「北野エース」店舗の個性を伸ばすため、基幹システム「CHAINS Z」を導入
データの可視化・店舗業務の効率化で、売り場づくりや接客に注力できる環境を実現

流通業向け業務システムを提供する株式会社テスク(本社:愛知県名古屋市)は、全国に111店舗を展開する、食料品専門店「北野エース」を運営する株式会社エース(東京本部:東京都江東区、関西本部:兵庫県尼崎市)に、小売業向け基幹システム「CHAINS Z」を提供しました。
1. 基幹システム刷新の背景
株式会社エースは、スーパーマーケットが進出しづらいニッチ市場をターゲットに事業を展開し、全国で100店舗を超えるまでに成長されました。成長に伴い、従来の運用に限界を感じたことから、変革と業務効率化を推進する方針を決定。
各店舗に裁量を持たせた個性重視の運営を強みとする一方で、全社的な意見集約が難しく、前回のシステム刷新では十分な効果が得られませんでした。
今回は、プロジェクト体制を見直し、現場の裁量とスピード感を維持しながら、業務の標準化と見える化を両立できる基幹システムとして、テスクの「CHAINS Z」を採用いただきました。
2. 導入の成果 ~ 株式会社エース様よりいただいたご意見
「データを可視化し、お客様のニーズに対応」
単品管理で全店舗を数字で管理できるようになり、データに基づいた各店舗の売上、商品の売れ筋、比較情報を確認し、適正な仕入れが可能になりました。感覚に頼りがちだった品揃えや改廃の業務が、客観的なデータに基づいて、よりお客様のニーズに合わせて対応できるようになりました。
「店舗業務の効率化で、売り場づくりや接客に注力」
店舗では非効率な事務作業を削減し、売り場づくりや接客などに注力できる仕組みを作ることができました。これまで煩雑だった改廃棚札発行も、マスタ変更情報や棚割情報から自店舗に必要な棚札が自動で出力されます。また、今回導入したEOB(タブレット)も棚割順に並んで表示されるため、売り場とバックヤードを往復せずとも売上・仕入などの実績データを参照しながら、効率的で正確な発注が行えるようになりました。
「自動発注により、さらに業務効率化」
「自動発注」を導入した店舗では、発注作業の工数が削減できた実感を得ています。EOB上に自動発注数が表示され、その確認作業で終えることができています。また、発注点は平均的な売れ筋に応じて発注数を変更されるため、お客様にとって品揃えを最適な在庫量で維持できています。
3. 小売業向け基幹システム「CHAINS Z」について
中堅規模のスーパーマーケット、ホームセンター、ドラッグストアなど、量販型小売業様の経営・業務を支援するクラウド型の基幹MDシステムです。
1988年の初版リリース以来、これまでに累計400社以上の小売業様への導入を支援し、長年の実績とともに、業界のニーズに応じてパッケージの機能強化を継続してきました。

商品マスタ管理や特売機能、発注・仕入・買掛・実績管理といった基本機能に加え、自動発注・自動売価変更、電子取引データの保管といった本部機能、タブレットや無線ハンディと連携した店舗ソリューション、分析・帳票ソリューション、流通BMS・EDI、商談・リベート管理システムといったEDI・SCMソリューションまで、幅広い領域を網羅的にご提案可能です。
4. 会社概要
会社名: 株式会社テスク
所在地: 愛知県名古屋市中区栄1丁目18-9
URL: https://www.kktisc.co.jp/
事業内容: 流通業向け基幹システム・業務支援ソリューションの開発・提供
5. 本件に関するお問い合わせ先
株式会社テスク 営業部
TEL:052-222-1000
Email:tisc_mrkt@kktisc.co.jp
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