“外国人の生活インフラを再定義する”—Dwilar、シードラウンドで 約1億円 を調達

42 か国と連携する越境与信プラットフォームを軸に、不動産AIエージェントの正式ローンチへ加速

Dwilar, inc.

外国人向け与信判定AI SaaS「Dwilar AI」を開発・提供する 株式会社Dwilar(所在地:米国カリフォルニア州、代表取締役CEO:中村 嘉孝、以下「Dwilar」)は、既存株主のEast ventures、Z venture capital、新規投資家の9 capital、エンジェル投資家 複数名を引受先とする将来株式取得権付き出資契約 (SAFE) および金融機関からの融資枠を含め、総額約1億円の資金調達を実施しました。

資金調達の目的と背景

Dwilarは、42 か国の与信情報機関および主要オープンバンキングAPIと連携し、外国人が母国の信用情 報を活用して入居審査や金融サービスを受けられる越境与信プラットフォームを提供しています。2025 年2月のサービスリリースから約4ヵ月で、不動産仲介業のお客様を中心に日米12社にご導入頂けるサービスに成長しました。業績としてもProjected ARRはローンチからMoM成長率300%越えを維持し1.2億円を達成し、順調に推移しています。

上記の通り、 現行の「Dwilar AI」は外国人向けの「与信判定プロセス」の最適化・生産性向上を目指す サービスとして、受け入れられるサービスへと成長をしております。

外国人の与信情報は国内の与信情報機関では収集されず、調査依頼を行っても白紙回答を受けてしまう という特性上、まず「お客様を知って頂くこと」が重要であるとの考えから、「与信判定プロセス」での 最適化を目指して既存事業を提供して参りました。 今後は、「与信判定プ ロセス」に閉じず、「お客様の不動産の選定プロセス」や「契約に関わる事務作業の効率化」を含めた、移住や他国での拠点購入を取り巻く様々な領域を包括的に自動・最適化するAI Agent サービスの開発を進めて行きます。

我々のAI Agentは不動産ポータルサイトや提携先ウェブサイトから物件情報を取得しお客様の物件選定をお手伝いすると共に、平行して音声ガイダンスと共に与信情報を含む様々な必要情報を収集、不動産エージェントの皆様のお手元に面談申し込みが届く前に、必要なすべての情報をご準備致します。またその際に、銀行口座開設やその他のお手続き・申し込みが必要となるお客様については、事前にその状況を把握し、パートナー企業を通じて平行して ご対応を進めると共に、進捗をご報告していくことが可能になります。

<不動産AI Agent デモ動画>

Dwilar が各領域に於いて業務効率化を超えて意思決定の基盤となるサービスになっていくことで、不動産会社様はその分の業務時間を「お客様と向き合うための創造的な時間」に充てるこ とが出来ます。 様々な業務がAIによって自動化される現代社会ですが、今後、より一層価値が高まっていくと信じてい るものは「人と人との心を交わした繋がり(=お客様との関係性)」 です。特に見知らぬ土地で、時に不要な理不尽に見舞われながら生活をする外国人にとって、 移住先での人との繋がりや支えは何ものにも代えがたく、単純な便利さを超えた価値がそこにあると信じています。 我々は、不動産ビジネスの更なる発展を通してこの国の経済成長と、ステークホルダーの幸福の最大化を目指して更なる邁進をして参ります。今回調達した資金は、 そんな理想の実現のため、AI Agent開発への投資、既存事業の拡張、より強力な人員体制の強化に充てて参ります。

本ラウンドの引き受け先からのコメント

Z Venture Capital パートナー 湯田将紀

中村さんの強い思いと圧倒的な行動力には、日々驚かされています。年初の何気ない会話の中での一言をヒントに、事業を一気に前進させる姿を目の当たりにし、迷わず追加投資を決めま した。「与信」は単なる金融機能ではなく、人々の人生の選択肢を広げるインフラであり、社会に大きなインパクトをもたらす取り組みだと考えています。通信・決済・IDなど、多様な生活インフラを展開するLYグループとの接点も視野に入れながら、より良い未来をともに創っていきたいと思います。

9Capital 代表パートナー 竹山将志

中村さん自身の原体験を通じて、同じ苦しみを他の人に味合わせたくないという想いから生み出されたプロダクトが素晴らしいことはもちんのこと、最初に会った日から、9Cアクセラ期間中、現在に至るまで常に変わらない貪欲なまでの成長意欲と圧倒的な行動量に世界を変えるポテンシャルを感じています。また、最初からグローバルを主戦場として、「Eliminate financial disparities and create a borderless global society」というビジョン達成にチャレンジする姿勢は私たちの志とも重なる部分が多くとても共感しています。株主として、志を共にする仲間として、世界を変えるチャレンジをご一緒していきたいと思います。

弊社代表のコメント

Dwilar, Inc 代表取締役 中村嘉孝

いつもDwilar AI をご利用頂いております皆様、各種サポートをいただいている株主様、金融機関を初めとするステークホルダーの皆様、いつもありがとうございます。 本サービスは、日本で生まれ育って、その後に米国へと移住した「外国人」としての自分が経験した様々な困難を元に、外国人を取り巻く与信の世界を変革したいと開発したサービスです。煩雑な作業や情報の取得はAIに、人と人との関係構築にもっと時間を使えるように、より便利で心豊かな社会の実現と更なる事業成長に向けて邁進して参ります。

Dwilar について

外国人向け与信判定AI SaaSを日米で展開。42ヶ国の与信情報機関・オープンバンキングシス テムとの 連携により、外国人の母国での与信情報を活用した審査を可能にし、外国人の移住先 での生活基盤構築 をサポート。AI Agent機能を活用した、煩雑なプロセスの自動化が強み。

会社概要 会社名; Dwilar, Inc.

設立: 2024 年 2 月

代表者:中村 嘉孝

所在地:214 Homer Ave, Pali Alto, CA 94301 アメリカ合衆国

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会社概要

Dwilar, inc.

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URL
https://www.dwilar.tech/
業種
金融・保険業
本社所在地
2299 Piedmont Ave, Berkeley, CA
電話番号
-
代表者名
中村嘉孝
上場
未上場
資本金
-
設立
2024年02月