あらゆる検品台に設置可能でシステム連携不要な「シンプルDWS」を新発売
物流オペレーションの改善をミッションとする株式会社T5(本社:東京都世田谷区、代表取締役:大西弘基、以下「T5」)は、2026年1月下旬より、既存の検品台に設置するだけで商品の三辺寸法・重量計測および撮影ができる「シンプルDWS」を発売します。
近年、Bin to Person型自動倉庫など自動化設備の導入が進み、取扱商品の寸法・重量データの整備ニーズが高まっています。入荷品のマスタ情報不足を現場で補完することで、入荷~保管・格納の設計に活かすことが可能となります。入荷工程で寸法・重量データが揃った商品マスタを整えることは出荷オペレーションにおける梱包資材の最適化や配送コストの低減にもつながり倉庫内作業全体の効率化とコスト削減を実現します。
従来のDWSソリューションは作業台に設備が付属した形の高額な専用ラインとして設計されているものがほとんどでした。本製品は「3Dカメラ+重量計+PC+タブレット+(既存の)検品台」というシンプルな構成で、現場にとって必要十分な機能を低コストかつ迅速に導入することができます。

ハードウェアである3Dカメラ・重量計・PC・タブレットは推奨機種を準備しており安価な価格で一式のシステムとして導入可能。機種は限定していないシステムのため、既にお持ちの設備を利用した構築も可能です。
【想定オペレーション】
DCセンターにおいてピース単位で計測するオペレーションでの活用を想定。「今使っている」検品机に組み込み、検品フローの流れを崩さずに計測することを前提としています。「計測」という工程をつくらず、オペレーションへの負荷を極力なくした形で、安価に3辺・重量のデータを揃えることができます。また、撮影した商品画像を社内マスタ写真としてピッキング補助に使用するなど簡易的な“ささげ機能”としても活用できます。
※不得意な形状
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カメラの測定限度を超える、極端に薄いもの・小さいもの・大きいもの
⇒ 薄いものはカテゴリ一括の暫定値を入力することで運用可能 -
異形物

【「シンプルDWS」の特長】
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既存の机・検品台を流用でき、専用機材を一式で揃えずにスピーディに実装
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検品工程に計測を組み込み、DWS専用ラインの追加が不要
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最大20fpsの応答で、作業を止めずに最短1秒程度で寸法データ取得
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スタンドアローン運用。WMS連携不要、CSVでマスタの取込み・取り出しが可能
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商品コードが無い場合に備え、インストアコード発行に対応(※別途プリンタが必要)
株式会社T5
お問い合わせ先:株式会社T5(ティーファイブ)
代表:大西弘基
Email:info@t5-automation.jp
T5公式サイト:https://t5-automation.jp/
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