【最新gpt-ossに対応】Ippu Senkin、ローカルLLMの導入支援サービスを強化
ハードウェア(GPU)の導入から運用支援まで一気通貫でサポート
株式会社Ippu Senkin(本社:東京都中央区、代表取締役CEO:鈴木秀弥)は、「gpt-oss」をはじめとするローカルLLMのオンプレミス環境導入支援サービスを強化することを発表いたします。導入計画策定から本番稼働、運用支援まで、ハードウェア選定を含む包括的なサポートを提供し、豊富な実績に基づく専門知見により、機密情報を外部に出すことなくセキュアな生成AI活用を実現します。
背景:gpt-ossの登場で迎えるオープンソース生成AI市場の転換点
金融機関をはじめとする機密性の高い情報を扱う企業では、「クラウドベースのAIサービスに社内情報を入力・送信できない」というセキュリティ上の制約が存在し、AI活用が限定されるケースが多く見られます。こうした課題を背景に、オンプレミス環境でのセキュアなAI活用ニーズが急速に高まっています。
2025年8月5日、OpenAI社が初のオープンウェイト言語モデルの「gpt-oss」シリーズをリリースしました。「gpt-oss-120b」は、OpenAI o4-mini相当の性能を持ちながら、80GB GPU1枚での動作を可能とし、企業のオンプレミス環境での高性能AI活用に新たな可能性をもたらしています。

出典:OpenAI「gpt-oss-120b & gpt-oss-20b Model Card」(https://cdn.openai.com/pdf/419b6906-9da6-406c-a19d-1bb078ac7637/oai_gpt-oss_model_card.pdf)
gpt-oss-120bは、各種ベンチマークで高いスコアを記録しており、数学問題解決(AIME)で97.9%、一般知識(MMLU)で90.0%、専門レベル質問(HLE)で19.0%など、OpenAI o4-mini相当の優れた推論精度を実現しています。加えて処理速度についても業界で高く評価されており、当社の検証においても従前の他の100Bクラスのオープンソースモデルと比較して約2倍の高速処理を確認済みです。精度・速度の両面において大きなポテンシャルを有するオープンウェイト言語モデルと言えます。
当社の専門性と実績
金融機関をはじめとする大手企業への豊富なハードウェア(GPU)およびローカルLLMの導入支援実績を有しています。また代表取締役CEOの鈴木秀弥はFDUA(金融データ活用推進協会)にて金融機関向けの生成AIガイドラインを執筆するなど、金融機関における安全な生成AI活用を推進してきております。
また、gpt-oss利用に最適なNVIDIA製GPUを自社で保有し、ご希望の企業様への速やかな納品が可能です。また、AIソリューションの開発から本番運用・効果検証はもちろん、継続的なAIモデルのアップデート支援も提供しており、お客様が常に最新の高性能モデルを利用できる環境を構築します。導入計画策定から本番稼働、運用支援まで一気通貫でサポートできる総合力が当社の強みです。
ローカルLLM導入支援サービスの概要


当社では、企業の具体的なユースケースに応じた業務特化型AIアプリケーションを提供しています。主要なソリューションは下表の通りです。各ソリューションの詳細については、当社ソリューションページをご参照ください。

ソリューション名 |
概要 |
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議事Navigator |
会議の議事録作成に加え、過去会議についての問い合わせやネクストアクション提案等の包括的会議支援ソリューション |
社内問い合わせ対応AI |
RAGチャットボット等、既存ナレッジベースを活用した社内問い合わせ対応システム |
文書作成支援AIエージェント |
各種業務文書の自動生成・作成支援エージェント |
与信・査定AIエージェント |
データ分析に基づく与信審査・査定業務の支援エージェント |
マーケティング支援AI |
顧客分析・マッチング等のマーケティング最適化支援ソリューション |
FAQ・マニュアル自動生成AI |
社内向けFAQ・マニュアルの自動作成・更新システム |
当社のローカルLLM導入支援サービスは、以下の特長を有しています。導入計画策定から本番稼働、運用支援まで、ハードウェア選定を含む包括的なサポートの提供が可能です。
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gpt-oss対応:OpenAI最新オープンウェイト言語モデルgpt-oss-120bをはじめ、各種オープンソースモデルに対応
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ハードウェア最適化:最新技術動向に基づく最適なハードウェア構成の選定・構築支援
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セキュア運用:完全オフライン環境での高性能AI運用環境の構築
代表者コメント
代表取締役CEO 鈴木秀弥
「OpenAI社によるオープンウェイト言語モデルのリリースは、企業のAI活用において大きな転換点となります。これまで『社内データを外部に出せない』という理由でAI活用を諦めていた企業様にとって、高性能なオンプレミスAI活用の選択肢が広がったことは非常に意義深いものです。
当社の強みは、単なる技術提供ではなく、ハードウェアの選定から運用支援までを一気通貫でサポートできる体制にあります。今後もお客様の本質的な企業価値向上を実現してまいります。」
今後の展開
当社では、gpt-ossシリーズをはじめとする最新オープンソースモデルへの対応を継続的に拡充し、金融業界で培った知見を他業界へ横展開することで、セキュアなAI活用のデファクトスタンダード確立を目指してまいります。
株式会社Ippu Senkinについて
株式会社Ippu Senkinは、クライアント企業のビジネス効率や収益向上を目指し、AIアプリケーション開発およびAI活用支援コンサルティング事業を提供しています。特に、生成AIを用いた高度な業務プロセスの支援や、AI・データ戦略の策定、さらには内製化を含む人材育成まで、包括的なサービスを通じて支援します。
会社名:株式会社Ippu Senkin
設立日:2024年5⽉1⽇
代表者:代表取締役 CEO 鈴木 秀弥
所在地:東京都中央区銀座一丁目22番11号銀座大竹ビジデンス 2F
URL:https://ippu-senkin.com/
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