「医療機器の共同利用、画診共同」を推進するクラウドインフラサービス。シンプルな画像共有と迅速・高品質な遠隔画像診断で、クリニックの診断力向上を支援します。

CDやフィルム、紙ベースの煩雑な作業から解放。セキュアなオンライン画像共有とリアルタイムチャットで、医療機関のコミュニケーションを劇的に効率化。

株式会社ワイズ・リーディング(本社:熊本県、代表取締役兼CEO:中山善晴、以下 ワイズ・リーディング)は、主力クラウドサービス「Y's REPORT CLOUD」に、医療機器の共同利用インフラと高品質な遠隔画像診断をシームレスに連携させる新しいオプション機能を2025年6月1日より提供開始することを発表いたします。本オプションは、日々の診療で高度な画像診断を必要とされるクリニックの先生方、そして医療機器の有効活用と地域医療連携の強化を目指す検査機関の皆様双方のニーズに応え、より質の高い効率的な医療連携を実現します。

医療現場が抱える課題を解決し、地域医療の質向上に貢献

日本の医療現場では、依然として放射線科医不足や高度医療機器導入の経済的負担、そして医療DX推進の必要性が課題となっています。ワイズ・リーディングは、これらの課題解決に貢献すべく、既存の「Y's REPORT CLOUD」の利便性をさらに高める新オプションを開発いたしました。この新オプションにより、検査後のDICOM画像の安全な共有、約130名規模の専門医ネットワークによる質の高い遠隔画像診断、そして診断レポートの迅速な提供に至るまで、一連のワークフローが「Y's REPORT CLOUD」上でシームレスに完結します。これにより、従来の物理媒体(CDなど)の授受やFAXなどの連絡といった煩雑な手作業をなくし、医療機関の皆様の貴重な時間と資源の最適化を支援します。

現在、全国で300施設を超える医療機関にご導入いただいており、そのうちクラウドサービスを活用している施設は102施設(2025年5月時点)にのぼります。これは、多くの医療機関からの信頼と、クラウドを活用した効率的な医療体制への期待の高さを示しています。

「Y's REPORT CLOUD」および本新オプションは、堅牢なセキュリティ対策のもと、個人情報保護法をはじめとする日本の厳格な規制およびデータプライバシー基準を遵守し、医療情報の安全な取り扱いを最優先事項としています。


「Y's REPORT CLOUD」新オプションが提供する主な価値:

■依頼元施設(クリニックの先生方へ):

  • 高額な医療機器を持たずとも、患者様へ高度な画像診断サービスを提供可能になります。

  • 専門医確保や院内読影体制構築の課題を解決し、診断の質とスピード向上に貢献します。

  • 「Y's REPORT CLOUD」を通じたオンライン完結のワークフローで業務効率が大幅に向上。提携検査機関で撮影され「Y's REPORT CLOUD」にアップロードされた検査画像も、CD-ROMなどの物理媒体を介することなく、クラウドから直接ダウンロードできます。

■検査施設(医療機関の皆様へ):

  • 保有するMRIやCTなどの医療機器の稼働率を高め、経営基盤強化に繋がります。

  • 近隣クリニックからの検査依頼増加を促進し、地域における画像診断拠点としての役割強化に貢献します。

  • 紹介受付や画像アップロードなどの関連業務をオンライン化し、負担を軽減。また、検査画像をCD-ROMに書き出して患者様にお渡しする作業が不要になるため、患者様をお待たせする時間を短縮し、スタッフの業務負担も軽減します。

■施設間のリアルタイム連携を加速するチャット機能:

  • 検査に関する問い合わせや細かな情報共有、読影医への臨床情報の提供などを、Y's REPORT CLOUD上のセキュアなチャット機能を通じてリアルタイムに行えます。電話の取り次ぎやFAXの送受信といった手間を削減し、迅速かつ確実なコミュニケーションを実現することで、診断の精度向上や業務効率の大幅な改善に貢献します。

■患者様への貢献:

  • 専門医による迅速かつ質の高い診断を通じて、より早期の的確な治療開始をサポート。

  • 質の高い医療へのアクセス改善、特に専門医が不足する地域において貢献。

■サービスの流れ(6ステップで完結)

  1. 依頼元から検査機関へ予約

  2. 検査機関が検査を実施、画像データをアップロード

  3. 読影医が遠隔で読影、画像診断レポートを作成

  4. 検査依頼元がクラウドから画像診断レポートを閲覧・ダウンロード。「Y's REPORT CLOUD」に搭載された専用ビューアで、検査画像もオンラインで閲覧可能です。

  5. 結果説明、保険請求、業務完結、各種費用を清算

    ※読影依頼を行わず、検査インフラのみのサービス提供も可能です。詳しくはお問合せください。

■対象となる医療機関・検査施設

MRI/CTを保有せず、他施設との連携で検査を行いたいクリニック

検査装置はあるが、読影体制や効率化に課題を抱える検査機関

医療機器共同利用、画診共同をしたい医療機関

本サービスの詳しい仕組みや対応体制については、下記NEWS記事をご覧ください。

        

  ご質問やご相談がございましたら、以下よりお気軽にお問い合わせください。

医療機器の共同利用で地域医療格差解消へ、オンライン検査依頼システムが新たな可能性を創り出す

代表取締役兼CEO 中山善晴         放射線診断専門医 医学博士         熊本大学医学部 臨床教授

放射線診断専門医が考案:

私たちワイズ・リーディングは、これまで画像診断の品質向上と効率化を追求してまいりました。この度リリースする『地域連携ソリューション』は、医療機関・検査機関・読影医を統合プラットフォームで結び、地域医療格差の根本的解決を目指すサービスです。

高精度な画像診断が、地理的制約や専門医不足に関係なく提供できる環境は、患者安全の確保において不可欠です。私たちは今後も現場の医療従事者との対話を重ね、誰もが安心して質の高い医療を受けられる社会基盤の構築に貢献してまいります。

システム開発担当者のコメント

ヘルステック&ITソリューション事業 システム開発マネージャー菅原学

地域の医療機関が機器や人材を効率よく共有できるよう、誰でも使いやすい連携インフラを整備しました。
検査機関と依頼元のやり取りをシンプルにし、導入しやすく、続けやすい仕組みを目指しています。
今後も現場の声を反映しながら、安心して使える医療インフラとして進化させていきます。


株式会社ワイズ・リーディングについて

「一歩先の地域医療と社会の健全な明日を拓く」

ワイズ・リーディングは、放射線診断の専門家として長年、医療画像と向き合い、病変の兆候を的確に捉えるプロフェッショナルとして活動してまいりました。医療現場には、表面的な事象の裏に様々な課題が潜んでいます。私たちは、その背景にある本質的な課題解決を目指し、人が気づきにくい問題にも光を当て、アイデアと知恵と工夫で誰もが質の高い医療にアクセスできる社会の実現に貢献します。豊かな心で一歩先の未来を希望へつなげ、人々の健康と社会の健全を支え、地域の医療と社会を切り拓くエキスパートとして成長してまいります。

ワイズ・リーディングは、「Y's REPORT CLOUD」の機能強化を通じて、医療資源の最適化、地域医療連携の強化、そして医療DXの推進に貢献し、日本のヘルスケア全体の質の向上に努めてまいります。

【ワイズ・リーディング幹となる二つの事業について 】

▼ヘルステック&ITソリューション事業

https://www.ysreading.co.jp/business/health-tech-it-solution

▼遠隔画像診断事業

https://www.ysreading.co.jp/business/tel

会社概要

会社名   株式会社ワイズ・リーディング

所在地   本社
      〒860-0085
      熊本県熊本市北区高平3-43-11 5F〈Google Maps 

代表取締役 中山 善晴

事業内容  遠隔画像診断事業・ヘルステック&ITソリューション事業

      シェアオフィス/コワーキング事業

      画像診断塾・みらいクラブ運営

設立    2007年7月

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ビジネスカテゴリ
医療・病院ネットサービス
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会社概要

URL
-
業種
医療・福祉
本社所在地
熊本県熊本市北区高平3丁目43-11 本社ビル5階
電話番号
096-342-7878
代表者名
中山善晴
上場
未上場
資本金
-
設立
2007年07月