が創業時から独自に開発・運用してきた統合スコアです。22年前の創業以来、主に非上場企業を対象に、貸借対照表(BS)と損益計算書(PL)の手入力を通じて企業の健全性と成長力を数値化する「SPLENDID21システム」として展開し、これまでに累計15,000社以上の経営分析に活用されてきました。

こうした個社ごとの深い分析知見の蓄積に加え、企業事例検索が可能な『企業力Benchmarker』の公開により、活用範囲は一気に拡大。ナレッジの“蓄積”と“アクセス”という二つの軸がかけ合わさることで、サービスの提供価値は乗数的に高まりつつあります。

【会社概要】

社名:     株式会社SPLENDID21

本社所在地:大阪市中央区安土町ビル7階

代表取締役:山本 純子

事業内容:  経営コンサルティング事業、ソフトウェアの開発・販売・保守

設立: 2004年7月22日

HP:      https://sp-21.co.jp/

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会社概要

株式会社SPLENDID21

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URL
https://sp-21.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
大阪府大阪市中央区安土町1丁目6番19号 プロパレス安土町ビル7階
電話番号
06-6264-4626
代表者名
山本 純子
上場
未上場
資本金
-
設立
2004年07月