清流の国、日本最深部で歓待する美術を!清流の国文化探訪「南飛騨 Art Discovery」を開催
会期:2024年10月19日(土)~11月24日(日)
岐阜県では、10月19日(土)から11月24日(日)まで、自然、歴史、文化などの様々な地域資源を掘り起こし、アートの力によって地域の新しい価値を見出すアートプロジェクト「南飛騨 Art Discovery (みなみひだアートディスカバリー)」を、南飛騨健康増進センター(下呂市)一帯において開催します。
会場内にある施設や森の散策路では、約20組のアーティストによる地域の特徴を活かしたアート作品の展開やパフォーマンスイベントを実施するほか、会期中の毎週末には、岐阜の匠・健康・福祉・食をテーマとした体験型マルシェやワークショップ、セミナーが繰り広げられます。
なお、本イベントは、「清流の国ぎふ」文化祭(10月14日(月・祝)~11月24日(日))の事業の一つとして開催されます。
【 「南飛騨 Art Discovery」 開催概要 】
・ 会期:2024年10月19日(土)~11月24日(日)
・ 会場:南飛騨健康増進センター一帯(岐阜県下呂市萩原町四美 1557-3)
・ 作品鑑賞パスポート:
アート作品を鑑賞できるパスポート。パスポート提示で
市内観光施設や、パフォーマンスイベント料金割引など各種優待あり。
一般 1,300円(前売1,000円)、高校生 500円(前売400円)、中学生以下無料
※ 前売価格は10月18日(金)まで
・ 主催:南飛騨アートプロジェクト実行委員会
・ 実行委員会会長:古田肇(岐阜県知事)
山内登(下呂市長)
・ 総合ディレクター:北川フラム(アートディレクター)
・ アドバイザー:弓指寛治(アーティスト)
・ 主要開催プログラム:
- 約20組のアーティストによる現代アートとパフォーミングアーツ
- 岐阜の匠・健康・福祉・食をテーマとした体験型マルシェ
- 岐阜の文化を学ぶセミナー
詳細については公式ホームページを参照ください
https://minamihida-art-discovery.pref.gifu.lg.jp/
ー「清流の国ぎふ」文化祭2024 とは ー
岐阜県では、「清流の国ぎふ」文化祭2024を、10月14日(月・祝)から11月24日(日)までの42日間、県内全42市町村で開催します。キャッチフレーズは、「ともに・つなぐ・みらいへ ~ 清流文化の創造 ~」。 文化芸術活動を通して、清流がもたらした自然、歴史、伝統、技、文化など、岐阜県の魅力を発信します。また、年齢、性差、障がいの有無などにかかわらず誰もが参加できる新たな交流によって人と人とのつながりや生きがいを生み、新しい未来の創造につなげていきます。
マスコットキャラクターミナモ
(「清流の国ぎふ」マスコットキャラクター)
・ 正式名称:第39回全国国民文化祭/第24回障害者芸術・文化祭
・ 統一名称:「清流の国ぎふ」文化祭2024
・ 会 期:10月14日(月・祝)~11 月24 日(日) 42日間
・ 開催会場:岐阜県内全42市町村の各会場
・ 事業数:333
・ キャッチフレーズ:ともに・つなぐ・みらいへ ~ 清流文化の創造 ~
・ 応援大使(敬称略):竹下景子(俳優)、紺野美沙子(俳優) 、伊藤英明(俳優) 、大前光市(義足のダンサー) ・ 公式ホームページ:https://gifu-bunkasai2024.pref.gifu.lg.jp/koku-shou-bunsai/
◆ 約20組のアーティストによる現代アートとパフォーマンスイベント
約20組のアーティストが、豊かな自然を舞台に、地域を題材にした作品を展開し、歌や踊り等のパフォーマンスイベントを実施します。
◇ 主要アーティスト紹介
遠藤利克 (えんどう としかつ)
1950年岐阜県高山市生まれ/埼玉県在住。
1970年代より焼成した木、水、土、金属などを用い、〈円環〉、〈空洞性〉等を造形の核とする作品を発表。
人間の根源を追求した物質感あるダイナミックな彫刻作品により、国内外で高く評価されている
平野真美 (ひらの まみ)
1989年岐阜県岐阜市出身・在住。
愛犬の遺骨の形を再現した作品や、架空の生物ユニコーンを実在の動物のように樹脂で
骨、筋肉、内臓を精巧に成形し、生命維持装置につなぐ作品を制作。私たちが気付かぬうちに失った夢や
希望・幻想を蘇生させる。
山内亮二 (やまうち りょうじ)
1986年岐阜県下呂市生まれ/愛知県在住。
アジアの都市を巡りながら撮影活動を行ってきたが、近年は「変化し続ける地球環境に対して人々はど
こに向かうのか」をテーマに、20世紀の遺産を日本に残る建造物や都市と地方の在り方のなかに探し求める。
◇ パフォーマンスイベント
・巻上公一 + 鬼太鼓座 「ユーラシアの風」
喉歌「ホーメイ」や口琴などで世界的に活躍するボイスパフォーマー巻上公一と、世界各地で活動する和太鼓集団鬼太鼓座による、芸術祭のオープニングを飾るコンサート。
日時:10月19日(土)15時00分 開演
会場:皇樹の杜 ※全席自由(下呂市萩原町四美1653番地)
出演:巻上公一、鬼太鼓座(おんでこざ)、ほか
チケット料金:一般 前売2,500円、当日3,000円(パスポート提示で2,800円)、小中高生 1,000円
田中泯 「踊って円空」
1974年独自の舞踊活動を開始し、85年に山梨の山村に移住、農業を礎とした活動を継続。国内外でのダンス公演は現在までに3000回を超える田中泯。一方、1632年に美濃国(現・岐阜県)に生まれ、諸国を行脚しながら寺も仏像もないような小さな村々を訪れては
その土地で手に入る木を使って仏像を彫り、一説に生涯12万体の仏像を彫ったと推定される円空。そんな円空を彷彿とさせる芸術家に与えられる「円空賞」を受賞した経験をもつ田中泯が、南飛騨の
自然を舞台に円空を舞う。
日時: 10月26日(土)・27日(日)14:00開演
会場:南飛騨健康増進センター 屋外(詳細は公式サイト参照)
出演:踊り=田中泯 音=石原淋
チケット料金:前売 3,500円 当日4,000円(パスポート提示で3,800円)、小中高生:1,500円 ※全席自由
contact Gonzo 「コンタクト・ゴンゾによる射出式土器生成の実験と実践」
人と人との接触、肉体の衝突に着目し格闘技やスポーツを想起させる即興的パフォーマンスを行うcontact Gonzo。ときに、パフォーマンスの最中にゴムでフルーツ等を飛ばしてきた経験を
持つ彼らが、今回ワークショップ型のパフォーマンスを行う。
日時:11月10日(日)11:00開始
会場:南飛騨健康増進センター 屋外(詳細は公式サイト参照)
出演:contact Gonzo
料金:参加費 500円(観覧無料)
EBUNE×あぐり
①「山の民による野焼きワークショップ」
②「山の民が降りてくる! パフォーマンスライブ」
縄文時代の山の民に扮した作家とともに「八百比丘尼=やまんば」をテーマに美濃の土を使って小作品をつくり野焼きを行うワークショップと、独自の文化を築き、自然・文明とともに生きてきた山の民が舞い、歌い、音を奏で、儀式を行うパフォーマンスライブを実施する。
日時:11月4日(月・振)①11時00分 ②14時00分
会場:①南飛騨健康増進センター内 屋外(詳細は公式サイト参照)②皇樹の社
料金:作品鑑賞パスポート提示で無料(予約不要)
◆ アートとマルシェが共存する、岐阜の匠・健康・福祉・食をテーマとした販売体験型マルシェ
岐阜の匠・健康・福祉・食をテーマとした体験型マルシェやワークショップを開催します。
以下をはじめ、岐阜県ならではの技と特産物が数多く出展します。
※ 各出展日、ワークショップ参加方法については、ホームページ等でご確認ください
家具々鹿々 <飛騨の匠>
飛騨の家具職人によるリメイク古家具の販売と古材ワークショップ
古家具の再生(リメイク・リペア・レスキュー)をする家具職人が、
飛騨箪笥を解体し古材からブローチを作るワークショップや、
リメイクした古家具を販売します。
紙々是好日 松尾友紀(美濃和紙) <飛騨の匠>
日本最古の紙「美濃和紙」での薔薇作りと色彩のワークショップ
1300年以上の歴史をもち、こうぞやみつまた等の原料で作る日本三大和紙。虹色和紙での薔薇作り、伊勢型紙によるグリーディングカード制作ワークショップと和紙製品を販売します。
郡上木履 <飛騨の匠>
日本三大民謡踊りのひとつである郡上おどり「踊り下駄」WS
城下町郡上八幡で400年にわたり続く日本三大民謡踊りのひとつである郡上おどりを支える「踊り下駄」。国産檜で継ぎ目のない一体型形式を用い、様々な柄の鼻緒を付けて制作するオリジナル下駄づくりを体験できます。
atataka <食>
カラダにいい材料にこだわったシフォンケーキとお菓子教室
カラダにいい材料にこだわったお菓子の販売とお菓子教室。飛騨ほうれん草を使用した緑鮮やかなマーブル模様のシフォンケーキや薬草や花を使用したクッキー缶、益田清風高等学校とコラボしたシフォンケーキを販売します。
下呂っち <食>
下呂市ブランド豚「なっとく豚」を使用したフランクフルトの販売
飼料に納豆の粉末と米を食べる納豆喰豚「なっとく豚」としてブランド化。肉汁たっぷりのフランクフルトや各種フードを販売します。
たんぽぽファーム <健康・福祉>
農業で自立、有機野菜と肉厚の菌床椎茸を販売
下呂市南東部竹原地区御厩野の標高700mの山間地にある就労継続支援B型事業所。栽培した有機野菜と肉厚の菌床椎茸を販売します。
◆ 岐阜の文化を学ぶセミナー
土地に根差した学びを通して、岐阜の文化を学ぶセミナーを実施します。
日時:各セミナーにより異なります
会場:南飛騨健康学習センター内
料金:各講座500円(作品鑑賞パスポート提示で無料) ※事前予約が必要です
・杉原千畝の現代的意味 講師:オーレリウス・ジーカス(駐日リトアニア大使) ,金子政則(八百津町長)
10月26日(土)11:00~12:00
杉原千畝の現代的意味 講師:オーレリウス・ジーカス(駐日リトアニア大使) 、金子政則(八百津町長)
岐阜県出身で、第二次世界大戦中にリトアニアの旧在カウナス日本領事館でユダヤ系避難民に「命のビザ」
を発給した外交官・杉原千畝。カウナス生まれで2022年からリトアニア共和国駐日大使を務めるオーレリウス・ジーカス氏と、杉原千畝の生誕の地、岐阜県八百津町の金子政則町長を招き、「東洋のシンドラー」とも呼ばれる杉原千畝の現代における意味を考える。
・「森と旅の文化」 講師:皆川 明(minä perhonenデザイナー)
11月15日(金)14:30~15:30
1995年にファッションブランド「ミナ(minä)」(現「ミナ・ペルホネンminä perhonen」)を設立。ブランド名は、北欧への旅を重ねる中で、そのライフスタイルやカルチャーに共鳴するフィンランドの言葉から名づけられた。北欧地域には日常的に森を楽しむ文化があるが、県土の8割が森林を占める岐阜県において、北欧における「森と旅の文化」を語る。
・「持続的未来を支える環境への感性、とりわけゲニウス・ロキについて」 講師:涌井史郎(岐阜県立森林文化アカデミー学長)
11月17日(日)14:30~15:30
造園家・ランドスケープアーキテクトとして「景観十年、風景百年、風土千年」を唱え、人と自然の空間的共存をテーマに多くの作品や計画に携わる。地球環境が限界となり、日常のライフスタイルを見直す時期に来ている今、自然そして土地と人との関係の重積(地霊)との繋がりを体感できる感性を取り戻すことが必要で、その術をアートの手法と重ねて考える。
・岐阜のまちづくり 講師:西村幸夫(國學院大學教授)
11月23日(土)14:30~15:30
西村幸夫氏は、國學院大學観光まちづくり学部長、東京大学名誉教授を務め、都市計画、都市保全計画、都市景観計画などが専門。
古くから地域住民の景観意識で情緒ある町並みが形成されてきた飛騨古川の町並みやまちづくりについて40年以上にわたって調査研究しており、施設の建設や瀬戸川沿いの整備などに携わっている。氏のこれまでの取り組みを学び、岐阜、さらには全国のまちづくりについて考える。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像