伝統文化未来共創Project、万博催事を通じ『能登復興支援』に貢献
伝統工芸品の販売益の一部を寄付に。また、特別企画『能登牛そぼろ膳』で支援の輪を広げ、被災地へ想いを届けました。
2025年6月3日(火)から6月8日(日)にかけて、「伝統文化未来共創Project」はEXPO2025大阪・関西万博にて日本47都道府県の伝統文化の魅力と精神性を世界と次世代へ届けることを目的とした特別催事を開催。
3会場で延べ約9万人の人々が来場、最大規模の文化催事となりました。
その中で、一つの特別企画として、『能登半島地震の復興を願う復興支援特別企画』が実施されました。
内容としては、全国の伝統工芸関係者や有志による「寄付付き商品の販売」、ならびに、能登の豊かな恵みを活かしたオリジナル企画の『能登牛そぼろ膳』の販売益の一部を被災地支援の寄付として想いを届け支援の輪を広げるものです。
オリジナル企画の「能登牛そぼろ弁当」は、日本の『お弁当文化』を世界に発信するべく大阪・関西万博に参画している兵庫県姫路市のまねき食品株式会社の共同企画として実現。これらの寄付金は、今秋、能登半島地震後、復興開催を目指す『奥能登国際芸術祭』に寄付することを予定しています。

まねき食品株式会社代表挨拶
この度は素晴らしい機会に本PJに参画させて頂き有難うございます。創業明治21年、姫路駅から始まり、食文化の一端を担って参りました。私たちは万博内レストランMANEKI でも輪島塗を使い能登の産業復興を応援しており万博から世界へ、日本の食の持つ可能性を能登への想いを込めてお届け出来たことは私たちの誇りです。これからも「BENTOを世界に」を合言葉に日本の食文化の伝統を守り抜きます。

オリジナル弁当協力企業:まねき食品株式会社
復興支援特製弁当「能登牛そぼろ膳」
―― 共にがんばろう!NOTO ――
万博会場で販売された「能登牛そぼろ膳」は、能登の豊かな恵みをふんだんに取り入れた復興支援金付きの特別なお弁当です。
“美しい能登、被災地の一日も早い復旧・復興を願って”という思いのもと、まねき食品株式会社(本社:兵庫県姫路市)が製造・提供を担当しました。
創業130年を超える歴史を持つまねき食品は、駅弁文化を代表する老舗企業として「幕の内弁当」や「えきそば」などの製造で知られています。今回はその技術と経験を活かし、地域食材と真心を詰め込んだ特別なお弁当を通じて、能登復興支援に貢献いただきました。
当プロジェクトでは、ヤマトグループ株式会社(石川県)との共同企画のもと、まねき食品による「能登牛そぼろ膳」が復興支援の象徴として来場者に提供され、大きな反響を呼びました。

なお、今回の復興支援特別企画には以下の伝統技術を現在に伝える下記の店舗も協力参画いただいており、お弁当同様、売上の一部を復興支援金として寄付する予定です。
寄付企画賛同・出店店舗一覧
-
松葉畳店(畳小物)
-
鈴木茂兵衛商店(提灯)
-
お茶染めWashizu(衣服・雑貨)
-
ぬり工房楽(輪島塗)
-
御菓子司 虎屋吉末(和菓子)
-
龍村光峯(錦織)
-
ハッピーリンク株式会社(久留米絣)




未来を志す“共創”の舞台から、伝統の力と共に届けられた支援の想いが、被災地の一日も早い復興の力となることを、心より願っております。
このたびの取り組みにご協力・ご賛同いただいたすべての皆様に、心より御礼申し上げます。
伝統文化未来共創Projectの概要
2025年大阪・関西万博を契機として発足した非営利の任意団体です。
私たちは、日本の伝統文化を『日本と世界の架け橋』とし、世界と日本、文化と経済、異なるジャンルや世代が一つに繋がる『共創の機会』を創出することを目的に活動しています。
本プロジェクトを通じ、日本全国そして世界各国の方々に日本の伝統文化の魅力を体験していただき、地域に根ざす伝統を次世代へ、そして未来へと継承してまいります。
EXPO2025メディア協力催事『伝統文化未来共創Project』運営体制概要
【主催】⽇本経済新聞社
【共催】伝統⽂化未来共創Project運営本部 (公式HP:https://www.j-culture-expo.com/)
【実⾏委員会】事務局:(⼀社)全⽇本伝統⽂化後継者育成⽀援協会
【催事事務局】
一般社団法人 全日本伝統文化後継者育成支援協会
所在地:〒107-0052 東京都港区赤坂8-13-19-406
公式HP:https://www.zenden.or.jp/
お問い合わせ先
伝統文化未来共創Project運営本部
メール:heir@j-culture-expo.com
事務局担当:岩根えり子
すべての画像