NUKEM、FREMES EcoProbeの製品実証会を3月25日に開催

AI技術でバルク材分析の未来を切り開く、次世代環境修復ソリューションを披露

株式会社ムロオシステムズ（以下、Muroosystems）は、100％子会社であるドイツ法人Nukem Technologies Engineering Services GmbH（以下、NUKEM）が2025年3月25日にドイツのカールシュタイン・アム・マイン拠点で開催する「FREMES EcoProbe」の製品実証会を発表いたします。このイベントは、グループ全体の技術力を結集した革新的な環境修復ソリューションを披露するもので、原子力産業および環境技術分野におけるMuroosystemsとNUKEMのシナジーを世界に示す重要な機会となります。

実証会の詳細なプログラムは以下の通りです：

• 歓迎とイントロダクション：NUKEMおよびMuroosystemsチームによる開会挨拶

• FREMESシステムの理論的概要：技術的基盤と開発背景の解説

• 炭化水素検出のためのAIベース光学センサー：革新的検出技術の詳細紹介

• センサーとFREMESシステムの統合：実用化に向けた技術的アプローチ

• FREMES EcoProbeのライブデモンストレーション：実際の動作を公開

• Q&Aセッション：参加者との質疑応答

• 閉会とネットワーキングランチ：交流の場を提供

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本イベントは、NUKEMが欧州でのリーダーシップを維持しつつ、Muroosystemsのグローバルネットワークを活用してアジアや中東市場への展開を加速させるグループ戦略の一環です。FREMES EcoProbeのビジネス価値にご興味のある方は、2025年3月18日までに下記の連絡先までメールで参加をご確認ください。

参加申込先：

イヴォンヌ・アメンド（Yvonne Amend）

メールアドレス：[e-mail]

MuroosystemsとNUKEMは、皆様のご参加を心よりお待ちしております。

🔳環境修復技術の新たなスタンダード「FREMES EcoProbe」

FREMES（放射性廃材自動選別測定装置）は、バルク材の放射線特性評価を目的としたシステムです。大量の掘削土、コンクリートがれき、または塩グリットをバッチ方式でクラッシャーに投入し、材料の選別を行い、放射性特性評価のために連続的かつ制御された状態で流れるようにすることが可能です。処理された材料は、ガンマ線スペクトロメトリーやその他の放射線検出手法を用いて、放射能濃度や汚染レベルを評価します。

FREMES紹介動画

https://www.youtube.com/watch?v=klj6yOl1XZs

今回発表されるFREMES EcoProbeは、実績あるFREMES-BM10システムを基盤に進化した次世代測定システムです。AI強化光学センサーを搭載した完全自動化ベルトコンベアフリーのリリース測定装置は、バルク材料中の炭化水素汚染物質を高精度に検出し、100％の材料評価を実現することで、現場の完全クリアランスを保証します。大規模な産業環境修復プロジェクト向けに設計されており、他の汚染物質の検出にも訓練可能な柔軟性を備え、多様な用途に対応します。この技術は、NUKEMの原子力専門性とAI技術が融合した成果であり、持続可能な環境管理の未来を切り開きます。

🔳関係者コメント

NUKEMの代表、トーマス・ザイポルト氏は次のように述べています。「FREMES EcoProbeは、当社の技術革新の結晶であり、環境修復における新たなスタンダードを確立します。この実証会を通じて、Muroosystemsグループとしての総合力をパートナーや顧客に示し、安全かつ効率的なソリューションで原子力産業の未来に貢献できることを楽しみにしています。」

Muroosystemsの執行役員兼NUKEMのマネージングディレクター、二宮 暢昭はこう付け加えました。「NUKEMを100％子会社として迎えたことで、当社はITソリューションと原子力技術の融合を加速させています。FREMES EcoProbeは、アジア市場での環境技術ニーズに応えるだけでなく、再生可能エネルギー関連事業との連携も視野に入れた戦略的製品です。この実証会は、グループのグローバル展開をさらに推進する第一歩となるでしょう。」

🔳会社概要

NUKEM Technologies Engineering Services GmbHについて

NUKEMは、60年以上にわたり、放射性廃棄物・使用済み燃料管理、原子力施設の廃止措置の分野において、最先端の技術と高品質なソリューションを提供してきました。長年の経験を活かし、世界各国で原子力関連プロジェクトを支援し、安全かつ効率的な廃棄物管理の実現に努めています。Muroosystemsの100％子会社として、グループの技術力と国際的なネットワークを活用し、より安全で持続可能な放射性廃棄物管理の実現と原子力産業の発展に貢献しています。

• 本社所在地：Zeche Gustav 6, 63791 Karlstein am Main, Federal Republic of Germany

• 代表：Thomas Seipolt

• 設立：1960年

• URL： https://www.nukemtechnologies.de/

• 事業内容：放射性廃棄物と使用済み燃料の管理、原子力エンジニアリング及びコンサルティング事業

株式会社ムロオシステムズについて

株式会社ムロオシステムズは、2006年に設立された日本のIT企業で、分散型計算力センターを中心としたITソリューションを提供しています。特に再生可能エネルギーを基盤とした電力開発プロジェクトに注力し、環境技術の分野で成長を続けています。NUKEM Technologies Engineering Services GmbHの100％親会社として、原子力関連技術とIT技術の融合を推進し、グローバル市場での競争力を強化しています。

• 本社所在地：東京都中央区日本橋本町4-15-1 タカコービル4階

• 代表：潘　忠信

• 設立：2006年

• URL： https://group.muroosystems.com/

• 事業内容：ITソリューション、再生可能エネルギー関連プロジェクト

本件に関するお問い合わせ

NUKEM Technologies Engineering Services GmbH

イヴォンヌ・アメンド（Yvonne Amend）

メールアドレス：[e-mail]

株式会社ムロオシステムズ

社長室 広報担当

メールアドレス：[e-mail]